我々の会社も立ち上げて数ヶ月が経ちました。新しいオフィスにも引越し、これからいろいろなインフラや備品類を調達しようと思うのですが、思わぬところに落とし穴がたくさんあることに気づきました。今日はそのいくつかをご紹介します(愚痴も兼ねてます)
光かADSLか、いろいろと考えるところではありますが、大手のプロバイダ経由を当たってみます。すると、たいていは個人か法人向けかサービスを選ぶことができます(うれしいところですと小規模法人とか個人事業とかあります)。一応法人ですのでたどっていくと、最低でも数十名いるような会社がターゲットのサービスがたくさん並んでいます。●●銀行様の事例とかが前面に出てきますし、サービスもあまりにも多いので、適切なサービスを選ぶのも一苦労です。
小規模法人向けというページが用意されているプロバイダもありました。問い合わせをしてみると、とても対応がよく、すぐに駆けつけてくれました。ここはいいぞと思っていると、インターネット回線でも個人向けの月額数千円の低価格サービスではなく、企業向けの月額数万円の少し高価なサービスがいいと勧められてしまいます。これをきっかけにクロスセルしようという企業の姿勢としては素晴らしいなと感心しつつも、私の会社に合うサービスが結局見つからないまま1週間も経過しました。
結局は大手プロバイダに決定したものの、IP電話は2回線までは普通の電話が使えるが、それ以上になると専用のIP電話(1台数万円)を買ってもらう必要がある、とか、そもそもWEBの申請フォーマットが個人向けになっていて法人で申し込むにはいちいちテクニックが必要だとか(氏名の氏に何を書き、名に何を書く等)、法人の申し込みの場合は別の電話にかけてほしい、などなど、たくさん発生しました。
電話番号を2つ使いたいなど、若干特殊なことをお願いしたこともあるのですが、インターネット・電話を引くだけでも一苦労でした。
大手の文房具注文サイトから最初の文房具を買うためには会員登録が必要です。早速登録してみると、なんと東京であれば03で始まるFAX番号が必要で、それでないと会員登録できないというのです。当然ながら電話回線を引くだけでも手間取っていますので、FAX番号があるわけがありません。泣く泣く、少し離れたところにある文房具やで一式は揃えたものの、少しがっかりしました。
最近は詐欺事件が多発し、銀行としても責任があるため、創業直後の会社が口座を開設するのは案外大変です。メガバンクやネットバンクは機械的に対処をしてくれるので、いい意味でも悪い意味でも、簡単に口座が作れます。しかし資金調達を考えると信用金庫がいいなと思って支店に言ってみると、会社概要が必要だとか、オフィスまで来て確認したいとか、内部の承認で時間がかかるとかがあり、結局口座開設までに3週間もかかりました。最初の決済が迫っていましたので、ひやひやものでした。
最近はgoogle appsや各種グループウェア等、小規模法人に対するビジネスが盛んになってきています。弊社でも最大限活用させていただいているのですが、どうもそれ以外のサービスについては価格が高い、小規模法人にしてはスペックが高い、そもそも取引が難しい、など問題点が多いようです。
2006年の法人設立件数は115,178件(統計局)でした。このマーケットセグメントにどんなニーズがあり、どうサービスを提供できるのか。 このマーケットセグメントをもっと開拓できる余地はありそうです。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
内山英俊 on 2008/07/05
私も9期目の10人弱の会社ですが、そんなに苦労した感はありません。ものによっては割り切りが必要かも。電話機などは今でも家庭用ユースで子機数台で間に合っています。口座開設では法人で地銀・大手・ネット・信用金庫いずれもあっさり開設出来ました。
カサイ on 2008/07/04
会社員時代のツテなど動員したのでそれほど苦労しなかったのですけど口座開設には苦労しました。地元信金や都民銀行の方が親身で色々と対応してくれることが分かったら都銀の口座は別に設置する必要無かったと、今なら思います。
尊仁 on 2008/07/03
私は起業して4期目になりますが,当時は銀行口座の開設も(信用金庫含め),インターネット回線,電話回線(IP電話)とも,それほど苦労がありませんでした
ISPは大手ではなく,元々知ってたベンチャー系に頼んだのと,IP電話は自社製IPセントレックスに,秋葉原で売ってた安いIP電話機を組み合わせたからです
銀行などは,会社法以前と以後でかなり違うのかもしれませんね.(うちは会社法以前の設立です)
さぁや on 2008/07/03
ブログにコメントするにはCNET_IDにログインしてください。
この記事に対するTrackBackのURL:
情報の質とコンテンツ 〜 経験価値経済の時代へ 〜
iPhonista Nightの事後報告
8/29-9/8のアクセス数分析
iPhoneとメルマガ
ホームページの制作費
グリーンITって何?IT業界が作り出した流行マーケットに一言
Joomlaでバイリンガルサイト
あるITマネージャの挑戦
Geeklog1.5でOpenID対応へ
経営者が無断ビデオ撮影するときみんなのお題では、ブロガー同士で質問を出し合いそれに対する回答や意見を集めています。今日はどんな話題が盛り上がっているでしょう?
CNET Japan ブログネットワークは、元はCNET Japanの一読者であった読者ブロガーと、編集部の依頼により執筆されているアルファブロガーたちが、ブログを通じてオンタイムに批評や意見を発信する場である「オピニオンプレイス」、また、オピニオンを交換するブロガーたちが集うソサエティです。
広い視野と鋭い目を持ったブロガーたちが、今日のIT業界や製品に対するビジョンや見解について日々熱く語っています。
CNET Japanやその他サイトが提供するITニュースやコンテンツへの意見や分析、 ビジネスやテクノロジーに対するビジョンや見解について語っていただける方を 募集しています。ご応募はこちらから
ブログの投稿はこちらから(※ブロガー専用)
今年最も活躍したブロガーを表彰します。詳細はこちらから
これは、CNET Japan 編集部の依頼に基づいて執筆されているCNET Japan アルファブロガーによるブログの印です。
CNET Japan ブログネットワーク内で拍手の代わりに使用する機能です。ブログを読んで、感激した・役に立ったなど、うれしいと思ったときにクリックしてください。多くGood!を獲得した記事は、より多くの人に読まれるように表示されます。
今週の新製品総チェック:ノート、デスクトップ、UMPCまでPC秋モデルが続々
今週の新製品総チェック:薄さ13.9mmのサイバーショット登場!NEC「LaVie」はデザインモデルが
皆様
コメントありがとうございます。まわりに聞いてみると、起業された方によってもご苦労されたポイントが違うようですね。特に口座は金融機関によっても全然態度が違うようでした。最近作った信金の口座はとても簡単に&親切に開設できました・・・(聞いてみたら、最近は特に詐欺対策で慎重になっている銀行さんが多いようです)。
また、電話機もカサイさんがおっしゃるように家庭用ユース&子機数台にすることにしました。小さいオフィスであれば十分ですね。
これまで会社がいろいろとやってくれたものを自分でしなければいけないというのは案外大変ということを実感した次第です・・。