「痛いニュース」で知ったのですが、八戸市議会議員の藤川優里さんが話題になっています(アクセス集中の結果、公式HPが閲覧できないほど)。
「青森県八戸市の市議会議員・藤川優里さんが美人すぎる」…ネットで話題に
「ちゃんねるガイド」で紹介されているスレッドでは、青森県八戸市の市議会議員・藤川優里さんが美人だと話題になっている。前回の統一地方選では、2位以下に圧倒的な差をつけてトップ当選したようだ。
公式サイトでは藤川優里さんの写真が見られる。また「デーリー東北」の記事では昨年4月に当選したときの記事と写真が見られる。公式サイトのプロフィールによると、1980年生まれの27歳で、父親も元八戸市議会議員のようだ。
http://www.new-akiba.com/archives/2008/01/post_13540.html
藤川優里 公式ホームページ
http://www.fujikawa-yuri.com/index.html
かねてから話題になっている『投票の世代格差』(※1)を考えると、こういった代議士の存在には可能性を感じます。
予算・法案の検討も行政の遂行も全ては『投票者の多数決』がベースになっている以上、民主政治もある種の“アテンション経済”だと言えるでしょう。ですが、サイバー化の遅々として進まない選挙制度(※2)は高年齢層と若年層との間に大きな投票率の差をもたらしています。
選挙法自体が検討される際にも、その「投票の世代格差」がある限りその議論は相変わらず高年齢層に有利なままであり続けるかも知れません。
ダウンロード違法化やiPod課税など(文化庁管轄という「偏向」があるのも事実でしょう)、既得権益サイドの便益を図る余り、国際的なネット・エコノミーの趨勢からますます後れを取りつつある日本的事情(もちろんデジタルミレニアム法の米国がパラダイスだという訳ではありませんが)として、ひとつにはインターネット的価値観のアピールを担うべき支持基盤(=利益集団)の欠如、あるいは「政治的不在」という側面があるのかも知れません。
藤川優里さんのような“萌え”代議士が、もしも若年層の投票行動を促進するのであれば(PayPalで個人献金とか出来ると相当集金できそうですが)、現在の「投票の世代格差」を揺り動かすこと。そして、ひいては将来的な選挙制度のサイバー化を皮切りにした“新しいネット的価値観による政治勢力の台頭”という状況に繋がり得る・・というのは余りに飛躍した発想でしょうか?
※1:選挙のサイバー化が進まない
インターネット選挙運動の自主規制
2007年7月12日公示、29日投開票の第21回参議院議員通常選挙では、公示後も各政党がウェブサイトの更新を行っている。ただし、個別の候補者の大部分は自主規制している。
※2:投票の世代格差
有権者人口だけを比較するなら、20代〜40代と50代〜70代の人数はそれほど大きく違わない。しかし投票率が大きく違うせいで、(被投票者からの)見かけ上、有権者の声の大きさは老年世代のほうが大きなものになる。(中略)比較として20代〜40代と50代〜70代の投票数・有権者数を表にすると、
世代 実際の投票数 本来の有権者数 20代〜40代 69256 137677 50代〜70代 104249 140548 投票所で観測される見かけ上の声の大きさは、世代間で区切るとこんなにも違っている。今回は除外しているものの、80代の投票数を加えればもうちょっと年寄りの声は大きくなる。
現在の世代別投票率が続く限り「高齢者のほうを向いた政策」は終わらない シロクマの屑籠(汎適所属)より
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
尊仁 on 2008/01/25
「美人すぎる」ってうらやましい限りですが(笑)、そういう持って生まれた利点は活用すべきですよね。
例えば、卓球の四元奈生美選手は華やかウエアで注目を集めていますが、これって結構スゴイことだと思います。派手なウェアで人々の関心を集めるという考え方もさることながら、それをいともやすやすと実行してしまう行動力に感服します。この方も「美人」ですが、まさにメリットを最大限に活かしていると言えます。
大袈裟に表現すると、ジャンヌ・ダルク的?!
確かに“ひいては新しいネット的価値観による政治勢力の台頭”という状況に繋がり得るかもしれません。
選挙に関しては、サイバー化が進めば世代間格差は一時的にでも縮まると思います。バーチャルなサイバー空間上での行動に若い世代は慣れてますからね。
そこを原点にどう政局を進めるかが、各政党の腕の見せ所となるでしょう。
kirifue on 2008/01/25
選挙制度そのものが「場所」に紐ついている以上、一票の格差って本来地域差異なんですけど、実は年齢差の格差も相当大きいですよね。しかも、そのことがネット民意の反映という点では非常に大きなディス・アドバンテージになっているんじゃないかと思います。
尊仁 on 2008/01/22
sumimotoshohei on 2008/01/22
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今までは「政治」ってサプライ・サイド側からしか眺めていなかったような気がするんですよね。要するに政党や政治家の内容や属性ばかり見てきたような・・でもマーケット・サイドというか、ユーザー・サイドとして見直すと、「なるほど、ユーザードリブンで機能する政治化を擁立すれば結果としてアテンションを集結して利益代表を獲得できるぞ」って思えたんですよね。なので、萌え候補っていうのはある種の突破口=選び手に適した代議士=エージェントの確保に繋がるのかも?って思いました。案外、そういうわかり易い戦略が機能するのか?的な感じもしつつ・・。ジャンヌダルクも、もしかすると当時の(百年戦争に疲れた)大衆の支持が背景にあったのかも知れません。つまり、アイドル路線ってこと・・・。半分妄想ですが(笑)。。