皆さんは、コンテンポラリーアートと聞いてどのような印象をお持ちになりますか?
そもそも現代芸術という言葉自体が非常に難解で衒学的なイメージを伴って流通しているので、そもそも「興味がない」か「余りお近づきになりたくない」はたまた「積極的に避けて通りたい!」というような印象をお持ちなのではないか?と、推察します。
で、そもそも、このCNET主催のブログでわざわざ「アート論」なんてシチメンドクサイ、さらに言うと「なんら生産性のない」非ビジネス的話題に触れること自体ナンセンス!っていう印象をお持ちなのでは?なんて推察したりする訳です。
ただ、そんな印象をお持ちになるのは致し方ないと思っています。確かに日本国内に視点を限定すると「アート」っていうのは、マーケット性とかビジネスとしての規模・活力を持った領域だとはとても言えません。
たとえ、村上隆が六本木ヒルズのイメージアップでいくら頑張ってもせいぜい「アーティストって脳天気でバブリーだよなあ」とか「ヲタクの真似して、しょせん秋葉原カルチャーの上澄みだけジャン」とかなんだかそんなネガティブなコメントが当たり前のように返ってきそうな気もします。
でも、きっとそんなイメージをお持ちの皆さんに対して「いや、ちょっと待って!!」と、言うのがこのブログのスタンスなのです。
なぜなら、いったん海外に目を転じるとコンテンポラリーアートというのは、その市場性、新奇性、スピード、流行の移り変わり、付加価値増大の仕組み仕掛けなど、我々IT業界の眼から見ても非常に斬新でユニークな拡がりと深みを持った業界なのです。
特に最近はアジア市場、なかでも中国のコンテンポラリーアートは沸き立っており、その取扱額及び付加価値の増大(マーケットでの値上がり率)は際立っています。
また、それに負けじと韓国、台湾のアートシーンもどんどん活性化、新陳代謝が加速しています。
さらに言うと、コンテンポラリーアートというのは非常にコンセプチャルな表現領域ですからアイデア次第では、「(たとえば)ただのスナップ写真」がある日突然最終末端価格(笑)数千万円!!なんてサクセスストーリーもあり得る、マーケティング的にもとても面白い世界なのです。
「アイデアと実行力さえあれば、まったくのゼロからでも物凄い付加価値を創造できる」と聞くと、とってもベンチャー的でアントレプレナーシップを掻き立てられる領域なのでは?と、いう気がしてきませんか・・
少し前の(いや、かなり前か?)アートシーンだと、アンディウォーホルが送りだした「キャンベルのスープ缶」とか「マリリンモンローのポートレート」とかに代表されるポップアート....。あれなんかも大量消費社会の新しい価値体系にメスを入れ解剖することで、それまでに認められていた芸術領域外にアートの付加価値体系を発見し、「ポップアート市場」という市場創造を行ったわけです。
そう考えると、必ずしも「デパートの催事場でおじさんおばさん達が暇にまかせてのんびり鑑賞している印象派絵画展」・・みたいな手垢にまみれた「アート」も、もう少しビビットで刺激的な分野という気がしてきませんか?
僕自身は、デジタルフォトグラフィを駆使した新しい絵画=写真的絵画の制作を昨年から開始したばかりでコンテンポラリーアート作家としての実績はまったくゼロ!の状態です。
でも、今まで主にブログなどネットコミュニティから生まれる新しい価値体系をマーケティングしてきた、その経験と直観を活かして、ぜひアートの世界に於いても刺激的で新しいことをどんどん手掛けてみようと目論んでいる所です。
ですので、IT及びマーケティングの側から見たニューエコノミー視点のアート論は、きっと楽しんでいただけるのでは?って思っています。
それに、いまさら哲学的・美学的芸術論を振りかざしたとしてもなんだか現実の現代芸術のアクティビティを扱いきれないでしょうし、そもそも「ツマラナイ」と思うのです。
まだまだ、未知の領域なのですが、ぜひご期待ください。そこには案外新しいビジネスアイデアが潜んでいるかもしれませんよ!?
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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僕自身はまだまだ経験が浅いので、どうしても抽象的なお話になりがちですが、ロールプレイングゲーム的にレベルを上げていければと思っています。