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文章を読むのが遅い私のネットを活用した情報収集術

2004/07/21 09:58
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プロフィール

umeda

シリコンバレーで経営コンサルティングを行なう傍ら、ベンチャーキャピタリストとしても活躍する梅田望夫さんが、IT業界の先を読むのに役立つ英文コンテンツを毎日紹介していきます。これを読めば、英語と業界動向を読む力が同時に身に付くはず(このブログの更新は2004年12月30日で終了しました)。
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[ゲスト] 川野俊充 Toshimitsu Kawano
7月20日(火)〜7月23日(金)までの間、梅田望夫さんの代わりに川野俊充さんがゲストブロガーとして再び登板します。前回の川野さんのゲストブログはこちらからご覧下さい。川野さんの経歴については川野さんが運営するAbacus::blogをご覧下さい。

私は文字を読むのが遅い。日本語だろうと英語だろうと、ひとの倍くらい時間がかかってしまうため、日々の情報収集をちゃんとやろうとすると、ずっとコンピュータに張り付いてしまう羽目になる。読む速度を上げるか、効率を上げないと、簡単に情報の洪水に溺れてしまう。今回はこんな私が毎日の情報収集の効率を少しでも上げようと、あれこれ試行錯誤をしている様子を読者の皆様にお伝えしようと思う。

RSSでBlogとニュースを

Blogは基本的にBloglinesにRSSフィードを登録し、気が向いたときにざーっと眼を通している。もともとはアプリケーション型のRSSリーダ/アグリゲータを使っていたが、手元に自分の端末が無いときも使えるのでオンラインサービスに移行した。Blogはなるべくパーソナルな内容のものを登録するようにして、友人や知り合いなどがいまどんなことに関心があるかを俯瞰できるようなリストになるようにしている。GREEmixiから送られて来る新着お知らせメールもこの目的にはお役立ちなので、ほぼ毎日眼を通しているし、IMのコンタクトリストのステータス一覧に時折眼をやるのもこれが目的だ。

ニュースは追いかけ始めると切りがないので、英語ではGoogle Newsの「Top Stories」とYahoo!の「Most Viewed」だけをチェックしている。Yahoo!はそれをRSSフィードとして出しているのでなかなか便利だ。また、特に気になるキーワードがある場合はGnews2RSSYahoo! News SearchにかけてそれをRSSリーダで読んでいる。気になる技術の名前やクライアントの会社名などを登録しておくと常に最新の関連ニュースにリーチができるので動向に遅れなくて済む。Yahoo! News Searchの検索結果をRSSで引き出すためのURLはここで作り方が紹介されている。

日本のニュースはいろいろと試してみた結果、結局2ちゃんねるの「ニュース速報+」と「ビジネスnews+」をチェックするのが日課になった。網羅的とは限らないが、自分に必要な内容はほぼここからすくえるし、なによりも、読んでいて楽しいのが決め手だ。ビューワーとしてはp2を自分のサーバーにインストールし、外出時もそれにアクセスして読んでいる。ざっとタイトルに眼を通して、気になったものだけ実際にスレッドの中身を読んで行くにはやはり専用のブラウザが快適だ。

株価はYahoo! Financeをハック

株価情報はやはり手っ取り早いという理由でYahoo! Financeに行き着いた。ただ、毎回ブラウザで行くのは面倒なので必要な株価チャートだけをGeekToolでデスクトップに貼付けて定期的に更新させている。必要な関連ニュースなどは大抵上記のソースから入手できるので、チャートだけあればとりあえず事足りる。たとえばAppleの株価チャートを見たい場合はこんなURLにティッカーの指定をする。

http://ichart.yahoo.com/t?s=AAPL

比較チャートを見たい場合はこんな感じで指定をする。

http://ichart.yahoo.com/z?s=NATI&t=3m&q=c&l=on&z=m&a=v&p=s&c=TER,KEI,A,%5EGSPC

最後のアイテムはS&P 500のインデックスで、NASDAQやDowにする場合はそれぞれ「%5EIXIC」「%5EDJI」とするといい。なお、GeekToolはMacOS X用のツールだが、Windowsにも似たようなツールがあるはずだ。私は残念ながら、日本株の株価チャートを取得する効率の良い方法を知らないが、きっと同様のAPIをどこかで見つける事ができるだろう。

さて、私はこれくらいをやると毎日の30分から1時間の情報収集タイムは時間切れとなる。返事が出来ていないメールも山ほどあるし、リアルライフでやらなくてはならないことも溜まる一方だからだ。それでも十分たくさんの情報は入って来るし、生活には困っていないのだが、こうしてネットにある情報をつまみ食いだけしているとだんだん気がつくのが自分が欲求不満になっているということ。美しい言葉で紡がれ、編集が行き届いた、絵として見栄えがいいコンテンツに対する欲求が時折ふつふつと湧いてくるのだ。

Zinioを使ってPC上で雑誌を読む

そんなときに開くのがZinioから購入している雑誌類だ。MIT Technology ReviewやBusiness 2.0などの雑誌を紙面そのまま画面上で読む事が出来る有料サービスだ。文字情報そのものは有料会員になればウェブからいくらでも読む事が出来るが、やはり紙面で構成されたコンテンツには、ブラウザのスクロールバーをだーっとやって流し読みするそれとは異なる、独特の魅力がある。もちろん、紙媒体の雑誌を購入してもいいのだが、それだと溜まりすぎて捨てるときにちょっと鬱になるし、いつでも持ち歩く訳にも行かない。電子化された紙面だとラップトップにいくらでもためておく事が出来るし、ちょっと気が向いたときになんでも引っ張りだせる利便性がある。大きめのスクリーンとそれなりのCPUパワーがあれば本物の雑誌をぱらぱらめくる感覚を味わう事が出来るので、実はかなり気に入っている。コンピュータのスクリーンは横長なので、雑誌を見開き表示すると、画面を効率よく使うため、内容がとてもすっきり眼に入って来る。「ウェブも見開き表示ができればいいのに」なんて感じるほどだ。購読料は紙媒体のそれの半額程度だし、発行日に即ダウンロードできるので、日本から外国の雑誌を定期購読している人には特に魅力があるのではないかと思う。Economist誌が無いのが惜しいが、ビジネスやIT関係はかなり品揃えが良くなって来ているので、今後が楽しみだ。

さて、文字を読むのも書くのも遅い私が情報の「いいとこどり」をする方法を模索する旅は今日も続きます。もしこれはという方法があれば、読者の皆さん、ぜひ教えてください。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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