マクドナルドはモバイル会員向けサービスの企画・運営業務などを行うThe
JV株式会社をNTTドコモと共同設立しているのですが、また新しい取り組みを始めました。
http://www.mcd-holdings.co.jp/news/2008/company/20080519.html
マクドナルドの「トクするケータイサイト」で、おサイフケータイ機能付きの機種で会員登録した人が、「かざすクーポンアプリ」をダウンロードすること
で使えるクーポンです。サーバーからアプリに配信される最新の"かざすクーポン"の中から購入したいクーポンと数量を
選択し、携帯をリーダーライターにかざすだけでオーダーすることができます。このようなFelicaを介したクーポンオーダーサービスのご提
供は、日本の外食産業では初めての試みのようです。
まずは福岡・佐賀・鹿児島・荒尾市(熊本県)・日田市(大分県)・下関市(山口県)の175店舗でサー
ビスの提供を開始し、7月からは首都圏の一部、2009年中に全国約3800店舗への導入を完了する予定となっています。
私は東京在住なのですが、試して見たところ、地域認証が入っているようでダウンロードの画面にたどり着けませんでした。
マクドナルドがこのサービスを展開するメリットとしては、会員番号と購買履歴の収集が可能になるところでしょうか。この顧客情報の蓄積によって、会員の嗜好や店舗利用のニーズに応じたクーポンの提供ができるようになります。
すると、例えば高校生にはメガマックのクーポン、サラリーマンにはプレミアムコーヒーのクーポンなど、属性に合わせてクーポンを配布することができるようになります。また、場所や天気等に合わせて、今日は暑いのでマックシェイクのクーポンを配布しようということも考えられます。
従って、店舗側から見ると、地域や顧客の属性に合わせた強力なマーケティングツールとなり、新しい需要の創出を狙っていると思われます。
上記はマクドナルドが公表している2007年9月時点でのトクするケータイサイトの会員数ですが、500万人を超しています。そして最近のレポートによると、2008年1月で800万人、2008年4月時点でなんと1,000万人を突破しています。初めてから2年で1,000万人を突破するサービスというのはmixi,モバゲー等に匹敵する規模です。まだあまり騒がれていませんが、このサービスが世の中に与える影響はとても大きそうです。
私はまだ使えていないのですが、普及するにはアプリを起動してから購入に至るまでの使い勝手にあるような気がします。今のトクするケータイサイトはFLASHでクーポンが提供されているのですが、私は会員になっていてもあえてクーポンを使おうという発想にいたりません。それは、
というところがもう少し改善されていくと普及していくのではないでしょうか。今も使い勝手は相当考え込まれています。例えば、アプリからクーポンを選んだらFelicaに書き込みを行うため、店頭でアプリを起動する必要がない、等は画期的なアイデアだと思います。ユーザの利用場面に合わせて更なる改善を加えることで爆発的な普及がイメージできます。
しかし1,000万人サービスが始めたインパクトは今後改めて認識していくことになると恐れおののいています・・・。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
内山英俊 on 2008/05/22
内山様
いつも拝読させていただいております。このマクドの仕組みは私も凄いなと思っていて、おっしゃる通り相当なインパクトがありそうですね。しかも、実際すごく安いみたいですね。(僕はまだ使ったことないのですが)610円するチーズバーガーセットが、これ使うと400円になるので、、紙のクーポンと比較してもかなりの値引きップリで、この会員数の増加傾向も納得です。飲食サービスと携帯がどうつながっていくか、を考える面白い記事でした。
森本 on 2008/05/22
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森本様
コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、クーポンを使うと相当安くなるので会員が伸びるのも頷けます。他社の外食産業にも適用できるだけに今後注目していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。