SoftBankに加えてdocomoからもiPhoneが発売されることに期待している方も多いのでしょうね。その気持ちはよく解ります。でも、私はそれはないと見ています。
Appleにしてみれば、微減傾向とは言えシェアで2倍以上のdocomoと組んだ方が、販売数でも上納金の総額でも有利だったはずです。にもかかわらずSoftBankを選んだということは、金額的な要素以外の点も大いに考慮されたのでしょう。そして、それがdocomoにはクリアできなかった、あるいはSoftBankに敵わなかったのではないかと。例えば、3G先進国の日本では「稼がせてくれる業者」よりも「その価値を高めてくれる業者」が求められていたとか。そうだとすれば、この争奪戦は案外接戦ではなかったのかもしれません。
事の真相はともかく今のところiPhoneを逃した格好のdocomo。「ならばMicrosoftに《ZunePhone》か《XBOXPhone》を作ってもらえばいい」というのは冗談ですが、私はこの際、iPhoneへの未練は断ち切ってAndroidに本腰を入れて欲しいと思います。Androidの方が相応しく、しかもより大きな事業規模が見込めるのではないかとも。
つまるところiPhoneはMacBook Airと似た性格の製品です。決して万人向きの売れ筋ではなく、その価値を認めた人だけが飛びつくような類いの。しかもApple一社からの供給では良くも悪くもAppleへの依存度が高くなってしまいます。
一方、Androidは何かとオープンで様々な展開が期待できます。当面は携帯電話向けプラットフォームということですが、この先、スマートフォンとPCの垣根は限りなく低くなり、いわゆるNetTopへの応用の動きも出てくることでしょう。携帯向けCPUの性能が上がれば、充電機を兼ねたDockに外部モニタとキーボードを接続してPC代わりに使うといったことが可能になるかもしれません。
現時点では、多くのビジネスマンにとってWindows PCが必要不可欠の要素ですが、それは携帯電話も同じです。ならば、ケータイ由来のAndoroidになら、Windowsの牙城を切り崩せる可能性もあるのではないかと。
私とて必ずしもWindowsの没落を望んでいるわけではないものの、Microsoftの市場支配力がいくぶん小さくなったり、Windowsシリーズの洗練や軽量化が進むことや、Appleも交えてケータイ市場ににしろPC市場にしろ競争が活発になることは大歓迎。
というわけで、docomoにはAndroidの方で頑張ってもらいたいです。
# New iPhone、64GBモデルなんかもあるといいな。 私は日本では8月末くらいの発売と予想しています。
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