最近はMacの隣に置いたPCでWindows Vistaを使っています。快適です。キビキビ動きます。でもそれはVistaがというより、人柱になる代償として、PCをPentium 4搭載機からCore 2 duoのマシンに変更してもらったためですが...。
さて、Windows Vistaの印象的な新機能にフリップ3Dがあります。Windowsキー+Tabを押すことで、斜めから見たウインドウやデスクトップがパラパラとめくれる、テレビCMでもやっているあれです。
実際に使って知ったのですが、このフリップ3D機能で表示されるのは、あくまでもアプリケーションのウインドウだけなのですね。
PhotoshopやIllustratorでは、Wordなどとは違って、大きなアプリケーションウインドウの中に書類のウインドウが表示される方式を採用してるので、開いている個々の書類ウインドウはフリップ3Dには反映されません。作成中の画像があろうがなかろうが、ただただ背景がグレーのPhotoshopが順番待ちで表示されるだけ。要するに、フリップ3Dとは、旧来のAlt+Tabを押したときのアプリケーション切り替えを単に3Dっぽく表現したにすぎないようです。
まあ、アプリ内の個々のウインドウはOSの管轄ではないのでしょうから当然と言えば当然ですが、少なくとも私のようなAdobe使いにとっては、実用性に乏しく、見掛け倒しだったと言わざるを得ません。Alt+Tabでも特に不自由はありませんしね。
ちなみにMac OS XにはExpos?(エクスポゼ)と呼ばれる機能が備わっていて、いつでもF9キーを押せば、アプリケーションを問わず、開いている全てのウインドウがタイリング方式で一覧表示され、マウスで選択して最前面にできるので、複数のアプリやウインドウを自在に行き来しながらイラストを仕上げる場合などには非常に重宝します。これに慣れるともう手放せません。まだ未体験のWindowsユーザーの方々は、ぜひ量販店の店頭などで実際に試してみることをお勧めします。フリップ3Dとは違って、十分な実用性を伴った仕掛けであることが解っていただけるでしょう。
今日、WindowsでもMacと同等のクリエイティブな作業ができるわけですが、この手のちょっとした利便性が作業効率、ひいては生産性に響いてくるので、私の場合はWindowsに軸足を移すのは到底無理ですね。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
PowerYOGA on 2007/02/15
仕事で両方使いますが、、、
Flip3Dの件についてはエクスポゼの方が便利でしょう。例えばファイルメーカーを使う場合でも、複数ファイルを開いている場合など、PowerYOGAさん指摘されている状態で使い物になりません。
ファイルやアプリがラフな操作でなんとなくできてしまう感覚はMacに一日の長があるような気がしますよ。
対してWindowsは、決められたルールに従うのが前提のような、、、役所仕事のような感じがしてしまいます。
トム on 2007/02/14
当方はWinXPを使っていてvistaについてもMacについても知らないことをうえでの質問なのですが、フリップ3Dは複数の窓を切り替える機能ということですがphotoshop上の内部の窓が見えないと不便なのでしょうか?筆者様の文章から同じソフトを複数起動しているときに旧来のタスク切り替えより便利になる機能と判断したのですが。
pj on 2007/02/14
お返事どもです。
生産性について言及しておられたので、個人ユーザではなく企業用途でカスタマイズした環境の事を書かれているのだと思っていました。
WIN使い始めは私も使いにくく思いました。でも、GUIに関しては人間工学の側面ではMACのインターフェースの方が当然優れていますが、それすらも完全に慣れの問題だなあと最近つくづく思います。
フォトショ+イラレな環境の会社ですが、あらゆる操作をショートカットキーでこなすWIN畑の人にとっては、グラフィカルで親切なMACのインターフェースの方が逆に鬱陶しく感じる事もあるようです。
まあ、そういう会社もあるよーって事で^^;
えと on 2007/02/11
えとさん、コメントありがとうございます。
Win上でエクスポゼを再現するソフトの存在は私も知っています。しかしながら、これほどパソコンが一般化した今、世の中には「拡張してナンボ」ということを思いもしないユーザーも多くなりましたので、この見え方を工夫しただけのフリップ3Dを目玉の新機能であるかのようにアピールしているところに寂しさを感じ、言及しておこうと思った次第です。
そうですか、えとさんはMacもWinも同等ですか。私などは、Win XPの頃のファイル名の読みづらさ(特に拡張子の"."の位置の見極めなど)やアプリ毎に大きく異なるGUIなどにストレスを感じながら使っているのですが。
PowerYOGA on 2007/02/11
エクスポゼは同等の機能をWindowsで実現するソフトがすでに存在しています。
そもそも論になってしまいますが、WIndows畑は拡張してナンボな文化なので、Vistaはともかくとしてデフォルトの状態での優劣比較はちと苦しいかと。
私はMAC&WIN両方のユーザーですが、結局慣れの問題で、生産性は現状どちらも大して変わらない(というより同じ)です。
えと on 2007/02/11
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pjさん、トムさん、コメントありがとうございます。
pjさんの疑問にお答えします。例えば、Photoshopで10枚、Illustratorで10枚の絵を開いていたとします。Expos?なら、F9を押すと計20個の窓がタイリング方式(画面に敷き詰める感じ)で一覧表示されます。しかも20個の窓には絵が縮小表示されていますので、目当てのものを探すのも簡単です。一方、フリップ3DではPhotoshopとIllustratorの2個の窓しか表示されませんので、結局、目当ての絵を自力で探し当てる必要があります。
私ども絵描きは、いくつもの絵からパーツを持ちよって一つの絵を仕上げることが多いので、この差はとても大きいです。