最近日本ではSLが過疎化してるとか言う話をまだしてる方は多いのですがSLの常時ログイン数は多国語対応を完了させてから多くなっています。Alexaのsecondlife.comのチャートを見ると底を打って右に上がろうとしてるように見えます。あくまでWebアクセスなのでインワールドにはそのまま比例しませんが指標にはなるでしょう。
アクセスをあげてるだけのBotアバターが多いのだという方もいますがそれは今に始まったことでもありませんし、ボットアバターをリンデンが使ってアクセスをあげるわけもありません。表示してるログイン数の数字をいじった方がよほど楽です。キャンプを複数アバターでやってる人が多かった時代の方が意味の無いアバターの数が多かったと思います。土地は以前に比べてメインランドもアイランドも広大になっていますから決して人口密度は上がっていませんが環境SIMの条件変更の発表の時に多くのユーザが離れるかの様にも見えましたので普通に考えたらこの時期、ユーザは減っていくべきなのですが。
SONYがPS3でHOMEをスタートさせ、GoogleはLivelyをやめました(非公式には存在させてる様ですが)。日本でも数多くのポスト和製セカンドライフが登場していますがそういう仮想空間が増えれば増える程、PCの性能さえ許せばSLをやりたくなる人が増えるのでは無いかと以前から考えていました。
いろんな仮想空間が出てきたとしてもSLでは当たり前に出来て後発の仮想空間に出来ないことが多すぎるのです。モノを制作販売できるのは契約ユーザだけだとか既に大きなアドバンテージを失っています。現実世界でも人々は様々な行動をすると言うのにそんな制限を受け入れられると思えません。行動の選択が出来ることが自由なのです。決まったことしか出来無いとなればいつまで居られるでしょう。現在のインターネットコンテンツはユーザ主体が当たり前です。Mixi、YouTube、ニコニコ動画等をはじめとして、運営者側は後から問題がある部分を修正するという対応であるものだけが成長しています。従来の企業の都合の良い論理の中で満足できるユーザが減っているのです。もちろん、端整で美しい仮想空間は私の理想ですがみんながそうではありません。カオスが好きな人もいれば様々な趣味嗜好があるのは当然です。そして人の気持ちはうつろいやすいものです。気持ちの変化に対しての懐の深さはSLにどこも及びません。PS3のHOMEがどれだけ美しいとしてもそこが好きなユーザは非常に狭いのものです。そういったSL以外の仮想空間を楽しんだ人は時間を待たずにSLの存在を気にし始めるでしょう。
SLはマーケティングやテクノロジだけで出来たものでは無いと私は考えています。ある種の偶然の産物というか神様のいたずらに近いような存在です。どれだけ頭の良い人が対抗しようにも新しい仮想空間を今スタートしたとして、どうやってSLの加速的成長を追い越すことが出来るのかがわかりません。加速的成長というのは単に大きくなるのでは無く、淘汰も進み洗練されるという面と、ユーザのマインドシェアの問題です。世界中のレジデントが絶え間なく何かを作り、行動し、会話し、刺激しあい、善悪もあり、様々な価値観も存在し、国境さえも越えるコミュニケーションを当然のものとしているユーザ主体の場所を作る勇気のある企業は相変わらずいません。もちろん、もっと素晴らしい仮想空間が誕生し、一気にSLと取り替えられる可能性もありますがYahoo!をMicrosoftも倒せなかった様にできそうで出来ないことはあるものです。リンデンラボ社のセカンドライフに対するスタンスにも私は様々な問題を感じていますがこの話はまた次回。
SLのユーザの増加への転換が本当であるかはわかりませんが私は今ののんびりしてるインワールドの方が二年前のカオスな場所だらけで、変な人がたくさんうろうろしてた時代よりもかなり好きです(笑。
Alexa Traffic History Graph for secondlife.com
http://www.alexa.com/
SLZIN.COM / Akko Yoshikawa
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
ヨシカワアキコ on 2009/01/13
セカンドライフは、仮想空間と呼べるようなレベルではなく、無数にあるニッチな3DSNSの中の一つですね。ターゲットは、クリエイターとお小遣い稼ぎが好きなユーザー(主にアフィ系)であって、一般ユーザーをターゲットにしたSNSとは考えにくいです。
>いろんな仮想空間が出てきたとしてもSLでは当たり前に出来て後発の仮想空間に出来ないことが多すぎるのです。
「できる」「できない」という観点はおかしいですよ?そのSNSに「必要か」「必要じゃないか」でしょう?いつからセカンドライフがSNSのスタンダードになったのです?他のSNSではセカンドライフでできないことを「当たり前」にやってるのですよ?
>モノを制作販売できるのは契約ユーザだけだとか既に大きなアドバンテージを失っています。現実世界でも人々は様々な行動をすると言うのにそんな制限を受け入れられると思えません。
クリエイターと小遣い稼ぎユーザー以外の一般ユーザーにとってみれば、モノを作って販売できるなんてどうでもいいことです。
>現実世界でも人々は様々な行動をすると言うのにそんな制限を受け入れられると思えません。
この程度の制限はクリエイターにとっては大きな問題ですが一般ユーザーはSNSに新規登録するのにそんなことはどうでもいいことです。それを「そんな制限」とまで誇大に表現すること自体あなたの考え方はクリエイター寄りであって一般ユーザー目線ではないですね。要するにセカンドライフは仮想空間ではなくてクリエイター向けのニッチSNSだといいたいのですよね?
>気持ちの変化に対しての懐の深さはSLにどこも及びません。
それはアナタを含めたセカンドライフ好きのごく一部の意見ではないでしょうか?そもそもセカンドライフはコミュニティSNSとして成り立っていますか?もしそのようなコミュニティがセカンドライフ内で成り立っているというのならその根拠を教えてください。私がMAP上空から人の多さを示す緑の点が固まったところに適当にテレボートするとほとんどが人がおらずはるか上空にトラフィック集めのためにアバターを押し込んでいるか不自然にベンチに無言で座っているアバターばかりです。話しかけても誰も答えません。むしろ話している姿を見かけるとびっくりするぐらいです。
仮に常時ログイン数が60,000だったとしましょう。するとその場合は一体どれくらいの数のアバターがコミュニティを楽しんでいると思いますか?本当に多くのアバターがコミュニティを楽しんでいるようならどこにいっても話しかける姿を目撃するのが仮想空間というものではないでしょうか?
zazaza on 2009/01/13
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【このコメントは下の1への返信です。先にそちらを読まれると良いでしょう】
>無数にあるニッチな3D SNSの中の一つですね。
そう感じた理由は文章から読み取れませんでしたのでよくわかりませんがそう感じる人もいるでしょうし、違う捉え方もあると思います。SL全体を何かにカテゴライズできたとしてもそれによって整理されるとも思えませんし、理解が促進する効果も無いと思いますのでSLは仮想空間といわれますが仮想空間の定義はまだ流動的でこの言葉自体はキャッチフレーズみたいなものだと思いますので本当の仮想空間というものはこうであるというのが登場したときにSLは違うと確認できるかも知れませんね。確かに仮想世界では無いとは思いますが仮想空間では無いとまで言われるレベルだとは思いません。3D SNSというのはどういう定義なのかがわかりませんがSLにはソーシャルをネットワークする仕組みは殆どありません。非常に弱いです。
ユーザインターフェイスの多言語化は出来ましたが各言語間を超える翻訳システムも搭載されていませんし、ユーザが作った翻訳アイテムを使用しているだけの状況です。ソーシャルをネットワーク出きていないのが現状ですのでSNSとは私には思えません。またそこまでひとつのプラットフォームであったとしても全世界が関わりあう必要性に迫られてるというわけでもありません。日本人の方も英語を使う方もいますし、翻訳アイテムでどうにかコミュニケーションを試みる方もいますし、海外の方でも日本語を使う方もいらっしゃいますし、それもSLにおいての行動の自由であり未完成だとも言える現状だと私は考えます。リンデンラボはSNSを目指していると発言したこともありませんし、多分将来においても違うと思います。また、無数にあるものは既にニッチでは無いとは思うのですが。
>いつからセカンドライフがSNSのスタンダードになったのです?
SNSにもスタンダードにもなっていません。SNSのスタンダードは間違いなくFacebookとMyspace等です。
>「できる」「できない」という観点はおかしいですよ?そのSNSに「必要か」「必要じゃないか」でしょう?
>他のSNSではセカンドライフでできないことを「当たり前」にやってるのですよ?
書いているコメントが破状していませんか?「当たり前」に「出来る」ことが大事なのだとあなたも主張していますし、「必要性」もユーザそれぞれです。機能を省略して、シンプルにすれば分かりやすいという発想は理解できますが簡単な操作の携帯電話が携帯電話として正しいのだという極論にも感じます。SLではビューワをオープンソースにしています。機能を限定したビューワをユーザが必要なら作って配布することも出来ます。機能を省略したインターフェイスのビューワに必要性を感じる人が多くいらっしゃればおのずと制作され、利用されるものだと思います。各ネットコンテンツがAPIを開発し、柔軟性を高めようと努力していらっしゃいます。コンテンツプロバイダーは神ではありませんし、必要かどうかを取捨選択する権利があると考えるのも傲慢なのではと多くの方も気づいています。
様々なSNSを体験する時に「こんなこともできるんだ」と思う人は多いかも知れませんが「こういう機能をSNSに探していたんだ」と感じるユーザは一般的でしょうか。SNSにできてSLで出来ないことが数多くあります。SLではYouTubeを見ながら友達同士でチャットもできますが他でもやる方法はありますし。他のSNSももちろん素晴らしいです。私もMy Spaceは大好きです。
>モノを作って販売。
これはセットで書かないほうが良かったですね。すみませんでした。モノを作る(ガジェットや洋服を売るとかではなく広い意味での)という創作、表現活動の場としても楽しんでいる方もいらっしゃいます。販売というのは売る方も居ますし、展示だけの方もいますし、プロの写真家の方も名前こそ出しませんがSLで創作活動も楽しんでいます。少し省略して書きすぎていますね。この部分に関しては。素晴らしい営利的な成果をあげる方も居ますし、活動に意味クリエイティブな価値無くしてさほど売れません。ビジネスもアートやクリエイションでは無いとは言い切れないと思います。たしかに手芸家的な方も数多いのでこれも様々ですね。もちろん表現、創作に関しては代わりの手段はいろいろありますがSLで簡単に出来ることを違う手段でやろうとすると効率の悪いことも多いのです。もちろん現実世界のレベルのアーティストであっても現実同様のパフォーマンスが出せるわけでもありませんのでまだまだ幼稚なモノだと言われることは仕方ないと思います。
>そんな制限
逆ですね。文脈から読んでください。ユーザジェネレーテッドメディアが定番の世の中で文字に比べると情緒的なインパクトは大きいにしてもYouTubeでさえアップロード時に許可をとって掲載するわけでも無いのに「そんな(些細な)制限」をすべきではないという意味です。「そういう制限」をすべきでは無いがニュアンスとして正しかったかもしれません。
>仮想空間ではなくてクリエイター向けのニッチSNS
申し訳ないのですがこれについてはどういう解釈なのかまったくわかりません。
>セカンドライフ好きのごく一部の意見ではないでしょうか?
そうですね。数万人が同じ気持ちだとは思えません。あなたの言うとおりだと思いますがCNETで書くべき内容ではありませんでしたか?もちろん私の主張は今回は、SLの良い部分を書いていますし、現時点で完璧な世界ではありませんし、不細工なところだらけです。リンデンラボの運営方針も無様な点は数多いのです。SLにネガティブな方の主張はネットに数多くありますし非常に声も大きいのもわかっています。それで今回、肯定的な意見も多少大声をはってみたのです。
>コミュニティSNS
「コミュニティ」的なものはSL全体では無理でしょうが良好な小規模なコミュニティができたら素晴らしいと思います。私の視点では出来つつあると思っておりますが評価というのは他者がすることですのでそれが得られない限り駄目だとは理解しています。私も多分リンデンラボ社もコミュニティSNSは目指していませんし、前述の通り現状のSLは違います。
>MAP上空から人の多さを示す緑の点
それがBotアバターです。記事に書いたとおりのくだらない場所です。人が多い場所が良い場所であるという根拠はなんでしょうか?SLは1Region(SIM)に40人もいると身動き出来ないような状態になります。楽しいイベントがある場合を除き、人の多い場所には意味の無いBotアバターを置いてMapの点を目指すタイプの方を集めようとしているだけです。イベントはSLのオフィシャルサイトで英語ですが常時表示されていますし、そちらをご覧になる方が良いと思います。人の多い都会は素晴らしく、タヒチの海辺の様な田舎は価値の無い場所だという評価をする人がいないようにアバターの点の数にはさほど意味は無いと思います。二人っきりでチャットしててもいい時間になることも多いですし、これは現実もSLもさほど変わらないのではないでしょうか?
>本当に多くのアバターがコミュニティを楽しんでいるようならどこにいっても話しかける姿を目撃するのが仮想空間
どういう風にそう定義されたのかよくわからないので答えになっていないかもしれませんが書かせて頂きます。SLにはIMもありますし、チャットクライアント機能しか無いものを使う時間のある方も多いので、コミュニケーションはチャットで地面の上とは限りません。上空に住む方もいます。人口密度は上下の空間と横(大陸)が一気に広がった為、非常に希薄になっているのは事実ですが以前に比べ人口密度が希薄になったことでサーバ負荷も分散され快適になりました。「仮想都会」は今のSLのシステム上無理だというのは皆さんおおよそ理解されていることだと存じます。
そして現実世界には仕事もなさっている方も多いですし一日に数十分もSLに来ない方もいますし、週末だけの方も殆どです。たかだか同時ログイン数が世界でBotがもしもゼロだとしても60000人などと言う数字では賑わう場所さえ出来ないくらい広大ですね。
>仮に常時ログイン数が60,000だったとしましょう。するとその場合は一体どれくらいの数のアバターがコミュニティを楽しんでいると思いますか?
「世界の人口が70億人だとしてどれくらいの人が幸福を感じているのか?」に質問が近くないですか?申し訳無いのですが私の知能レベルでは回答することは出来ない質問でした。
あなたもSLをやってみているのにどうにも納得できないのであれば仕方ないのかもしれません。人生がいろいろあるように仮想人生にもいろいろです。面白く無いという人もいて面白いと思う人が居てそして、人の心はうつろいろいやすいのです。私はSNSを独自のシステムを実験的に構築運営しています。ユーザ数もあくまで実験的非営利の取り組みなので2万人弱ほどしかユーザがいません。SLとは関係の無い取り組みです。現在のSNSが持つ問題点をテクノロジで改善できないかにも取り組んでいますがSLとSNSは同じ発想では上手くいかないのは痛感しています。そして、私はSNSの素晴らしさも十分理解しております。何卒ご理解くださいませ。めんどくさくなければSLでもディベートに応じますのでお気軽にAkko YoshikawaへIMくださいね。