ご自宅でテレビをつけている際、あなたは「テレビ番組を選んで見ている」のでしょうか?それとも「ただテレビをつけて流している」のでしょうか?
私の推測だが、案外後者の「流してる」とお答えになる方が多いのではないだろうか。
理由の一つ目は、前者の「選んで見る」は実は稀なケースであろうと考えられることである。あらかじめ見たい番組であれば録画する方が合理的であろう。ということは「たまたま出会った」番組に興味を持って見ているケースが多いであろう。たまたま出会う確率は人にもよるだろうが、そう高いとは思えない。
理由の二つ目は、誰もが共通して「選んで見る」番組は、多くは他媒体でも情報を得ることができる。例えばニュースや天気予報、交通情報といったものだ。これは誰でも共通して情報を得たいであろうが、これらはいまやテレビよりもインターネットの方が充実している。ただインターネットにアクセスできるスキルに左右されるとは思うけれども。
理由の三つ目は、「選んで見る」映像は、テレビをリアルタイムで見るよりも、自分の都合のよい時間帯に見るほうが都合がよい。さらにテレビ録画以外にも、DVDや今後さらに発達するネットによる映像提供等が進んで、選択肢が増えていくであろう。
結局のところ、テレビは「選んでみるもの」よりも「流しておくもの」として利用されるケースが増えており、さらに今後もそうなっていくのではないだろうか。そうなるためには、当然ビジネスモデルの整理が必要である。ドラマや映画は次第にテレビから姿を消し、DVD流通やネット配信にシフトするだろう。
そうすると空いた時間枠はどんな番組が魅力的なのか、これには色々な意見があるであろう。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
にいにょ on 2008/05/14
私はにょさんとは逆の意見です。テレビは意図して見るもの。但し、見たいと思うものが無い場合は、確かに流している場合もありますが。
テレビは広告費をもらって番組を制作し配信しているので、視聴率を得るために映画やドラマは欠かせない番組となっていると思います。
ニュースしかり、人気のキャスターを使って、いかに視聴率を稼ぐか。
あくまでも、ネット配信やDVDなどのパッケージの流通はコンテンツの2次利用という状況は変わらないと思います。
但し、今後ビデオ オン デマンドが一般的になり、有料でも利用するというユーザーが増えれば状況は多少変わると思いますが、無料で放送を利用する一般の視聴者の数を上回る事はないと考えるので、連続ドラマがテレビ放送から消える事は考えにくいと思います。
KATANA on 2008/05/14
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KATANAさま、コメントいただきましてありがとうございます。おっしゃる通り、現状のビジネスモデルでは視聴率で広告費が決まり、それがコンテンツの収益を決める仕組みなので、その通りです。簡単に変わるとも思えないですよね。しかしコンテンツの価値=収益というビジネスモデルが築けたとしたら、視聴率が頼りのビジネスから脱却でき、私達消費者の視聴スタイルにあったコンテンツが提供されるようになるのかもしれないですね。この「コンテンツの価値」のところがポイントなのかなと思ってます。