インターネットはワークステーションからPC、そしてモバイルへの発展してきましたが、その次に来るのはTVが有力と考えられます。
PC・モバイルと比較して考えてみると、その位置付けは明確です。

普及台数はPC・モバイルに及ばないものの、毎年の伸び率は100%と大幅に伸びており、同じレベルまで到達するのに大きな時間は要さないはずです。大事なポイントは、そのTVがインターネットに接続されているかですが、接続されているWii/PS3等のゲーム機経由も含めると既に20〜30%(各社発表数値から平均)となっています。これは驚くべき数字です。
ただし課題はあります。第一に搭載ブラウザ。PC・モバイルはほぼ標準化されているものの、TVはTVメーカーが独自にカスタマイズしている部分が大きく、使用できるHTMLタグ、JavaScript、Flashがバラバラの仕様になっていることです。次にコンテンツ数の少なさとポータルがまだ強くないことも挙げられます。TVメーカーが共同出資して設立したActvilaは最新型のTVであれば搭載されており、がんばっています。しかしまだコンテンツ数や仕組みが弱いのが現状です。
結果的にユーザ数はPC・モバイルの数千万人 vs TV 数十万人という構図になっています。しかし、上記の課題であるブラウザはメーカーが共同して標準化できるものであり、かつコンテンツやポータルも徐々にですが強化されています。
TVが新しい情報メディアとして取り上げられる日も近そうです。
TVでインターネットを使うようになると、PC・モバイルとどのような関係になっていくか考えてみます。
根本的に違うことは、同時に利用する人数でしょう。PCやモバイルは原則1人(何人かで見るシーンも一部あります)に対し、TVは家族や友人等の何人かで一緒に見ることができる特性があります。
た、情報量やレスポンスはPCに及ばないものの、リビングで「すぐ」に見たいというニーズには合います。PCを起動する時間を考えるとTVでいいやと考える方が多いのではないでしょうか。
従って、利用シーンや特性が大きく異なるため、これまでのPC・モバイルとは競合しないではないかと思います(ゼロではありませんが)。
TVインターネットに合いそうなコンテンツはいくつか考えられますが、まずはショッピングかなと思います。TVショッピングが伸びている中、TVインターネットで動画・テキストを含んだ訴求をされると買おうと思ってしまうかもしれません。その際は、1人で買うものではなく、例えば家族みんなでほしいと思えるような健康器具などは売れそうです。
他にもVOD、グルメ(出前含む)、旅行ガイド等もTVインターネットには向いています。
今、このモデルに最も近いところまで来ているのが、Actvilaです。上述しましたが、TVメーカーが共同出資して作った会社です。先日お会いする機会がありましたが、まだ大きな課題がたくさんあるものの、TVのiモードを目指してがんばっていらっしゃるようです。
これからTVインターネットを目指したコンテンツ展開が大きな流れになることを期待しています。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
メンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。