Newhouse Schoolの講義の中で、The New Yorkerの記者Ken Auletta氏と、Yahooの最高経営責任者(CEO)Terry Semel氏の対談が行われた。対談中、Semel氏は、2001年のCEO就任以来下してきた決定のなかで最も愚かなものは何だったかという質問を受けた。
(Semel氏は以前にもこうしたテーマに言及したことがある。しかし、それでも、こういった内容をもう一度ここに書く価値はあると思われる)
Semel氏によれば、共同創業者のJerry Yang氏とDavid Filo氏は、当時からすでに注目されていたGoogleの買収を検討しようと、Yahooに入社して間もないSemel氏に提案してきたのだという。スタンフォード大学卒業生のGoogle共同創業者らはYahoo共同創業者の2人を尊敬していた。こうした経緯から、Semel氏はLarry Page氏、Sergey Brin氏とともに食事をすることになった。その席で、同氏は2人にYahooと共同でビジネスをすることを提案し、同社がGoogle検索エンジン最大のライセンス契約企業になった際には毎年700万ドルの資金を提供すると申し出た。
Semel氏は、Auletta氏との対話の中で「彼らはこの話に乗り気ではなかった」と述べた。このときの会話は米国時間5月11日、The New Yorkerのウェブサイトで公開されている。
Semel氏がGoogleの買収を申し出たにもかかわらず、2人の回答は10億ドル以下では売却できないというものだった。これに対しSemel氏は、金額の問題について再考すると回答した。
食事の機会を再度設け、Semel氏は10億ドルの支払いに同意した。しかし、今度は、Larry氏とSergey氏が30億ドル以下では売却できないと言ってきた。
Semel氏は「私はGoogleを買収しなかったし、できなかった。後はご存知の通り」と述べた。また、検索広告ビジネスの起源に耳を傾けることができて幸運だったと付け加えた。
この後まもなく、Overture Services(当時のGoTo)の広告型検索サービスが、Yahooの売り上げを7500万ドル押し上げられるという話が持ちかけられ、ドットコムバブルの崩壊で苦境にあったYahooを支えることになった。
Posted by Stefanie Olsen
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