お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

シリコンバレーとハイテク産業の今を感じる記事

2002/12/27 09:37
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

umeda

シリコンバレーで経営コンサルティングを行なう傍ら、ベンチャーキャピタリストとしても活躍する梅田望夫さんが、IT業界の先を読むのに役立つ英文コンテンツを毎日紹介していきます。これを読めば、英語と業界動向を読む力が同時に身に付くはず(このブログの更新は2004年12月30日で終了しました)。
ブログ管理

最近のエントリー

これを今年最後の更新とします(新年は元旦に一つアップして、本格更新は6日から再開します)が、シリコンバレーの今、米国ハイテク産業の今、を感じられる記事をご紹介しておきたいと思います。

の四本の記事は、それぞれ包括的に米国のベンチャーキャピタル産業やスタートアップ世界の今を分析している。これらの分析からオプティミスティックな結論を導くか、ペシミスティックな結論を導くかはそれぞれの立場で異なるが、一つだけ確実に言えることは、ITバブル崩壊の影響は未だにぜんぜん払拭されていないということである。

起業家とベンチャーキャピタリストは行為者であって分析者ではないから、彼らの視点は概してオプティミスティックであるが、オプティミスティックな人たちでもこの程度かとペシミスティックに見ることもできるだろうし、彼らの論に同調してオプティミスティックにものを見ることもできる。たとえば、起業家のインタビューとしてはBusiness Weekの「To Thrive, First Survive」、
ベンチャーキャピタリストの意見としては、Fortuneの「The Brain Trust: Steve Jurvetson」と、同じくFortuneの「STEWART ALSOP ON INFOTECH: The West Will Rise Again」は、そんな観点から読んでみてください。

さて現実に立ち戻れば、ベンチャーキャピタルが1990年代後半のバブルのピーク時に行った投資の現在価値評価を、どの程度厳しくやって損切りをすべきか(本質は日本の不良債権処理と全く同じ)が、非常に重要な問題である。そのときにベンチャーキャピタルに出資している機関投資家の情報開示動向がポイントとなる。というわけで、サンノゼ・マーキュリー・ニュースの一連の報道は、地味だが、とても大切な内容を含んでいる。

をぜひご一読。

IT産業全体の来年以降の動向について、コラムニストのEric Neeは、「The End of IT Growth」という悲観的な分析をまとめている。製品中心の視点での来年展望は、David Courseyの「What's ahead in 2003? Here's what I think.」が参考になる。
いずれにせよ、2003年は相変わらず正念場が続き、強い回復は早くて2004年というのがコンセンサスと思う。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー

個人情報保護方針
利用規約
訂正
広告について
運営会社