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ニューヨークタイムズ株価、「大物投資家による大量購入」の噂に急騰

2006/11/30 15:40
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CNET Japanの編集スタッフと米国CNET News.comのスタッフが、手に入れつつもニュースに乗せ切れなかったITやインターネット、モバイル関連の情報や取材でのこぼれ話、うわさ話をお送りします。
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 米国の新聞業界はネットへの広告費のシフトが進むなかで長く苦境に立たされている(詳しくは11月24日付けで「メディア・パブ」ブログに上がった「米新聞社の広告売上高,ネット広告を加えてもマイナス成長に」を参照いただきたい)が、この苦境をさらに際立たせるような話題が出てきている。

 米国時間11月29日にNew York Post紙が、AIG(American International Group Inc.)の会長を長らく務めていた投資家のMaurice "Hank" Greenbergが、New York Times株式の大量購入に動いていると報道した。Greenberg側はこの話をすぐに否定した(Ex-AIG CEO not now planning to boost NY Times stake)が、同社株価はこの日約6%も上昇したという。

 New York Timesの現在の大株主は創業者一族のOchs-Sulzberger家だそうだが、大手投資家のひとつであるMorgan Stanley Investment Managementは、この創業者一族に大きな影響力を与えている議決権付き株式をなくすよう圧力をかけているという。

 新聞社の現状については、「イノベーションのジレンマ」の著者でもあるHBS教授のClayton Christensenが、業界団体American Press Instituteの依頼を受けて行った研究プロジェクトNewspaper Nextの結果として、「大きな脅威と大きな機会」に同時に直面していると述べているが、大きな体質の変革(transformation)を経なければならないことはほぼ間違いないようだ。そうした変化をくぐり抜けるまでは、今回のような騒動が繰り返し起こることになるのかもしれない。

坂和敏(編集部)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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