■アイマスMAD PVが面白いことになっている
..と書き始めながら、正直なところXBOX360どころかアイドルマスターさえ一切プレイしたことが無く、アイドルマスター出演キャラについても『閣下最高(戸川純から入りました)』とか『メカ千早素敵(初音ミクから入りました)』とか、その程度の認識しかありませんでした。律子さんはマジメに一事務員だと思ってました(名前も知らなかったし..)。
..でも、このジャンルは相当スゴイです。恐らくニコ動空間を越えて、もっと大きいムーブメントになるんじゃないでしょうか?
既にアイマスMAD PVについては各所で優れた解説記事や批評、論考がありま(アイマス論のブックマーク)すので、ここではそれらの内の幾つかを紹介したいと思います。
年表形式でアイマス誕生からアイマスMADのトレンド分析、その都度の流行(の文脈)、削除戦争など詳細に記された力作です。
「ニコニコ動画(γ)」開始直後から考えても、約半年間の激動の記録だと考えれば、いかに短期間に発展を遂げていった現象なのかが分かります。
毎日毎月新しい作風が開発されているこの状況からは、“作品公開→反響→修正、改良”という円環運動が非常にうまく働いている様子が伺えます。
■どんな作品があるのか?
アイマスMADの頂点を担うP達
http://nicovideo.g.hatena.ne.jp/ch1248/20071012
とにかく数多くあるMAD PVのなかから良作(駄作も多いですが名作も数限りなく)を探すのはなかなか大変なことです。
もちろん、その大変さも含めてアイマスMADの醍醐味だったりするのですが、さすがに全日常を投入するわけにもいきません(全日常を投げ打つ感じになってしまう中毒性はじゅうぶんにあると思いますが)。
そこで、私の場合は、この紹介記事を参照しながら名作と呼ばれるMAD作品を鑑賞してみました。なるほど、各Pの特色、こだわり、芸風が把握しやすく非常に助かったのでした。
実際、P毎の作風理解が少しでもあると随分動画を探しやすくなります。それは特定のP作品へのオマージュやパロディが多数あるからでもあります。
■出演キャラクターについて
はじめてのC お試し版 「アイマス」 アイドルマスター キャラクター紹介
http://d.hatena.ne.jp/hajic/20070925/p1
この方も「MADファンなのだけどもアイマスユーザーじゃない」という..強いシンパシーを感じつつ、実は、こういった「無知な俺がキャラ紹介シリーズ」的なシリーズはニコ動作品としても少しずつ増えています。
アイドルマスターやったことない俺がキャラ紹介
http://www.nicovideo.jp/watch/sm859967
ニコニコで得た知識でアイマスキャラ紹介
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1041026
少し話はそれますが、そもそも「プレイしていない」訳ですから、かなり誤解、曲解が含まれているらしいことを前提にしつつも、結局のところニコ動設定として新しいキャラ設定や裏ストーリーが日々生まれている状況では、オリジナル設定対ユーザー設定の対比関係(そしてその境界線そのもの)がかなり怪しくなっているような気がします。
この虚実の皮膜は個人的には興味深いです。たとえばウルトラマンやガンダムの設定も番組制作とは別のところで考案・編集されている部分が非常に多い点など少し重なります(※アイマスの場合は、その情報編集がユーザーによって進められているので、従来の特撮・アニメの成り立ちと大きく異なりますが)。
もちろん、「プレイしていないけど紹介している」動画の場合は、その間違えっぷりをネタにしているわけです。
ただ、ニコ動設定がゲーム設定から大きく変化を遂げているらしいこと(ゲーム内のメーカー設定はともかく)ニコ動設定とは、とにかくこれからも集合知的に変わっていくものでしょうから、そのうち時代考証的に再検証する作業とか欠かせなくなるのでは?という気もします(この設定はいつ誰が考えたんだ?的な作業ですね)。
補足:あと、プレイしていないけど紹介している..って、実際本当にプレイしていないモノと、実は無茶苦茶プレイしている知識マックスのユーザーによるモノと両方あるのでは?..なんて疑っているのですが、アイマス知識の薄い私にはその区別がまったく付きません(※ゲームの販売数からすると本編をプレイしている人はニコ動内に於いてさえ、かなり少数派なのかも知れませんが)。
■きわめて個人的な「感動的アイマスMAD PV」を10作品挙げてみる
ともかく、「アイマスMADスゴイ!」と思って急ぎチェックしてみたのですが、本当に良作が多いうえ、場合によってはMAD製作者さん自身による製作ガイダンス(ブログや動画等)なども参照できるので、情報の奥行き+広がりには少しクラッときます(「どういう意図でどういう風に作っているのか?」など伺い知れるのもMAD作品の面白味だろうと思いますが)。
下に挙げたのは、そのなかでもすごいと感じた10作品です。情報は、「製作者|出演キャラ|使用楽曲の情報(存在する場合はオリジナルPVへのリンク)」となっています。
正直言うとちゃんと合っているのか結構心配です。お気づきの方は、お手数ですがコメントでご指摘ください。
まら、まだまだ全体像がつかめていないのと、優れた製作者の方々の名作に一通り触れた訳でもないので、きっとさらにすごい作品が多々あるのだろうと思いつつも、現段階での俺的ハート鷲づかみ作品たちです。
補足:番号は、1から順に鷲づかみLV高しって感じで、余り批評的な意図とか客観的な指標とか考えていません(批評したり指標を考えたりというLEVELには全く達していないため)。ちなみに上の記事(アイマスMADの頂点を担うP達)とかなり被った内容になっています。
あと、コメントを消して鑑賞するのが素敵かも知れません(※ヘッドフォン推奨!)。
(オンナスキーP|律子|「スイミン不足」 キテレツ大百科OP )
(ぬいぐる魔P|春香|戦え!ぬいぐるまー!ぬいぐるまーず)
(えこP | 千早|Here we go !! アイドルマスター・オリジナル )
(えこP |春香、やよい、亜美|Need to know Pennywise )
(orgoneP |真、あずさ、美希 | TURN ME LOOSE, I'M Dr.FEELGOOD James Brown )
(ナオキP | 雪歩、伊織|Summoning of the Muse Dead Can Dance )
(orgoneP|真、美希、春香|dance dance dance Fantastic Plastic Machine)
(えこP|律子|踵鳴る eastern youth )
(DikeP|春香 | VoodooPeople The Prodigy )
(りんごP | 春香|Closer to God nine inch nails カイルクーパーによるSE7EN Openning )
参考記事:アイマスMADはこれから大きく動く (敷居の先住民より)
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
takahito on 2007/10/19
MAD作品は、既存のパロディ系同人誌(あるいは二次創作系同人誌)の動画版…という位置づけだと思っています。
なので、
>>アイマスをプレイするしないは意外とそんなに問題になっていないんでしょうか?あと、設定的にも独自解釈に対しての反発はそれほど無いような。。
ここら辺の過程は既に紙媒体の同人誌で通過済みな気がします。(大きくなりすぎた同人誌界では、ジャンルが多岐に分岐しすぎて合わないものへ反発するエネルギーがあったら、合うものを見つけ注ぐほうへと…。若しくは、自分の表現の自由を主張するために相手の表現の自由を認める…。個人個人で受け流し方は色々あると思います。)
MAD作品を作る、もしくは見るニコニコユーザの多くが既に、(紙媒体の)同人誌の世界に足を踏み入れており、あしらい方を弁えていると言うか、そんな雰囲気だと思っています。
かる on 2007/10/19
かるさん、どうも!今回○○Pを軸にMADを見直してみて、改めてその凄さに打たれてしまいました。
そうなんですよね、えこP大好きであることが判明したんですけども「神がかっている」らしいのは、アイマスMAD歴激短い私にもなんとなく分かります。
そうそう、友Pさんの「わすれなトカチ」もすごく好きですねえ。余り他に見られない傑作だと思います。
それと、未来派先生が入っていないのは過去のエントリーで散々取り上げたからだったりします。
アイマスをプレイするしないは意外とそんなに問題になっていないんでしょうか?あと、設定的にも独自解釈に対しての反発はそれほど無いような。。
takahito on 2007/10/19
えこPの動画編集は神がかっていて、つい繰り返し見ちゃいますね。
PUNKSにいたってはニコ左上GIFアイコンに進出で、見かけたらクリックせざるを…。
>>(※ゲームの販売数からすると本編をプレイしている人はニコ動内に於いてさえ、かなり少数派なのかも知れませんが)。
については、キヤノンPが捨て6(Stage6)に上げている動画を元にアイマスMADを作成しているPのコメントをよく見るので、プレイしていないPはかなりいるんじゃないでしょうか?
かる on 2007/10/19
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そうか!(ティンときました、笑)うかつにも気が付きませんでした。
同人系のカルチャーなら二次創作ならではの付き合い方が定着している。。うーむ、映像作品という視点からの見方だと見落としがちなんですけど、確かにそうだなあと。。