おひさしぶり、になってしまいましたが、Appleファンとしては飛びつかないではいられないこのニュース(笑)。
昨日、2008夏モデルを発表したばかりの SoftBank Mobile が Apple の iPhone の日本国内投入を“ひっそりと”発表しました。
この度、ソフトバンクモバイル株式会社は、今年中に日本国内において「iPhone」を発売することにつきまして、アップル社と契約を締結したことを発表いたします。
SOFTBANK MOBILE Corp. today announced it has signed an agreement with Apple to bring the iPhone™ to Japan later this year.
リリースはこれだけ(笑)。
来週の月曜、2008年6月9日(現地時間:日本では10日未明)からアメリカのサンフランシスコで、Apple の開発者会議『WWDC(Worldwide Developers Conference 2008)』が開催されることになっており、そこで、第二世代の iPhone が発表されるということが(ほぼ確定的な)噂になっていましたが、おそらくそこでなんらかの発表があるのではと思われます。
ひょっとしたら壇上に、ソフトバンクの孫正義社長も呼ばれたりするのかもしれませんね。
いずれにしても、ハードとしての iPhone 自体の進化を見るのとともに、楽しみです。寝ないで見ないと(笑)。
しかし、よくこのタイミングでの発表を Apple が許可したものと思いますが(あと一週間も発表を我慢すればよかったわけで)、それより驚いたのが、このブログのお膝元、CNETの記事でのこの記載。
iPhoneをめぐっては、日本国内でどの通信事業者から発売されるのかが注目されていた。NTTドコモもアップルと交渉しているという噂があったが、ドコモ広報部では「今回の発表は残念」とした上で、「今後の可能性については検討中」とした。「タッチパネルで操作できる端末としては、PRADA Phone by LGなど同様の端末を当社でも提供している」(ドコモ)
Apple がいままで他国で iPhone を発売する際、ますはその国のトップシェアの携帯電話事業者と契約してきました。最近、同一国で複数の事業者と契約するケースも出てきましたが、まず例外なく、その国のトップのネットワークオペレータと契約してきたという事実があります。
ですから、日本でも、“腐っても鯛”というか(笑)以前の勢いはないとは言うものの、依然圧倒的なと言っていいシェアを持つNTTドコモが最有力視されてきたわけです。
つい先日の ASCII の『大胆予想!iPhone採用キャリアはここだ!』の予想では、識者5人すべてが、ソフトバンクとの“併売”の可能性を示唆する人もいるものの、ドコモを最有力候補として挙げていました。
また、Apple フリークとして知られるこの方の記事も、似たような予想になっていました。
●林信行に聞く、iPhone日本発売はいつ?(前編)
そんな予備知識もあって、今回の発表を他のサイトで知った時は僕も、このあとドコモからも発表があるんだろうな、と思ったものです。
しかし、このCNETの「残念」というコメントを読む限り、その可能性は(少なくとも現時点では)ないと考えられますね。それともブラフでしょうか?(^^ゞ
予想記事で言うと、結果論ということにはなりますが、オーディオビジュアル関連の記事でもよく読ませてもらっている本田雅一氏の『本田雅一の「週刊モバイル通信」』の記事が、示唆に富む内容になっているように思えます。
W-CDMAを採用するNTTドコモとソフトバンクが残ることになるが、本命と言われているのはNTTドコモだ。AppleはiPhoneの発売に際して、各国のナンバーワンキャリアと提携してきているというのがその理由だ。MNP導入後、NTTドコモが他社に顧客を奪われているという背景事情を考えても、なるほどそういう予想も可能だろう。しかし筆者は、Appleの提携先はソフトバンクではないか? と睨んでいる。
理由はiPhoneのビジネスを行なうには、ビジネスモデルの大胆な変更が必要になるからだ。10年前のNTTドコモならば話は別だが、組織が肥大化して縦に長い、ひたすら長い構造を持つNTTドコモがAppleとの交渉を円滑に進められるとは思えない。対してソフトバンクならば、積極的に攻める料金プランを見ても判るとおり、トップの示す方向に身軽に動ける。
広く知られている通り、AppleはiPhoneにおいて月々の料金の一部を納めることを、ネットワークオペレータに求めている。さらにiPhoneを販売するのは携帯電話会社ではなくApple自身だ。iPhoneという、Apple独自の端末プラットフォームを整備するための協力金とも言えるこのスタイルを呑む必要がある。
さらにデータ通信に関して新しい料金プランの設定が必要だ。すでに一部でスマートフォン向けのパケット通信割引サービスが始まっているとはいえ、常時接続でネットワークアプリケーションが走るiPhoneの場合、よりアグレッシブな(言い換えれば低価格な)定額パケット通信の料金プランが必要になろう。
いずれにしろ、簡素なリリースだけしかない現時点ではすべて憶測に過ぎません。
英文では“later this year”となっていますが、具体的にいつごろなのか。料金(購入価格および通信・通話料体系)はどんな感じになるのか。ソフトバンクモバイルの一ラインナップとしての発売なのか、それとも噂になったMVNO(Mobile Virtual Network Operator)としての参入もあるのか。・・・などなど。
まあ、ここはあと5日ばかり、6月9日の基調講演をぜひ楽しみに待っていましょう。
ドコモ“も”出てきたりしてね(汗
それまでにまたなにかあれば追記したいと思いますが、とりいそぎこの辺で。
短くまとめるつもりが結局こんな感じで(^^ゞ
ソフトバンクモバイルのライバル、NTTドコモとau(KDDI)のこの件についてのもう少し詳しいコメントです(2008/06/04 18:10)。
NTTドコモはこの件に関して「iPhoneは斬新なインターフェイスやデザインなどを持つ魅力的な製品であり、ユーザーニーズもあると考えている。ドコモからも発売できるのであれば発売したいと考えている。現在のところ決まってはいないが、今後も発売に向けて取り組んでいきたい」とコメント。
au(KDDI)は、「社長の小野寺が過去にコメントしているように、iPhoneは魅力的な製品であると考えてはいる。しかし、現在のところ販売の予定は無く、それに向けた取り組みも行なっていない」としている。
CDMA といっても少しばかり違う方式の技術を採用している au はともかく、ドコモは本当に(疑ってるわけではないんですが)現時点で契約できなかったようですね。
それはそうと、書いたばかりのときはアクセス数が100くらいだったのに、いま追記を書いてアップしたら6000を越えててビックリ(+_+)
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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