モバイルコンテンツ市場は1兆円に
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20353325,00.htm
どうやらトランザクション系の売上げが大勢を占めているようなのですが、ケータイメディアが売り上げる際には「コミュニティ(で集客)」「コンテンツ(を提供、あるいは獲得)」「コマース(で販売)」「プラットフォーム(で広告取次や決済サービスなどをネットワークする)」というように、従来ばらばらだった要素がインテグレートされるのためトータルで考えるとこの位のスケール感になるのだと思います。
通販市場が約3兆円規模、年率で約5パーセントの伸びを示していることを考えるとまだまだ成長余地はあるでしょう。
■コミュニティ出版の分散化ロジック ひとつの考え方として
さて、前々回の「数字編」で、50万UUのケータイコミュニティのコミュニティ出版規模が約3億円という試算をしたのですが、そのなかに出版社サイドの書籍売上げ総額は12億という数字がありました。
では、その12億も組み入れて売上総額15億規模とすればいいのでは?という見方もあろうかと思います(これは一概に間違いだとも思いません)。
ところが、実際にはこの12億円は複数社、仮に4億規模を3社が分散してトータルの12億円を売り上げるといった状態の方が現実には考えやすいのです。
これは“テレビ局と出版社”との関係性考えると想像し易いのではないでしょうか?
実際テレビドラマの原作本などは手堅く部数が伸びるとはいえ、インハウス的な系列出版社がすべてを手掛けている訳ではありません。
内容やジャンルによって適切に売り上げられる売り場が違うため、適性パートナーが変わるので(出版社によって得意な売り場が異なる。または、メディアミックスなど固有のノウハウが重要な場合もあるということ)複数社をその都度使い分けるようなやり方のほうがリスク分散もできるし、売上げの極大化を図りやすいのです。
ただ、角川ホールディングスのようにメディアと出版のバリューチェーンを構築している場合もあるので一概には言えません。
■戦艦から空母へという物騒な喩えで説明するコミュニティ出版の方法論
あと、出版社にとってはなかなか手掛けづらいコミュニティ出版ですが、考え方としては太平洋戦争期の「大艦巨砲主義の戦艦決戦方式から空母+巡洋艦による機動部隊運用方式へ」というパラダイムシフトで考えてみてはいかがでしょうか?
従来の作家主体の考え方は巨大戦艦の建造を主眼とする考え方。これは艦隊トータルのトン数=搭載する大砲の威力を重視します。つまり売れ筋のベストセラー作家(戦艦)をどれだけ抱えているのか?が主要ファクターになります。
一方、機動部隊運用方式の場合は大量の戦闘機や爆撃機を投入することによって総量としての打撃力を増す訳です。これは、コミュニティ・ユーザーの大量投稿を対象に商品化を進めていく方法論に近いと思います。
無理やりつなげると40センチ砲から砲弾を遠距離射撃でもってドカンドカン撃ち込む方法よりは、高速展開できる戦闘機や爆撃機が大量にターゲットを急襲するようなスタイルで進めた方が市場に対してより効果的なのでは?という仮説ですね。かなり物騒で乱暴な喩えではありますが。
■高飛車に書き続けている訳ですが、多少の振り返りなど
敢えて「とても高飛車な」と冠を付ける事で「丁寧で分かりやすいエントリーを書く過程を省いている」当連載ですが、果たしてこれを「誰にでも分かりやすく書く」としたらどうなる?と考えるとぞっとします。が、まったく伝わらないことを書き続けるのも辛いのですね。さて、実際どの位伝わっているのでしょうか?
また、書き手が感じていることとは全く別の角度でより興味をそそるテーマもあると思います。もし、もっと踏み込んで検討したほうが良いテーマなどありましたら遠慮なくリクエストしてください。可能な範囲で書いてみようと思います。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
ネットワーク型産業構造への衣替え?
iPhonista Nightの事後報告
"嵐"のように消えたキャメロンディアス
スパム
アフィリエイトの仕組みを知らない?技術者のITリテラシー
OSC2008Tokyo/Fallで勉強会大集合開催
月5000円を得るための代償
iPhone2.2では、絵文字に対応?
すでに土砂降りのIT業界みんなのお題では、ブロガー同士で質問を出し合いそれに対する回答や意見を集めています。今日はどんな話題が盛り上がっているでしょう?
CNET Japan ブログネットワークは、元はCNET Japanの一読者であった読者ブロガーと、編集部の依頼により執筆されているアルファブロガーたちが、ブログを通じてオンタイムに批評や意見を発信する場である「オピニオンプレイス」、また、オピニオンを交換するブロガーたちが集うソサエティです。
広い視野と鋭い目を持ったブロガーたちが、今日のIT業界や製品に対するビジョンや見解について日々熱く語っています。
CNET Japanやその他サイトが提供するITニュースやコンテンツへの意見や分析、 ビジネスやテクノロジーに対するビジョンや見解について語っていただける方を 募集しています。ご応募はこちらから
ブログの投稿はこちらから(※ブロガー専用)
今年最も活躍したブロガーを表彰します。詳細はこちらから
これは、CNET Japan 編集部の依頼に基づいて執筆されているCNET Japan アルファブロガーによるブログの印です。
CNET Japan ブログネットワーク内で拍手の代わりに使用する機能です。ブログを読んで、感激した・役に立ったなど、うれしいと思ったときにクリックしてください。多くGood!を獲得した記事は、より多くの人に読まれるように表示されます。
[レビュー]2011年画質を備えた高画質、多機能Blu-ray--ソニー「BDZ-X95」
今週の新製品総チェック:よりモバイルPCとして進化した「Let's note」が登場
今週の新製品総チェック:フルサイズCMOS搭載のキヤノン「EOS 5D Mark II」が登場
今週の新製品総チェック:第4世代iPod nano登場、ソニー「α」、松下「LUMIX」に新機種も