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Cash is Kingとゾンビ企業

2003/01/07 05:46
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シリコンバレーで経営コンサルティングを行なう傍ら、ベンチャーキャピタリストとしても活躍する梅田望夫さんが、IT業界の先を読むのに役立つ英文コンテンツを毎日紹介していきます。これを読めば、英語と業界動向を読む力が同時に身に付くはず(このブログの更新は2004年12月30日で終了しました)。
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マイクロソフトが鳴り物入りで始めたオンライン雑誌「Slate」はいまMSNの一機能となって生きているわけだが、そのSlateの「Cash is king」という記事が面白い。

「”Zombie" company is a term coined to describe pointless but still operating Japanese companies. U.S. zombies differ from their Japanese counterparts, which are essentially bankrupt but survive only because the banks refuse to call their loans. The gaijin zombies, by contrast, are flush with cash left over from the late-'90s venture-capital and IPO gold rush. And because they cut back swiftly after the bubble burst-and because, unlike manufacturing companies, they don't have giant fixed costs-they can survive for years without doing much business. Or in some cases without doing any business.」

日本の不良債権問題に関して、ただただ存続し続ける問題企業群を米国メディアがゾンビ企業と呼んだことは有名だが、アメリカにもゾンビ企業はたくさんいる。でもその内容が違う。日本のゾンビは

「essentially bankrupt but survive only because the banks refuse to call their loans」。

アメリカの外人ゾンビは、

「flush with cash left over from the late-'90s venture-capital and IPO gold rush. And because they cut back swiftly after the bubble
burst-and because, unlike manufacturing companies, they don't have giant fixed costs-they can survive for years without doing much usiness. Or in some cases without doing any business.」。

要するに、直接金融で調達した調達済み資金がなくなるまで、コストを下げてサバイブするから生きている。

Corbisという光ファイバーの会社はいっとき、時価総額が$36 billionに達したわけだが、四半期の売り上げは$1.35 million。でもキャッシュが$548 millionあるからいつまでも生きられるのである。こういうのを外人ゾンビというわけだ。M&Aによって、こうしたゾンビ企業のキャッシュとアセットを優良企業の中に取り込んで、再生していくことが重要なのである。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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