最終更新時刻:2009年11月25日(水) 21時17分
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A&Vフェスタ2008に行ってきました【その1:総論】

公開日時:
2008/02/24 23:48
著者:
Shin_s

きょう(2008年2月24日)、『A&Vフェスタ2008』(日本オーディオ協会主催)に行ってきました。昨23日から明25日まで開催されています。

個人的な感想に終始しそうで、CNETで書くべき内容にならないかもしれないですが、ご容赦ください。まあ、どなたかのなにかの参考になればと思って、忘れないうちに気の向くままに書いてみます。

はじめに書いておきますが、今年はイベント・セミナー・視聴会に参加するのをメインで行きましたので、通常のブースはかなりすっ飛ばして見ているところもあります。それもあって、いつもそうですが、完全に僕の好みのものしか見聴きしていない傾向が例年より強くなってしまいました。

結論から言うと、とても楽しく有意義な展示会でした。
個人的にうれしい再会などいろいろあった(後述)ことも大きいのですが、それだけではありません。

会場が“会議センター”へ

A&Vフェスタは、1952年に東京・有楽町の都立電気研究所で開催された『オーディオフェア(第1回全日本オーディオフェア)』の流れを汲む、日本で最大のオーディオ展示会です。
その後、オーディオブームの到来とともに次第に規模を広げ、1976年からの長らく定着した(旧)晴海・見本市会場、そして池袋サンシャインシティでの開催を経て、ビジュアル機器などを取り込みながら発展を遂げ、1998年からは2001年までは『オーディオエキスポ』と名を変え、会場も東京ビッグサイトに変更されました。
オーディオ不況のあおりを受けたこともあり、2002年のように開催されなかった年もありましたが、2003年からは現在の横浜のコンベンションセンター『パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)』での開催に落ち着いています。

実は、今年も場所こそパシフィコ横浜での開催なのは一緒ですが、少し変わりました。
開催時期自体も、これまではほぼずっと秋に開催されていたのですが、2006年の開催のあと2007年は秋に開催されず飛ばされた形で、2月下旬の開催ということになっています。。

で、場所ですが昨年までの“展示ホール”ではなく、ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル側の“会議センター”に場所が移されました。

結果的に、これがとても功を奏したように感じました。

インターナショナルオーディオショウに似せた?

オーディオファンの方々ならご存じの方も多いと思いますが、オーディオ関連の大きな展示会としては、先ほど書いたように『オーディオフェア』の流れを組むこの展示会のほかに、1983年から開催されている(最初は『輸入オーディオショウ』として、海外ブランドのみ)『東京インターナショナルオーディオショウ』(日本インターナショナル・オーディオ協議会(IASJ ; International Audio Society of Japan)主催)というものがあります。
1997年より上記名称に変わり国内ハイエンドメーカー等の参加も仰ぎ、場所も東京国際フォーラムに移し、いまやかなり盛大なオーディオ展示会になっています。

この展示会がまさに、幕張メッセに代表されるような“だだっ広いホールを仕切って”ブースを設ける形態ではなく、もともと分けられている部屋ごとに各メーカーが展示ブースにしたり、試聴専用にしたりと自由に“設計”して行われるものでした。あくまでも“音を聴かせる”のをメインに考えたものであると思います。

今回のA&Vフェスタ2008も、そこそこの広さの空間を仕切って展示する会場も残されてはいるものの、どちらかというとそれはメインではなく、インターナショナルオーディオショウのように、既設の部屋で行われる視聴会がメインになっているように感じました。事実、多くの視聴会場がたくさんの人で賑わっていたという印象を受けました。
いや、正直、予想以上の人出で驚きました。

あるべき姿への回帰?

そもそも、かつての“だだっ広いホールを仕切って”ブースを設けるやり方は、ちゃんと音を聴かせたい、映像を見せたいあり方とはまったくそぐわないものでした。
晴海やその後の池袋でのオーディオフェアでも、各メーカーは難しい状況の中どうやって試聴ブースを確保し、防音・防振対策をするかということに苦心していたものです。
ですからある意味、やっと本来の、あるべき姿に近づいたと言えるかも知れません。

もちろん、実際に参加してみると、やはりここも一般的な“会議場”ですから、こうしたオーディオ関連の展示会用に部屋が設計されていないので当然で、試聴室によっては、大きな音を出さないでいると明らかに隣の部屋の音が漏れ聞こえてくる、といったことはありましたが、それでも晴海のような会場よりははるかに環境がいいと言えます。

とにかく、その点だけとっても、一番重要な“音を楽しむ、楽しめる”展示会になったと思いました。

コンパクトで見やすいスケール

正確なデータ比較まではしていないのですが、ますます大手家電系の参加メーカーは減り(たとえば松下電器は展示ブースは出さずに、プロジェクター系の視聴室のみだったり)、そのかわり海外の輸入ブランドを扱う小さな商社やメーカーが増えていたように思います。
そういえばいえばアキュフェーズなんかが出てなかったな。そういうのはちょっと残念ですが。

全体にコンパクトな展示会になったとも言え、その点も見やすさにつながったと思います。

最初に、イベントを中心に、と書きましたが、10時〜17時まで(日・月)という7時間の開場時間なのにもかかわらず、中には一つ2時間の長さのイベントもあったのです(後述)。
会場でスケジュールを見た時に、「これは展示会場を全部回る余裕はないかもな。あしたもう一度来るか」と思ったほどでしたが、結果的にほぼ全体を眺めることができたのです。

もちろん、参加メーカーが多ければ、当然情報量は増え、それだけ盛り上がることにはつながると思います。しかし、これくらいでちょうどいいのではないかな、と感じたわけです。

整理券確保に一苦労

ひとつだけ苦言を呈するとすれば、これは直上のメリットと表裏一体なので改善が難しそうなのですが、人気のあるイベントはほぼ事前に“整理券”が必要となっていて、出足が遅れたり券を配るタイミングが合わなかったりすると、参加できないものが多々出てしまうことです。メーカーにもよりますが、視聴室のキャパシティには限りがあるわけで仕方ないといえばそうなのですが、来年は小さめの視聴室ももうちょっとずつ大きいところを用意してもらうとうれしいかな。

いつもは初日に行くのに今回は諸事情で2日目になったのですが、そのメリットとして初日の模様をネットで見てから行けたことですね。それがなければ、興味深く人気があったイベントを見逃したかもしれません。たとえば、dtsブースがその筆頭ですね。ここは、数回に分けて整理券を配っていたのですが、毎回かなりの人が並びアッという間にはけてしまったようです(理由は後述)。

スケジュールが分かりやすい工夫も

さて、ここからは基本的に見た順序で書き連ねて行きましょう。上に書いたように、会場に入ってまずやったことはスケジュールをチェックしてできるだけ整理券を集める、ってことでしたが(^^;;;; それでも、結局行けないイベントも出てしまいました。

そうそう、ここでよかったことがもうひとつ。各階の入り口付近に各ブース・視聴室のイベントスケジュールが総覧としてまとめられていたことです。

これまでだと、それぞれの視聴室なりそれ用の整理券を配っているブースなりに実際に出向かないと、スケジュールがわからなかったので、足を棒にして回るしかなかったのです。
ところが今回は一箇所でわかるため、どう回るかをその場である程度決めることができたのです。これは素晴らしいアイデアでしたね。
会場自体がコンパクトであったことと、こうした工夫があったため、最初に書いたような満足の行く展示会になったと言えるかも知れません。

さて、“各論”に入ろうと思ったのですが、例によって(笑)書き出すと長くなるクセが止まらず、総論だけでこんな長さになってしまいました。
正直、疲れてもいるので、ここからはまたあした、別のエントリに書き出そうと思います。
また、おいでいただけるとうれしいです。
#写真もそのときに載せます。

【2008年2月26日追記】続編『A&Vフェスタ2008に行ってきました【その2:展示ブース編】』をアップしましたので、よろしければご覧下さい。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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