財団法人日本レコード協会(RIAJ)が発行した「日本のレコード産業2006年度版」によれば、国内の2005年の音楽配信サービスの市場規模は343 億円だったそうです。150億円という2004年の予想を、200%以上も上回ったことになります。
私の予想では、音楽配信サービスの市場は2006年も同じくらいの成長率で伸びていくはずです。特に私が期待しているのは、来月いよいよ上陸するリアルネットワークスの音楽配信サービス「リアルミュージック」。独占状態のiTMSと切磋琢磨することで、市場自体がもっと活性化することを期待しています。
ところでWeb2.0の提唱者ティム・オライリーは、『What Is Web 2.0』の中で、iTMSのことを成功しているWeb2.0的サービスの一つとして紹介しています。理由は、パソコンでもiPodでも利用できるサービスだからだとしています。つまり、複数のデバイスに対応することを考慮して開発されたサービスだから、Web2.0的サービスだと言っているわけです。
でも、Web2.0的音楽配信サービスであるためには、これだけでは不十分です。私がWeb2.0的音楽配信サービスに求めるものは、ユーザーの参加です。最近いくつかのサービス事例が登場していますが、ユーザー自身が自分の楽曲を配信できるようなサービスにする必要があります。CDの楽曲をそのままウェブで配信するだけでは、とてもWeb2.0的サービスとは言えません。
ユーザーの楽曲を配信することで、新しい付加価値を創造する。それができて始めてWeb2.0的音楽配信サービスだと言えるような気がします。
Web2.0的サービスは、付加価値を創造するという使命を持っています。だからこれだけ騒がれているんです。私が注目している理由も、もちろんそこにあります。。。
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