最終更新時刻:2009年7月11日(土) 10時00分
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吉祥寺音楽祭は仮想と現実のハザマで。

公開日時:
2008/06/15 10:34
著者:
さざん

 いつのまにやらゴールデンウィークは去り、忙しさにかまけて5月病と唸ることもできず、気がつけばもう6月。
 駅から会社までの道のりだけで、しっとりと汗ばむほどに気温はあがり、また湿度も上がっています。もう梅雨の時期ですね。

 そんな街角美人ですが、5月の4日、こんな出来事がセカンドライフ・インワールドとリアル(現実世界)でありました。

  毎年恒例、リアル吉祥寺を上げての一大イベント「吉祥寺音楽祭ミュージックフェスティバル2008」です。このポスターは、セカンドライフ内、インワールドでのイベント告知用のものですが、音楽祭自体はリアルの吉祥寺で毎年行われているものです。

 なぜこのリアルイベントのポスターが、インワールドで作られたのか。

 このポスターを見ればわかるのですが、リアルイベント会場で歌うバンドの演奏をセカンドライフ内にリアルタイムで配信しようという、以前の記事「リアルライフ×セカンドライフ」にも似た試みを行うためです。
 上記リンク記事にある音楽イベントでは、私はリアルの会場でライブに参加していました。しかし今回のイベント、吉祥寺音楽祭ではインワールドでライブに参加しました。

 インワールドの会場では、Kichijoji SIMにあるイベントスペースに音楽祭用に飾り付けられたステージが展開されていました。

 インワールド会場のステージには、リアル吉祥寺会場からモバイルノートPCで接続するPlastic Soul Band(以下PSB)メンバーの姿が。あとで聞いたお話ですが、リアル会場では木の葉やアリ(!)がノートPCのうえを駆けずり回り、ネットワークやバッテリー電源確保以上に気を使ったそうです。。。
 屋外ライブからのストリーミング配信は、思わぬ課題をPSBに投げかけたようです。

 さてそんなリアル会場の様子です。

 ご存知の方も少なくないのではと思われるこのイベント、第23回を数える今回も大盛況だったようです。インワールドでストリーミングが始まってからも、リアル会場に入りきれないお客さんを誘導するリアル会場のアナウンスが幾度と無く聞こえ、またお客さんの歓声も大きく、インワールドからもその大盛況ぶりは見て取ることが出来ました。

 大盛況だったリアル会場に対して、インワールド会場はどうだったのでしょうか。

 PSBはインワールドでも屈指の実力バンド。毎回のことですが、SIMにアクセスできる上限数いっぱいまでアバター姿のお客さんが入っていました。

 音楽に合わせて踊る人、一緒に歌う人、はたまた会場で配られた吉音風船で遊ぶ人。それぞれの楽しみ方で、リアル吉祥寺で行われるライブをインワールドで満喫していました。
 次回(来年ですが)は、リアル吉祥寺会場に足を運んでみようと思いました^^

 例えば住んでいる場所が遠い、スケジュールが合わない、カゼを引いて外出できない。今まではそういった当たり前の制約で参加することのできなかったイベントが、こうしたセカンドライフの使い方によって、リアル会場に行くことはできないにせよ臨場感を味わうことが出来るようになる

 すでにwebでのストリーミング配信によって映像と音声をライブ配信するサイトは存在します。もしかしたら、上記のような制約を打ち破るにはそれだけでいいのかもしれません。でも、私はこのセカンドライフで行われる今回のようなライブイベントに意味を感じざるを得ません。なぜなら、インワールド会場の私のアバターのとなりには、同じ目的の、音楽を楽しもうという同じ目的をもった人のアバターがいるから。リアル会場と同じように、となりに人がいるから
 PCの前にいながらにして感じる臨場感は、もちろんバンドの実力もありますが、それと同じくらい、インワールド会場から感じる現場感が大きく寄与しています。ここにある真性同期は、いままでのwebサービスにはなかった刺激を、視覚的に私たちに提供します。

 セカンドライフのサービスがローンチされてからはや5年。そろそろ、セカンドライフの楽しみ方や使い方がわかってきたのではないでしょうか。
 次回は、そんなセカンドライフの「使い方」に焦点をあてて考えてみようと思います。

 おやすみなさい。さざんでした。

■街角美人の集う店★セカンドライフ支店
http://xathan.slmame.com/

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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