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「ムーアの法則」と「ジョイの警告」

2003/02/13 16:44
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シリコンバレーで経営コンサルティングを行なう傍ら、ベンチャーキャピタリストとしても活躍する梅田望夫さんが、IT業界の先を読むのに役立つ英文コンテンツを毎日紹介していきます。これを読めば、英語と業界動向を読む力が同時に身に付くはず(このブログの更新は2004年12月30日で終了しました)。
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いつも何気なく使っている「ムーアの法則」という言葉がある。インテル創業者のゴードン・ムーアが昔々予測した半導体進歩の法則通りに、今も半導体の集積密度が上がっているというのは有名な話だ。そのムーアの法則について書かれた最初の論文(Original Paper)をインテルのサイトで読むことができる。インテル創業前、彼がフェアチャイルドにいた頃の1965年に書かれたものだ。

「The future of integrated electronics is the future of electronics itself. The advantages of integration will bring about a proliferation of electronics, pushing this science into many new areas.」

という書き出しで始まるこの論文が、40年近く前に書かれていたということに驚きを禁じえない。読み始めると、もっと最近になって書かれていたものだと錯覚すること、必定であろう。ビジョナリーとはこういう人のことを言う。

興味のある人は、インテルの「ムーアの法則」のページ「Breaking Barriers to Moore’s Law」のページもあわせてご参照。インテルのサイトは本当に充実している。

ロボット、ナノテク、バイオは30-40年前の半導体と同じような位置付けに今あるのかもしれないが、現代のビジョナリーの一人、サンのビル・ジョイが3年前に書いて物議をかもした「Why the future doesn't need us」という

「From the moment I became involved in the creation of new technologies, their ethical dimensions have concerned me, but it was only in the autumn of 1998 that I became anxiously aware of how great are the dangers facing us in the 21st century.」

という書き出しで始まる悲観的な論考(ウェブ上で11ページあります)は、果たして40年後に、「ジョイの警告」として世に知れ渡ることになるのだろうか。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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