最終更新時刻:2009年11月7日(土) 10時00分
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拒否反応が少ないYahoo! Japan新デザインと曙の終わり

公開日時:
2008/01/02 01:51
著者:
坂本多聞

新年のネット業界の出来事と言えば、Yahoo! Japanのデザイン変更だろう。

できたときから10年以上変わっていなかった基本デザインを変えるという大きな変更なのだが、予想通り強烈な拒否反応はあまりみつからなかった。Yahoo!  Japanのブログ検索では触れている記事が数個だけ。掲示板でも反応は薄い。2ちゃんねるのネットサービス板でも反応はちらほらだし、mixiでも昔が良かったというコミュができてはいるが極限られた人しか反応していない。

結局のところ、大きなスペースを占め続けてきたディレクトリサービスの使命が終わったということだろう。Yahooはスタンフォード大学の学生がAkebonoとKonishikiというワークステーションをサーバーとして使っていたのは有名な話だ。

Yahoo!のあゆみより
Yahoo!という名前は、"Yet Another Hierarchical Officious
Oracle"の略だといわれていますが、デビッドとジェリーの二人は自らをならず者(yahoo)だと思っているからこの名前を選んだと主張していま
す。最初Yahoo!はジェリーの「曙(akebono)」という名前の研究用ワークステーションに、サーチ・エンジンはデビッドの「小錦
(konishiki)」という名前のコンピュータに置かれていました(彼らは二人とも相撲のファンです)。

このディレクトリ集としてのYahoo!はとても魅力的なサイトでどきどきしながらMosaicで繋いで楽しんだものだった。そして、時が経ちディレクトリでは案内しきれないほどサイトが増えて、Yahoo!はデザインを変えるときが来たということだろう。実のところ日本以外のほとんどの国ではすでにデザイン変更を済ませており、他の国より高いシェアを持つ日本が後から追随することになった。

ディレクトリはほとんど視線も行かずクリックもされていなかったという調査データもあり、多くの人はすぐになじんだようだ。

Akebonoの時代は長かった。大相撲を引退後も、総合格闘家として大晦日の話題を集め続けた。時が流れて大晦日に曙の名を聞かなくなったこの正月にYahoo!トップがリニューアルを無事に果たし、日本のインターネット創世記、そして、伝説の相撲チャンピオン曙の時代が終わったということだろう。

UTF-8の時代への変化 

あまり気づく人は多くないだろうが、Yahoo! Japanトップページは文字コードがEUC-JからUTF-8に変わっている。多言語環境で無難で、Javaなどとの親和性が高い文字コードとして今後UTF-8が標準になるのだという時代の変わり目の宣言でもあるだろう。ウェーブダッシュ/チルダ"〜"の字形問題とかいろいろ課題が残り、「さま〜ず」とかの波が逆になったりすることが、ベータ版のYahoo!ニュースであったので、今後もこういう問題は起きてくるだろうが、何かうまい解決方法が見つかり不自由なく、拡張文字が使われ、「?小平」が「登におおざと」とかいう注釈無しに書ける時代へと進むことを期待している。

2008年はもう、1983年から25年経ち、JIS83問題など過去の歴史になって欲しいのだ。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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