2007年はWindows VistaとOffice 2007という大物ソフト登場の年だが、私が期待するのは電力消費が効率化されて高密度実装にも使いやすいGoogleが提唱したアーキテクチャのPC、略してGooglePCだ。
GooglePCについてリンクを見ると、Network Computer的なシンクライアントを指すことが多いようだが、Googleは2006年9月にIntel Developer Forum(IDF) で新しい規格を呼びかけている(発表資料)。PC内部ではPC-ATの初期の必要性から12V, 5V, 3.3Vといったさまざまな電圧が使われている。しかし、今やレガシーなアイテムを無くして、12Vに単純化することが可能であり、 30-45%のロスを10%だけに減らせるという高効率化には期待が持てる。実はこのことは、以前のエントリーでも書いたのだが、たとえばAcerPower 1000のような小型省エネ系PCの出荷が続き2007年中にはより具体的な動きに繋がると期待が持てるようになった。
オフィスの省エネのための、グールビズが盛り上がる一方で冬のウォームビズはそれほどは話題にならない。新しいビルでは断熱性が良くなる中でPCの廃熱が大きく、実際のところ冬にそれほど暖房をしなくて済んでおり、むしろいかに冷やすかが深刻な問題だ。熱的にはデータセンターに近づきつつあるオフィスを快適にして。
ロスを最小にした効率的なPCは、Googleのデータセンターで行っているようなグリッド処理的な展開にも使える可能性を持つ。今、PCサーバーは、ブレードとかのクライアントPCとは別の技術の取入れが進んでいるがその分、高価になってPCサーバーのよさが失われているという側面もある。今一度PCサーバーならではのよさが生かしやすくなるようにハードとソフトの両面での大きな進展があることに期待している。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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