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Yahoo!ブログ検索の戦略

2005/11/01 12:58
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渡辺隆広

日本でSEOを始めた第一人者として知られるアイレップサーチエンジンマーケティング総合研究所 所長の渡辺隆広氏が、競争の激化する検索市場をビジネス、マーケティング、テクノロジーの各方面から掘り下げます。
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ブログ増殖に伴い、検索会社を含む各社から相次いでブログ検索エンジンが登場しました。検索最大手のGoogleも9月にようやくGoogle Blog Searchを公開しました。これまで各社は当然のようにブログ検索エンジンは、それを商品検索や画像検索などのバーティカルサーチと同様に扱い、単独の検索エンジンとして公開していたのですが、米Yahoo!はそれとは異なるアプローチを見せました。

10月10日に登場したYahoo!のブログ検索は、それ単独ではなく同社のニュース検索Yahoo! News Searchの検索結果画面の右側に表示をするという方法を採用しました。Googleがそれ単独で公開したのとは対照的です。Yahoo!はブログ検索について次のように説明しています。

「新しいニュース検索では、ユーザーにとって重要な出来事を探し出す機能が大幅に強化されており、大手メディアのニュース記事だけでなく、一般市民のレポート、コメント、写真など、主流のメディアではカバーされない可能性のある情報も見つけだせるようになった」とYahoo NewsのゼネラルマネージャNeil Buddeは声明のなかで述べている。(CNET

ユーザーの検索行動を考えると理にかなっているともいえます。

ブログに書き込まれた情報を検索しよう、考えてわざわざブログ検索にアクセスするユーザーは、その前の時点で他のメディアから興味関心ある情報(ニュース)を入手しており、それの反応を知りたい時というケースが多いはずです。それなら、一時ソースとなるニュース検索の検索結果に一緒にブログ検索の結果も表示してしまった方が、ある事柄に関連して様々な情報を入手できるようになりユーザーにとっての利便性を高めることができるわけです。

もっとも、こうした公開の方法を選択したのは他の理由も考えられます。1つは、検索市場においてブログ検索単体でブレイクしているサービスがないので、露出度を高めるためにも組み合わせの相性がよいニュース検索とセットにしたということ。もう1つは、ウェブ検索ほどレリバンシーが高くない検索精度の低さをニュース検索で補っていることです。日本のヤフーもいずれブログ検索を提供するに違いありませんが、どういった方法を取るかが楽しみなところです。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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