セカンドライフ内での音楽活動は、ミュージシャンで元シャ乱Qのはたけさん、ファッションディレクターとしても活躍するMEGさん、ほかにもインディーズで活躍する数多くのアーティストや新人ミュージシャンが所狭しとライブや新曲発表を行っています。 ですが私は、セカンドライフ内でのライブや音楽活動を見ると、いつも不思議な葛藤にさいなまれるのです。
というのは、こういう理由があります。
ここインワールドで、数十人の観客にむけて(現在のセカンドライフでは、ひとつのSIMに最大で100人程度が同時接続できるというキャパシティしかありません)、精一杯のパフォーマンスを見せるミュージシャン、シンガーたち。
この観客数十人へのプロモーションが、自らの地位の確立に寄与する度合いは、リアルのそれとどう違うのか? リアルのほうが、良いのではないか? いや、口コミなどのバイラル効果やコスト面を加味すれば、インワールドのほうが強いのではないか? などなど。
どのようなプロモーション方法が、表現者にとって最良なのか。どのようなプロモーション方法が、すべての表現者にとって平等なのか。
大きなお世話かもしれませんが、ちょっとだけ、私の頭の中の整理もかねてつらつらと書いてみます。
私の漠然とした葛藤のようなものから、逆引きでいろいろ考えて見ますね。
ゴールは、とりあえず「成功」とします。成功とは、一般的になる、有名になる、と定義しますね。
さて、ではどうしたら表現者は成功できるのでしょうか。インターネットに限らずに、一般的なお話としてざっくりと簡単に考えてみます。
第一に、ドラマなどの主題歌としてタイアップなどを取るというのが成功への一番の近道かも知れません。しかしそれは、実力以上に必要となるスキル、不確定条件が多い気がします。また投資しなければならない金額もかなり大規模なものになる可能性があります。
この路線を狙うというのは、新人の表現者にとってあまり得策でないと考えられます。すべての表現者にとって平等ではない"何か"が強く関っていると思われるからです。
次に、ライブハウスから成功を目指す方法があります。一番堅実と、私も思います。少なくとも現在は、そう考えられているはずです。
これは、先のバンドブームによって、上記のタイアップに近いものになりつつありました。
それはなぜか。
一時期、バンドを特集する番組がテレビで盛んに放送されたりしました。テレビで放送されれば、リスナーやファンは爆発的に増え、表現者は一気に成功への階段を駆け上がることになります。
しかし、番組を作るうえで、番組制作者は「視聴率」をとることを第一に考え、番組を作ります。それは、勢いのある良い新人を出演させるより、安定した視聴率を叩き出す既存のバンドを露出させるなど、オトナの事情の関与につながります。
結果、表現者にとっての表現の場所ではなく、テレビ業界人の仕事場、になってしまいました。
現在、一時期のバンドブームは去り、純粋なライブハウスに戻りつつあります。最初の観客数は10人かもしれない。でも、その10人を感動させることが出来れば、次は20人になるかもしれない。20人が40人、40人が80人になっていくかもしれない。とてもいいことですよね。
そして今、手元にはインターネットというツールがあります。自由に情報を発信できる、とても便利なツールがあります。
次は、本題であるセカンドライフでのプロモーションを考えてみます。
おやすみなさい。さざんでした。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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