klabが主催して第1回ケータイFlashサイトデザインコンテストが開催され、先日5/29に受賞者発表がありました。ココで受賞作品の一覧が見られるのですが、各作品ともよくできています。
ケータイはPCの2〜3年遅れで各種技術がついていくようなことが言われていますが、Flashもその1つでしょう。数年前にPCサイトでもFlashバリバリのサイトがたくさん作られ、そのデザイン性やユーザーインターフェースが競われてきましたが、それが今モバイルにもやってきています。
PCサイトでFlashが主流になったのにはいくつか理由があると思いますが、やはりデザインが一番大きかったように思います。そのため、デザインはカッコいいけれど操作性が異常に悪いサイト等も乱立しました。またフルFlashがSEO/SEMの観点からではマイナスということもあり、今ではその過渡期を経て、適度なFlashの使い方をするサイトが主流になってきています。
ケータイではデザインもさることながら、一番の目的は操作性から始まっているように思います。私がケータイサイトの運営に関わっていた2年前くらいから、フルFlashによる操作性の向上を研究していましたが、Flash Lite 1.1の頃はまだ使える機能が少なく、google検索も始まった頃があいまって、まだ主流にはなりませんでした。PCとの一番の違いは、ケータイサイトは長い縦スクロールがあるというデメリットをFlashを使うことで解消できる可能性を秘めていることです。
そのため、同じフルFlashとはいえ、PCとは違う発展を遂げていくかもしれません。
少し前に、ケータイのフルFlash化を先行して導入しているサイトのプロデューサーに話を聞くことがありました。その効果について尋ねてみると、「使いやすくなったことは間違いないが、フルFlashの目的は操作性を向上させることで画面下にあったり階層が深いところにあるコンテンツを掘り起こすこと。しかしフルFlashにより今のところは逆効果になった。」とご教授いただいたことがあります。
今までは携帯の画面右にスクロールバーがあり、「下にまだ情報があるんだな」とわかるのですが、Flashはまだユーザーが慣れていないことが原因です。そのため、ケータイでフルFlash化を活用する際には、デザイン面だけでなく操作性をいかに向上できるか、画面設計をどうするかがキーとなりそうです。その点、受賞作品は工夫がたくさん施されていて大きなヒントがあります。
また、ケータイサイトでもサーチエンジンが導入され、SEO/SEMの観点からもその効果を実証していく必要があります。
まだその効果は見えていませんが、いろいろな取り組みがなされた後にどう落ち着いていくのか見極めていこうと思います。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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