では、早速タグボートに展示してある作品を観てみたいと思います。MIZUMA ART GALLERY は特に日本人現代作家をずっと支援しているギャラリーとしてよく知られています。以前、「たけしの誰でもピカソ」でコンテスト審査員をされていた方がオーナーなのでご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
で、MIZUMA ART GALLERY の新着作品ですが、「会田誠」の写真作品が気になります。彼は、「巨大フジ隊員VSキングギドラ」とか「戦争画リターンズ」、「食用人造少女・美味ちゃん」など、常に刺激的な、しかも技法的にも確かな手法で描かれた絵画作品によって高く評価されています(ARTFACTランキング12451位)。
さて、今回3点が出展されている会田誠作品ですが全て写真作品です。ただ、コスプレイヤー声(Koe)ちゃんの身体に描かれたボディペインティング(※作品は画像を参照してください)こそが見所なので、ペインティング作品を撮影した写真作品と言ったほうが適切かも知れません。
で、作品解説を読むと、
ストックホルムで開かれた「TOKYO STYLE IN STOCKHOLM 2004」で発表された写真作品。元まんだらけのカリスマ店員にして、コスプレアーティストとして活躍する声(Koe)ちゃんに会田自ら、アニメキャラのボディペインティングを施し、現地の公園で撮影したものです。人体を極端にデフォルメして生まれる日本のアニメキャラクターが、再びその人体というキャンバスに還され、文字どおり変態しています。きわめて非日常な光景と、のんびり公園で過ごす人々のありふれた日常の対比が強烈です。本品海外のアートフェアでも大きな注目を浴び人気が高いため、残部も少なく貴重な作品となっています。
と、あります。つまりそのまま作品解説の筋を追うと、
1)アニメ表現に顕著な「デフォルメされた人体」を、
2)再び「人体に還元(=ボディペインティング)されるアニメキャラ」として、
3)「コスプレ=イメージを装い演じるプレイヤーたる声ちゃん」が身にまとっている。
と、いう「人体」→「アニメ」→「ペインティング」→「人体(しかもコスプレイヤーである)」連鎖が醍醐味ということです。なかなか(解説にもあるとおり)変態チックなアート表現ですね。
この場合、ボディペインティングによりキャラを身につける行為自体ある種のコスプレとも言えますし、コスプレというある意味日本のオタク表現の「極地」を、さらにデフォルメして表現していると言えなくもありません。
さらに、モデルのお下げ髪(ツインテール)とボディペインティングにあるお下げがパラレル(並列)になっていたり、なぜか国際競技大会出場選手ばりに「日の丸」を背負っていたり、はっきり言って突っ込みどころが満載です。
これでエディション(複製数)が20点。1点168、000円。もちろんこれだけを見て、高い安いはなんとも言えないですし、その価値判断は見る側の価値観、趣味嗜好、生活環境など、様々な要因次第なのでそれこそ千差万別だと思うのですが、海外マーケットでは(日本文化への誤解も含めて)高く評価されそうな作品です。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
ネットワーク型産業構造への衣替え?
iPhonista Nightの事後報告
SoftBankは誰に好評なのか?
スパム
アフィリエイトの仕組みを知らない?技術者のITリテラシー
OSC2008Tokyo/Fallで勉強会大集合開催
月5000円を得るための代償
iPhone2.2では、絵文字に対応?
すでに土砂降りのIT業界みんなのお題では、ブロガー同士で質問を出し合いそれに対する回答や意見を集めています。今日はどんな話題が盛り上がっているでしょう?
CNET Japan ブログネットワークは、元はCNET Japanの一読者であった読者ブロガーと、編集部の依頼により執筆されているアルファブロガーたちが、ブログを通じてオンタイムに批評や意見を発信する場である「オピニオンプレイス」、また、オピニオンを交換するブロガーたちが集うソサエティです。
広い視野と鋭い目を持ったブロガーたちが、今日のIT業界や製品に対するビジョンや見解について日々熱く語っています。
CNET Japanやその他サイトが提供するITニュースやコンテンツへの意見や分析、 ビジネスやテクノロジーに対するビジョンや見解について語っていただける方を 募集しています。ご応募はこちらから
ブログの投稿はこちらから(※ブロガー専用)
今年最も活躍したブロガーを表彰します。詳細はこちらから
これは、CNET Japan 編集部の依頼に基づいて執筆されているCNET Japan アルファブロガーによるブログの印です。
CNET Japan ブログネットワーク内で拍手の代わりに使用する機能です。ブログを読んで、感激した・役に立ったなど、うれしいと思ったときにクリックしてください。多くGood!を獲得した記事は、より多くの人に読まれるように表示されます。
[レビュー]2011年画質を備えた高画質、多機能Blu-ray--ソニー「BDZ-X95」
今週の新製品総チェック:よりモバイルPCとして進化した「Let's note」が登場
今週の新製品総チェック:フルサイズCMOS搭載のキヤノン「EOS 5D Mark II」が登場
今週の新製品総チェック:第4世代iPod nano登場、ソニー「α」、松下「LUMIX」に新機種も