雲は雨をもたらす誰もが知っている存在だけれど、中の分子の動きは外からは理解できない。
雨が降るのは、雲の中の水の分子の移動という処理がもたらす演算結果のようなものだ
wiki- クラウドコンピューティング
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
一番身近なクラウドコンピューティングがGOOGLEの検索結果だろう。
世界中のWEBサイト情報を瞬時に拾い出してくれる。利用者はどのように処理されているか分からないので、まさにクラウド(雲)の中だ。
WEB検索そのものはプライバシー問題と直結しないように思われるが、
PCを共有していない場合には、そのPCでの「検索結果」「アクセス」がその人の嗜好を明らかにする。
そのブラウザで検索された言葉が、ずらりとプルダウンで出てくる機能があるが、他人にみられたら冷や汗がでるような検索をしている人もいるのではないだろうか。
クラウドコンピューティングは対価の有無を問わない。ただ、GOOGLEのように無料でサービスの提供を行い、広告で収益をあげるモデルの場合には、利用者の情報を蓄積して利用される恐れがある。
「○○というものを探している人は、△△が好きだ」ということを知ることになるし
クリックに結びつく可能性がある広告を表示することが広告提供会社としてもスポンサーにとっても利益となる。
利用者のプライバシーに関する情報は、どうにか処理されようと考えられている。
データマイニングのみであれば、問題はないのだけれど。
検索結果から導き出された傾向をもとに個別にメッセージを配信することができるようになったとして、
悪意の有る者にその情報が活用されれば、簡単に犯罪被害に結びつくことができる。
電子メールアドレスが盗まれなくても、アダルトワードばかり検索しているPCに対して、
ワンクリック詐欺の広告をみせれば、通常よりも引っかかる可能性が高いかもしれない。
アダルトワードを検索することだけが、プライバシーではないが、利用者が自分の目的を満たすための行動を
他社が知ることでプライバシー侵害の危険性は出てくる。
そして、自分の情報がどこでどのように加工されているのかが不明なクラウドのなか、本当に自分の全てを入力して良いかどうかも不安になるだろう。
しかし、クラウドコンピューティングが不安だとしても、クラウドじゃない世界は、自分のPCを自分が利用するだけなのでもはや、生活もできないだろう。
インターネットサービスがクラウド化して来ており無くては成らない存在となっているのだ。
あとは、利用者が、プライバシーの懸念については、常にサービス提供会社に対して明らかにし
プライバシーの懸念につながるサービス開発を簡単には許さないことしかないのかもしれない。
クラウドの中に生活者のプライバシーが詰まっている。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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