最終更新時刻:2009年11月26日(木) 20時40分
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セカンドライフと初音ミク 続き(1)

公開日時:
2007/11/24 23:11
著者:
おおぬか

BigBangより:

おおぬかさんのこの記事。

初音ミクの成功とセカンドライフの失敗?

リンク先でも色々物議をかもしているみたいだけど、まあ、当たり前のことを言うと、セカンドライフはインフラ、初音ミクはア[続きを読む]

BigBangさんに指摘されてしまいましたが、確かにセカンドライフ(SL)と初音ミクを比較するのは、少々強引なところはあります。 SLはインフラでミクはアプリケーションという事で、SLを比較するならニコニコ動画の方が適切だったでしょうか? しかし、Web2.0と言うか、CGM(Consumer Generated Media)において、ユーザがコンテンツを作る為のツールと考えれば、どちらも同じものだと考えられるのではないでしょうか? それが私の立場です。 従来の分類がどうであろうと、”CGMを作り出すのに必要なもの”と言う考え方です。

SLについての批判には色々なものがありますが、ニコニコ動画と比較している人が居ました。 要はユーザ間のやり取りが無いという訳です。

Second Lifeが閑散としてニコニコ動画が人気なワケ--カギはユーザー間の同期性

又、WikiのSLのページは客観的な紹介として適切だと思いますが、その中にも問題点として、アクティブユーザが少ない。 何をやったら良いか判らないので、数回試してやめてしまう人が大部分、と言う指摘がされています。

Wiki 現状と問題

新たに参加するユーザーは後を絶たないが、その中で挫折したりして辞めていくユーザーも多い。これはSLに確な目的がなく新規ユーザーは「何をしたら良いのかが分からない」という面がある一方、この新しい世界まごついている新規ユーザーに集団で嫌がらせを働いたりするユーザーグループの存在や、執拗に付きまとれたなど迷惑行為の報告[18]も後を絶たず、こういった問題はユーザー有志による自警組織の発達も促した、依然として「試しに登録して、絶望するユーザー」の問題は続いている。数百万に及ぶアカウント数の多はそういった“休眠”ユーザーのものが多くを占めている[19]と言われる。

--- Wiki引用 終了 ---

又こちらには統計値を持って分析されていますが、アクティブユーザは0.5%以下。 定期的に利用しているのは10数万人に過ぎないと指摘しています。

800万人がハマッているわけではない!

これを読んでもらえれば、私の批判もそう的外れでは無いと納得してもらえるのではないでしょうか?

又SLにはこの他の問題点もあり、アクティブユーザ数の問題だけではないという事が判ります。同じくWikiに上げられています。 (番号は私が付けました)

1.現在もアカウント数は増加を続けている。土地の面積も急増しているが、需要がそれに追いつかず、過疎化したSIMが多数出てきている。現在1つの SIMで一度に滞在できる人数は数十人程度であり、数百人以上集めてイベントを開くには複数のSIMに人を分散させる必要がある。また、3DCGが最近のゲームより見劣りするわりに安価なパソコンでは快適に遊べず、SLを始めたいユーザーにとって大きな障害となっている。一方、リンデンラボはサーバーのオープンソース化には一定数のユーザーを確保する必要があるとしており、様々な策を講じて新規ユーザーの定着を図っている。

** これは技術的問題なので解決可能ですが、ユーザのPC能力不足は私の指摘したとおりです。

2.SLでは仮想通貨が現実通貨と換金できるという点から、悪徳ユーザーによる詐欺・クラッキングや賭博行為が問題視されている。特に詐欺・クラッキングは重大な問題となっており、多数の被害が報告されている。SLには法律がなく(Big Sixは指針であって法律ではない)、リンデンラボはユーザー間のトラブルには基本的に介入しないため、被害にあっても泣き寝入りとなるケースが多い(通報すれば対処することもある)。賭博についてはアメリカでオンライン賭博を規制する法律ができたため、2007年7月にカジノや現実世界を対象としたスポーツ賭博などが全面的に禁止となった。だが、賭博には根強い人気があり、現在でも違法カジノの存在が確認されている。小児性愛に対する規制も強く、子供の姿をしたアバターと性的な行為をすることなどが禁止されている。

** これは多くのオンラインゲームサイトに共通する問題ですが、SLは最大でありリンデンドルで、現実の利益を得られるので特に問題になるようです。

3.SLは未成年(18歳未満)のユーザーは参加できないとしている。しかし、アカウント登録時に年齢を偽れば未成年であっても簡単に登録でき、SLには未成年ユーザーも多数いると見られる。それを問題として未成年ユーザーの締め出しを求める意見が出てきている。2007年8月にID認証が導入されたものの、今のところアダルトコンテンツの利用制限のみに使われており、任意なのでアダルトコンテンツを利用しない限りは認証しなくても問題なく遊べる。

** これもSLに限った問題ではありませんが、処理を誤ると特に欧米(キリスト教国)では、アジアや日本よりも倫理規制が強いので大きな問題になる可能性があります。 アメリカでは子供に対して性的犯罪を犯すと、非常に厳しい罪になります。 恐らくプロテスタントの性に対する規制が強いせいだと思います。 殺人よりも厳しい罪が科せられる場合がかなりあります。

BigBangさんは上記のSL批判も踏まえて更に議論を展開しています。 この中で彼は、SLとニコニコ動画を対立するものとして捕らえるのでは無く、互いに助けあってていくものとして捕らえているようで、これは前向きな考え方だと思いますが、私自身としては、”そういう風に両立していくのかな? やはり人間の使える時間は限られているのだから、選択されて、人気が無いものは脱落していくのではないか?” と思えます。

Second Lifeは本当に「閑散として」いるのか

SLもニコ動もミクも、まだまだ発展していくでしょうから、この問題はまだまだ続いていくでしょう。 それで今日のタイトルに(1)とつけたのです。 BigBangさんの議論も興味深いので、私も建設的な議論を重ねられるように頑張りましょう。

こういう話が、議論の為の議論や、単なるけなし合い、ひどいのは個人攻撃になってしまうのが、特に日本では多いのですが(ディベートの歴史が無いからとか言われますが)、そうならない様にしましょう。 では今日はここまで。 今日の写真はBostonの秋(10月)です。

では今日はここまで。

大額和良(おおぬか かずよし)

 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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