テルモの“痛くない”注射針を作った岡野工業の岡野社長は、社員を「教えない」。なぜならば、「岡野氏や先輩の姿を見ていれば、何をすべきか分かる。」からだそうである。その代わり、といってはなんだが、「そいつがどんな人間なのか個性を見て」、「どんな人間が分かってくると、テーマを与えて基本的な仕事をさせる。押しつけではない。何をどうすればいいのかは、自分で考えさせる。責任を与えることで1人前に育てていく。」というふうに育てるらしい。(「教えるのではなく感じさせよ」日経ビジネスOnline)
人を見て徐々に育てていくということは忍耐力が必要だと思う。人間、それほど急激には変われないし、何かを習得していくには、時間も必要だからだ。
NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられていた飲料メーカーの商品企画部長・佐藤章氏も、部下を育てるため、あるいは、能力を引き出すため、「自分で気づくように刺激を与える」ということを意識しているという。
組織の中で働いていると、必ずしもそんな恵まれた環境やデキル上司に出会えるというわけではない。見習うべき手本が身近になければ、反面教師として眺め、自分ならどうするかを考えればいいのかもしれない。
いずれにせよ、「感じる」ということはとても大切なのだと思う。先日、「以心伝心」という言葉をとりあげたが、これは人間だからこそできる技である。動物についてはよくわからないが、雰囲気を感じるということは、集団の中にいる人間に与えられている能力であり、日々、積極的に活用できるものだと思う。
五感を研ぎ澄ませ、感じるためには、疲れていてはダメだ。センサーが働かない。最近めっきり仕事が忙しく、また、いまだ相変わらず花粉症もひどく、体調は最悪。サプリも睡眠もそれほど効果なし。感じるためには、休養も必要だ。ようやくゴールデンウィークの休みとなったので、ゆっくり休むことにしよう・・・
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