■これは良い初音ミクの「粉雪」
レミオロメンの『粉雪』 。もしかすると「初音ミク」にとっては“鬼門”といえる曲なのかも知れません(屍がゴロゴロ!)。特に、常習的ニコニコユーザーの場合は、あの小田和正の神カバーを聴いてしまっている以上、そうそう簡単には『感動した!』なんて言え出せないという非常にリアルな事情もあります。
ですが、この『粉雪』は凄いです。
今日、偶然ケータイCGM系の社長さんたちと新宿で会食する機会があったのですが、ニコニコ界隈で顕著な“クリエーターとコンシューマーが再帰法(recursive call)的にスパイラル状態となっている状態”をどう表現すれば良いのか問いかけて、終いにはお互い言葉無く頭を抱えてしまっていました。
でも、こういう作品がどんどん出てくる様子を見る限り、やはりこの循環的な入れ子状態(創造と鑑賞が分かちがたく組み合わされている状態)を見ないでいる訳にはいきそうもありません。
そこで、自分なりにひとつ思い至ったのは、「初音ミクの浸透力」です。
つまり、初音ミクが本来“あほの子”であるが故に「どのような歌唱スタイル」、「どのようなキャラクター」、「どのような演技者、キャラクター」にも(得手不得手はありますが、神調教は困難を可能にしてしまいます)順応でき、ゆるやかに浸透していくことができること。
この初音ミク的浸透力は演じる側にとっても鑑賞する側にとっても非常に好都合です。
演じる側は演じる側の自在な解釈を反映させやすく、それと同時に鑑賞する側としても、ことさら制約を受けない素朴な(無色透明な)パフォーマーとして、その表現を(素面で)受け取ることができる。自然で透質な「初音ミク」を媒介することによる強靭な浸透力。
なんだかひどく生煮えままなのですが、ともかく、このエントリーを書いている最中にも初音ミク・バージョンの「粉雪」は4,000PVほどカウンター・アップしているのです。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
尊仁 on 2007/11/07
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「どのような歌唱スタイル」、「どのようなキャラクター」、「どのような演技者、キャラクター」にも(得手不得手はありますが神調教は困難を可能にしてしまいます)順応でき…
つまるところ(味気の無い言い方をすれば)初音ミクは「ツール」であり、奏者の想いを素直に歌い上げている…ということでしょうか。
ツールでありながら、ツールでない雰囲気をかもし出す。
この「微妙な立ち位置」が何か人の心を揺さぶるというか…。
「人のぬくもり」を感じられる「道具」みたいな?(自動車のコンセプトにありがちな。)
P.S. ついにとかちロイドきます!DTMマガジンでご確認を。
かる on 2007/11/07
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人のぬくもり・・そうですよね、その「微温」が妙に暖かいんですよね。他にもたまごっちとかマリオペイントとかポストペットとか色々比較検討できそうなアイテムたくさんあるので、もう少し考えてみたいです・・って、DTMマガジンの早刷り見ましたよ〜!「十勝」が遂に来ましたね!