使い始めてから1ヶ月あまりが経過したiPod touchですが、これほど「未来」を感じさせてくれるデバイスも他に無いように思います。なぜなら、有名なSF作品に登場する、ある装置を彷彿させるからです。
24世紀の宇宙が舞台となるStarTrekのシリーズには、時折A5サイズくらいの薄いスレートが出てきます。片面に高解像度の表示部分を持ったこの装置、劇中ではレポート用紙の代わりに用いられることが多いのですが、とあるクルーが画面に対しての簡単なタッチ操作で短文を完成させるシーンが描かれていたと記憶しています。
つまり、この装置は単なる電子ペーパーではなく、画面タッチによる入力機能を備えているわけです。そう、iPod touchと同様に。
劇中では詳細な操作方法は解説されていませんし、ボール紙か何かで作られたモックで撮影したはずですが、これはこれで理に適っていると思ったものです。
また、他にも「トリコーダー(トライコーダー)」と呼ばれる分析装置も出てきます。こちらは様々なセンサーが組み込まれたモバイルコンピュータのようなもので、スレート型ではないものの、やはりタッチパネルが搭載されています。
そして今、iPod touchは、これらを実現すべく着実に歩を進めているとも感じます。なにしろタッチパネルによる融通無碍なヒューマンインターフェースは、工夫次第では煩雑な操作手順の簡略化が可能ですので。
もちろんタッチパネル自体はAppleの専売特許ではないものの、自前のOSを持っている点や直感的と感じさせるApple流の演出も手伝って、iPod touchには、この先、モバイルコンピュータとしての果てしない進化が期待できます。iPhoneにしてもそうですね。
もちろんiPod touchにも難点はあります。最大の懸案は文字入力の効率でしょう。操作には視認が必要なので、PCのキーボードや携帯電話のように体が覚え込んだ早打ちは不可能です。かと言って、携帯風キーボード(←その内誰かが作るのでは?)をDockコネクタに繋いで文字打ちちするのも興ざめな感じがしますし。
とは言え、従来の携帯デバイスでは実現が難しかったり、どう頑張ってもiPod touch並に使いやすくはならなそうな用途はたくさんあると思うので、SDKがリリースされた後の展開が楽しみです。
では最後に一言。長寿と繁栄を。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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