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家庭教師を海外アウトソーシング--米で普及する「eチューターリング」

2006/10/03 22:34
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CNET Japanの編集スタッフと米国CNET News.comのスタッフが、手に入れつつもニュースに乗せ切れなかったITやインターネット、モバイル関連の情報や取材でのこぼれ話、うわさ話をお送りします。
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 先週、就任したばかりの新文科相が「小学校での英語必修化は不要」と発言し、ちょっとした話題を巻き起こした。

 森有礼の時代からつづく論争がまたぶり返したともいえるこの議論。日々悪文と葛藤する我が身からすれば「まずは正しい日本語」という考えが正しいように思える同時に、英語のポッドキャスティングをなかなか上手に聞き取れないことを想い出して、「早いうちから英語に慣れるほうが」という考えにもいたく説得力を感じた次第。さらに、このアンビバレントな想いに輪を掛けて、「英語を必須化すれば、それが中学受験の科目となり、結果的に塾等への出費が増える」という不要側の言い分は、小学生の子を持つ親の心(いや、懐に)ずしんと響くものだった。

 そんな矢先に、「U.S. homework outsourced as 'e-tutoring' grows」というReutersのニュースを目にした。

 米国では、1時間あたり2ドル50セント(「えびフィレオバーガー」1個分!)程度で雇える家庭教師のサービスを利用する家族が増えているという。ただし、この「教師」はインドに居て、生徒とのやりとりはチャットやVoIP経由だ。家庭教師の料金は通常、米国人が指導するオンラインチューター(Tutor.comの例)では40ドル/時間、またマンツーマンの相対では100ドル/時間になる場合もあるそうだが、それに対してこの種の「海外アウトソーシング」なら、1カ月100ドルで時間無制限になる。そうした「価格破壊」のおかげで、このサービスを提供するTutorVistaという会社ではすでに150人ほどのスタッフを抱えているとのこと。

 これらの家庭教師の大半は博士号取得者で10年程度の指導歴を持つ。さらに、米国人のアクセントやスラングに適応するために、60時間ほどのトレーニングを受けているというから、基本的には「安かろう、悪かろう」ではなさそうだ。

 この「フラット化する世界」の典型のような家庭教師サービスで、本物の「グローバルに通用する英語」を格安に習えるというのは、われわれ日本の大人にとっても魅力的な選択肢かもしれない。

坂和敏(編集部)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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