最終更新時刻:2008年5月17日(土) 12時00分

10

セカンドライフ内の音楽活動について。(その1

公開日時:
2008/02/11 18:01
著者:
さざん

セカンドライフ内での音楽活動は、ミュージシャンで元シャ乱Qのはたけさん、ファッションディレクターとしても活躍するMEGさん、ほかにもインディーズで活躍する数多くのアーティストや新人ミュージシャンが所狭しとライブや新曲発表を行っています。 ですが私は、セカンドライフ内でのライブや音楽活動を見ると、いつも不思議な葛藤にさいなまれるのです。

というのは、こういう理由があります。
ここインワールドで、数十人の観客にむけて(現在のセカンドライフでは、ひとつのSIMに最大で100人程度が同時接続できるというキャパシティしかありません)、精一杯のパフォーマンスを見せるミュージシャン、シンガーたち。
この観客数十人へのプロモーションが、自らの地位の確立に寄与する度合いは、リアルのそれとどう違うのか? リアルのほうが、良いのではないか? いや、口コミなどのバイラル効果やコスト面を加味すれば、インワールドのほうが強いのではないか? などなど。
どのようなプロモーション方法が、表現者にとって最良なのか。どのようなプロモーション方法が、すべての表現者にとって平等なのか。

大きなお世話かもしれませんが、ちょっとだけ、私の頭の中の整理もかねてつらつらと書いてみます。

私の漠然とした葛藤のようなものから、逆引きでいろいろ考えて見ますね。

ゴールは、とりあえず「成功」とします。成功とは、一般的になる、有名になる、と定義しますね。
さて、ではどうしたら表現者は成功できるのでしょうか。インターネットに限らずに、一般的なお話としてざっくりと簡単に考えてみます。

第一に、ドラマなどの主題歌としてタイアップなどを取るというのが成功への一番の近道かも知れません。しかしそれは、実力以上に必要となるスキル、不確定条件が多い気がします。また投資しなければならない金額もかなり大規模なものになる可能性があります。

この路線を狙うというのは、新人の表現者にとってあまり得策でないと考えられます。すべての表現者にとって平等ではない"何か"が強く関っていると思われるからです。

次に、ライブハウスから成功を目指す方法があります。一番堅実と、私も思います。少なくとも現在は、そう考えられているはずです。

これは、先のバンドブームによって、上記のタイアップに近いものになりつつありました。

それはなぜか。

一時期、バンドを特集する番組がテレビで盛んに放送されたりしました。テレビで放送されれば、リスナーやファンは爆発的に増え、表現者は一気に成功への階段を駆け上がることになります。

しかし、番組を作るうえで、番組制作者は「視聴率」をとることを第一に考え、番組を作ります。それは、勢いのある良い新人を出演させるより、安定した視聴率を叩き出す既存のバンドを露出させるなど、オトナの事情の関与につながります。

結果、表現者にとっての表現の場所ではなく、テレビ業界人の仕事場、になってしまいました。

現在、一時期のバンドブームは去り、純粋なライブハウスに戻りつつあります。最初の観客数は10人かもしれない。でも、その10人を感動させることが出来れば、次は20人になるかもしれない。20人が40人、40人が80人になっていくかもしれない。とてもいいことですよね。

そして今、手元にはインターネットというツールがあります。自由に情報を発信できる、とても便利なツールがあります。

次は、本題であるセカンドライフでのプロモーションを考えてみます。

おやすみなさい。さざんでした。 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

このエントリーへのコメント

ブログにコメントするにはCNET_IDにログインしてください。

この記事に対するTrackBackのURL: 

このブログについて

ブロガープロフィール

アーカイブ

2008年5月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

カテゴリ

ブログネットワーク

アルファブロガー

クロサカタツヤの情報通信インサイトミャンマーと四川省の災害に寄せて
クロサカタツヤの情報通信インサイト
福徳俊弘のリッチ&リーチメディア論日米欧にみるメディア利用特性の差
福徳俊弘のリッチ&リーチメディア論
村上敬亮 情報産業の未来図絵画の価格高騰 〜批評家は間違えられない
村上敬亮 情報産業の未来図
ケータイ時代のスタンダードPRADA phoneパーティー
ケータイ時代のスタンダード
江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance人に会わないということ
江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance
渡辺聡・情報化社会の航海図MSFT、GOOGの決算とYHOO買収の動向
渡辺聡・情報化社会の航海図
佐々木俊尚 ジャーナリストの視点「実名」と「特定」は別のものだ
佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

読者ブロガー

電気仕掛けの網は俺達に自由の夢をみせるのか?しあわせの秘訣
電気仕掛けの網は俺達に自由の夢をみせるのか?
エコノミー、マーケティング、そして ITモバイル・コンテンツの協同監視を提案する
エコノミー、マーケティング、そして IT
ネットとメディアとMacと東京ラボGoogle Maps API for Flashを使ってみた
ネットとメディアとMacと東京ラボ
独断と偏見の気になる情報セキュリティXPのサービスパック3不具合の原因解明してない!
独断と偏見の気になる情報セキュリティ
オープンソースCMS GeeklogがWEBの標準になる日GoogleMapsAPI をGeeklogで使う簡単便利なプラグイン
オープンソースCMS GeeklogがWEBの標準になる日
Windowsラブなただの主婦Vistaの軽量化は検証が難しい
Windowsラブなただの主婦
myパーソナル・デジタルライフApple,WWDC2008参加チケット売り切れ
myパーソナル・デジタルライフ

企画特集

内部統制対策を実現するIT運用管理ツール内部統制対策を実現するIT運用管理ツール
IT運用管理手法として注目が高まる、ITILによる運用管理を紹介
-Simplify IT- ITをシンプルに 連載第2回-Simplify IT- ITをシンプルに 連載第2回
PowerEdgeサーバ〜Windows Server 2008モデル登場
リスティング広告における競争優位性の維持リスティング広告における競争優位性の維持
ビジネスに直結したSEM戦略の最適化を検証していく

新着コメント

 自分は怖くて会社、自宅のPCにも入れてませんが セーフブートもできない人もいるんですね。<汗 (そうい...
XPのサービスパック3不具合の原因解明してない! 
投稿者:きむこう
朝之丞さん、こん**わ。コメントありがとうございます。新倉です。 私もセーフモード出来ませんでした。...
XPのサービスパック3不具合の原因解明してない! 
投稿者:新倉 茂彦
朝之丞さん、御無沙汰しております。自分には、どう考えても、複数の場所を持つだけの力量はないと思います...
コメント欄の仕様 
投稿者:sumimotoshohei
sumimotoshoheiさん、こんばんは。 コメントもそうなのですが、折角、TBを頂戴しても、こちらからTB pingを...
コメント欄の仕様 
投稿者:朝之丞
私はセーフブートも出来ませんでした......
XPのサービスパック3不具合の原因解明してない! 
投稿者:朝之丞

ブログブックマーク

ブログネットワークとは?

CNET Japan ブログネットワークは、元はCNET Japanの一読者であった読者ブロガーと、編集部の依頼により執筆されているアルファブロガーたちが、ブログを通じてオンタイムに批評や意見を発信する場である「オピニオンプレイス」、また、オピニオンを交換するブロガーたちが集うソサエティです。

広い視野と鋭い目を持ったブロガーたちが、今日のIT業界や製品に対するビジョンや見解について日々熱く語っています。

あなたもブログを書いてみませんか?

CNET Japanやその他サイトが提供するITニュースやコンテンツへの意見や分析、 ビジネスやテクノロジーに対するビジョンや見解について語っていただける方を 募集しています。ご応募はこちらから

ブログの投稿・管理

ブログの投稿はこちらから(※ブロガー専用)

ブログアワード2007開催決定!

今年最も活躍したブロガーを表彰します。詳細はこちらから

αマークって?

これは、CNET Japan 編集部の依頼に基づいて執筆されているCNET Japan アルファブロガーによるブログの印です。

Good!って?

CNET Japan ブログネットワーク内で拍手の代わりに使用する機能です。ブログを読んで、感激した・役に立ったなど、うれしいと思ったときにクリックしてください。多くGood!を獲得した記事は、より多くの人に読まれるように表示されます。

レビュー

[特集] Windows Vista SP1搭載の最新PCラインアップ
Windows Vista SP1搭載PCを選ぶ理由は何か。ここではWindows Vista SP1のメリットとおすすめPCを紹介しよう
[特集]2008年春 ビデオカメラフルラインナップ
「画質」でも「記録メディア」でも、さらには「保存方法」でも選べる今シーズンのビデオカメラ。その機能と
[レビュー]小さな本格派--ソニー「HANDYCAM HDR-TG1」
ビデオカメラのリーディングメーカーの1つとして、常にトップを走り続けるソニーから新提案型「HANDYCAM」
今週の新製品総チェック:東芝VARDIAに約半年ぶりの新製品
HD DVD撤退後初となるデジタルレコーダーの新製品「VARDIA」が東芝から登場した。フラッグシップ機「RD-X7
[レビュー]一番小さなホームシアター--パイオニア、サラウンドヘッドホン「SE-DRS3000C」
顔認識の発展とひと味違うモデルの台頭--コンパクトデジタルカメラの動向を探る
楽しさで選ぶか、個性を取るか?--デジタル一眼レフカメラ お薦めモデル
文字入力でネットを操るインターネットマシン--ソフトバンクモバイル「Internet Machine SoftBank 922SH」
[レビュー]5万9800円の格安ミニノートPC--工人舎SAシリーズ「SA5KX08AL」