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YouTubeの人気ビデオがもたらした思わぬ宣伝効果

2006/03/24 18:21
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CNET Japanの編集スタッフと米国CNET News.comのスタッフが、手に入れつつもニュースに乗せ切れなかったITやインターネット、モバイル関連の情報や取材でのこぼれ話、うわさ話をお送りします。
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 ある17歳の少女が一風変わったホームビデオをYouTube.comに投稿したことによって、デジタルツールメーカーLogitechの映像効果機能が口コミで急速に広がっている。

 数ある急成長中のインターネット関連ウェブサイトのひとつで、映像共有サービスを提供するYouTube。同サイトに投稿されたビデオ「Breakup(破局)」は、米国時間3月22日には3番目に多く視聴された作品となっていた。2日間のベージビューが10万以上を記録したこのビデオは、少女がボーイフレンドと最近別れたことについて75秒間ただ述べているだけである。

 ビデオを投稿者した「Bowiechick」さんは、自らの辛い心情を語りながら、ボタンをクリックして次々と映像効果を切り替えていく。最初は眼鏡をかけているように見えるが、次の瞬間にはそれがガスマスクに切り替わる。時には、漫画の猫の目や鼻にもなる。

 このビデオに対して600件以上ものコメントが投稿されている。コメントの多くは映像効果の作り方に関する質問だ。Bowiechickさんのファンの1人が「すごい、映像編集ソフトはなにを使用したのか」とたずね、「破局は残念だ」と書き込んでいる。

 BowiechickさんはCNET News.comのインタビューには応じなかった。しかし、YouTubeに公開している彼女のプロフィールによると、彼女はLogitechの「QuickCam Orbit MP」を使用して撮影したと書いている。同製品はAmazon.comで手に入れることができ、価格は104ドル。

 Logitechの広報担当者Nancy Morrison氏によると、しゃれた漫画調の画像は「Logitech Video Effects」と呼ばれるソフトウェアを使うことで得られるという。同ソフトウェアは、2005年8月に発売され、動くアバターを機能として持ち、ユーザーの姿を火星人やホホジロザメ、そしてサンタクロースへと置き換える。Morrison氏によると、Video Effectsは、ユーザーの顔の位置をトラッキングし、ユーザーの動きに合わせて画像を表示するという。

 「Video Effectsは、顔の上にある約16の部分をトラッキングする。そのため、ユーザーが顔を動かすと、画像も同じように動く」(Morrison氏)

 Logitechでは、約100種類のアバターを同社サイトLogitech.comからダウンロード可能にしている。Video Effectsは、Logitechのウェブカメラ「QuickCam Fusion」「QuickCam for Notebooks Pro」「QuickCam Pro 5000」「QuickCam Orbit MP」に同梱されている。

 BowiechickさんがLogitechの売上に貢献したと判断するには少し気が早すぎる。しかし、彼女のビデオを見た多くの人が、同社の視覚効果にくぎ付けになったのは明らかだ。Bowiechickさんはまだ十代だが、既に「バイラルマーケティング」のエキスパートともいえる。バイラルマーケティングでは、オンラインソーシャルネットワークを利用して、製品についての話題を盛り上げていく。

 Bowiechickさんファンの1人は、「本当に面白い。自分を子猫に変えてくれるようなウェブカメラがあればと思った」と書いている。

Posted by Greg Sandoval

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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