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Wi-Fiの普及が大学にもたらす影響

2003/01/07 05:32
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シリコンバレーで経営コンサルティングを行なう傍ら、ベンチャーキャピタリストとしても活躍する梅田望夫さんが、IT業界の先を読むのに役立つ英文コンテンツを毎日紹介していきます。これを読めば、英語と業界動向を読む力が同時に身に付くはず(このブログの更新は2004年12月30日で終了しました)。
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New York Timesの「Professors Vie With Web for Class's Attention」という記事。Wi-Fiのキャンパス普及が教室での授業などに及ぼす影響について。確かに教室にLaptopを持ちこみ、それがブロードバンド接続されている状況は、全くもって昔と違う。ある教授が、教室へのPC使用を禁止しようとしたとき、

「The students "went ballistic," he said, and insisted that their multitasking ways made them more productive and even more alert in class.」

学生たちが激怒したという。授業を一方的に聞くだけでなく、PCを使ってマルチタスクをしたほうがProductiveだというのが学生の主張。

ところで、この記事に出てくるBlackboard.comというスタートアップ。クライアントリストをみればわかるように、大学を顧客に、e-education softwareを提供する会社だ。97年に設立されて、有望スタートアップと評判も高く、資金も$100mil以上調達し、マイクロソフト、AOLタイムワーナー、デルといった企業が出資した。2002年の第三四半期に$19mil売り上げているから、単純に四倍すれば、$76milの年間売り上げ。さらに、「Blackboard's third quarter 2002 EBITDA (Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization) was positive $1.0 million, compared to negative EBITDA of $5.5 million for the same period last year. Additionally, Blackboard ended the third quarter of 2002 with $16.0 million in cash and cash equivalents and generated $3.2 million in positive cash flow for the quarter.」とある。スタートアップとしては堂々たる数字である。バブル崩壊後にビジネスモデルを変え、確実に収益を出す事業モデルに転換した
企業群の一つといえる。資金調達を緊急に必要としないところまで持ってきたこうしたIPO予備軍が、市場動向を見つめながらIPO時期をうかがっているところが、米国スタートアップ世界の懐の深さである。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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