先週土曜日にCNETブロガー渡辺聡さん主催のEmerging Technology研究会に参加してきました。
お題は「SI ビジネスの今後、あるいは SIer2.0」。
そこで私も一人親方SIerとして今後どっちに進むべきか考えてみました。
?技術力の急上昇⇒開発期間の短縮
以前は開発期間が1,2年?数年が当たり前だったのが、
今は2,3ヶ月?半年と短くなってきている。
とにかく早く早くとつつかれるので
作り手としてはちょと辛い状況です。
こんな時よく聞くのが
「開発期間の長期化によるビジネスの期間損失を防きたいのだ」
というセリフ。
今後こういう仕事が増えるなら
「ぱっと作ってさっと捨てる」スタイルに変えていく
必要があると考えています。
また、開発期間が短くなった影響で、開発規模の小さな案件や、
ベータ版でスタートする案件が増えています。
(いつまでもベータ版⇒Web2.0の特徴にありましたね)
小さな案件の場合、ライセンス料の影響が大きくなるので
ライセンス料が無料のオープンソースはどう?と聞かれる
お客様がぽつぽつでてきています。
ですが結局「サポートが弱いから」と導入を見送るケースが大半です。
(うーむ、もっと私の信用力をつければ、ひょっとして・・・)
?ライセンス料とOSS
やはり、ライセンス料はかかるが実績と信用のあるシステムは人気があります。
案件が細かくなるとライセンスの数が増えるわけですので
大手の実績ある企業には、上昇と下降の両方の力が働いているように見えます。
(個人的には案件増えるの大歓迎)
?開発のわくわく感が消えている
デスマーチ化する開発現場、これは開発をアウトソースしすぎた結果だと思います。
アウトソースを進めると発注側からはコストが削減でき、コスト計算・管理しやすくなりますが、
開発側からは流れ作業式でパーツが流れてくるだけになるので、一定以上のスキルは求められない上
限界ぎりぎりまで仕事が流れてくるので、魅力ある仕事とは言えなくなってきていると思います。
さらに、開発が「人月」で精算されるのが慣習になっているため
一人の人間に支払う額は、ある程度のラインで頭打ちとなります。
(感情的な問題と考えると分かりやすいかも)
このため支払額の上限に達したプログラマにとっては
向上心にマイナスのインセンティブが働いているケースもあります。
?サービスの値段付けをどうするか?
システムについて相談事を持ちかけられ、無事お客様の悩みを解決したが
「作業」が発生しなかった場合・・・お金を頂いてません。
この場合、何がしかの「成果物」を出し「物」に対して値段を付けるわけですが
「サービス」に対する価値基準があるようでないんだと思います。
極端なケースでは、サービスのためにシステムやハコ物を購入する場合もある事を考えると
「人月」「マシン」がサービスの通貨になっていると考えられます。
(この為、SIerがお客様の悩みを直接解決していない場合があります)
音楽や絵に対する価値のように
サービスそのものに価格設定できないか
これは今後、挑戦するべき課題と考えています。
?感想
今回は未来志向な話をたくさん聞けて大収穫でした。
個人的には、こうした未来志向な話をちゃんとお客様にフィードバック
できるよう消化しておかないとと思います。。
こうしたミーティングは初めてでしたので「あ、まずった」瞬間もありましたが
皆様のおかげで話に参加し、持ち帰ることが出来ました。
ありがとうございました。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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