HD DVD擁する東芝が撤退を余儀なくされたようです。モメンタムからして手詰まりでしょうから当然の気はします。でも、だからってBlu-ray機器を買いたいかと訊かれれば、私はNo。何と言うか、もはやコンテンツを新鋭規格のメディア媒体で所有することに気が進まないので。
20年ほど前、私は映画や音楽のレーザーディスクをせっせとコレクションしていたのですが、いつしかブームも過ぎ去り、手持ちのプレイヤーが故障しても修理する気が起こらず、結局、邪魔になったコレクションは後ろ髪を引かれながらも全て手放しました。
かつて間違いなく天下を取っていたVHSや、8mmビデオテープに録り溜めたテレビ番組も似た状況にあります。デッキが生きている内に、さっさとデジタル化しておかなければとは思うのですが。
そしてデジタル規格とは進歩の歩みを止められないものです。この先、Blu-rayが決定的に普及しない内にその次の世代の規格案が持ち上がり、「Blu-ray切り捨て」という方向性が打ち出されようものなら、また所有コンテンツの死蔵につながり兼ねません。
よって、私が信用する媒体は相変わらずDVD、そしてHDD。
DVDの普遍性は向こうしばらく揺るがない気がします。Blu-rayのような高画質はないものの、その点を重視しない人にとっては必要十分です。そもそも古き良き時代の名作映画などはハイビジョン画質で撮られてはいませんし。
一方、放送の録画用途ならHDD。私は、後々まで取っておきたいものはMacに録り込むことにしています。CMカットのような簡易編集はQucickTime Proで行えば実に簡単ですし、iPod touchに入れて持ち出すこともできます。
そして、Appleも注力する映画レンタルにも要注目。サービスとは往々にして有限であり、配信であらゆるコンテンツがいつまでも提供されるようになるかは怪しいものですが、Blu-rayとてDVDと同じだけのコンテンツタイトルが発売されているわけでもありませんので。
販売物の購入ならDVD。放送の録画にはHDD。そしてHDDのバックアップにもHDD。勝者たるBlu-rayも私の場合に限れば介在する余地はないようです。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
BLACK. on 2008/02/23
BLACK.さん、コメントありがとうございます。
私の予想は「BDのコストが下がろうとも、主役はDVDのまま」です。
あるいは、「コンテンツ流通にはDVD、録画用にはBDといった棲み分け、使い分けが進む」とか。
「手軽さ」や「絶対的な普及度」というDVDの強みは当面揺るがない気がします。
PowerYOGA on 2008/02/21
BDが出ようが、その先に変わろうが、光学ディスクドライブが続く限り、
DVDからの互換性を捨てるなんて事は考えにくいと思いますがどうでしょうか。
それに、BDはHDしか記録できない訳でもありません。
映像ソースがSDならそのまま入れればいいだけの事です。
自前でHD変換して販売するかノイズだけとってそのまま入れるかは
版元の判断一つなのでしょうが。
もっとも、プレイヤー側のアプコンが何とかしてしまう事もありえますが。
現に、PS3のアプコンはとても4〜6万円の製品とは思えない高画質変換をしてくれるようですし。
いずれ、BDとDVDの使い分けが馬鹿らしくなるほどBDのコストが下がる時期は来ます。
BLACK. on 2008/02/20
らるーさん、コメントありがとうございます。
私が悲しいと思うのは、淘汰された古いメディアのタイトルが新しいメディアですべて揃うわけではないこと。特にミュージッククリップ集などは...。デジタル化されたことでメディア間のコンテンツ移動も難しくなりましたし。
よって私はパッケージメディアとしてのBlu-rayには期待しません。データバックアップの手段としては、プライスパフォーマンスが上がればありかなとは思いますが、もっと別の、大容量HDDとの相性がいい規格が出てくれば、そちらになびくかもしれません。
PowerYOGA on 2008/02/19
らるー。 on 2008/02/18
つなもりさん、コメントありがとうございます。
> Blu-rayよりDVDの方が切り捨てられるとしたら先でしょうね。
そうなるといいですよね。内蔵型BDDが今のDVDのそれに近い価格で提供され、最新のパソコンには当たり前に搭載なんて状況が見えてくれば、私も食指が伸びるかもしれません。
PowerYOGA on 2008/02/18
主流の映像メディアはVHS、DVD、Blu-rayなので、Blu-rayよりDVDの方が切り捨てられるとしたら先でしょうね。規格競争はSD解像度のDVDとHD解像度のBlu-rayでは同じだけの意味があるでしょう。
レーザーディスクとHD DVDが同じだっただけです。
つなもり on 2008/02/18
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メディアの方はむしろBDの方がハードコートで頑丈だったりします。
大容量も加えてしかも、DVDと外見上同サイズ。
違うのは登場時期だけ。
HD DVD敗北が確定した以上、BDはコストダウンと普及でにおいてDVDと同じ道を歩くでしょう。
さらに、PS3のソフト量産でメディア製造単価の下落は早いでしょう。
PS2がDVDに与えた効果と同じです。