最終更新時刻:2009年11月7日(土) 10時00分
8

CMSに必要なWebマーケティングツール

公開日時:
2007/03/01 09:48
著者:
necosuke

私が独自CMSを作りたいと思ったのはオープンソースで汎用的なビジネスサイトを構築できるものが見つけられなかったからです。起業してもうすぐ1年経過しますが、1年間は自作のCMSを本当の意味でビジネスサイトに使えるものにするための土台作りと考えていました。1年を迎えようとしている今、私が本当に欲しかったCMSは「ビジネスサイトを作る」ためのものでなく「ビジネスサイトでWebマーケティングをする」ためのものでした。そこで1年間で追加した機能と今後必要とされる機能を上げてみます。

追加した機能

  • フォーム生成ツール

    問い合わせフォームやアンケートなどを管理画面上から追加できるツール。
    これによりシステム担当がいなくても自由にフォームの追加が可能となった

  • 会員登録機能

    登録会員にだけ特定のファイルを閲覧できるようにした機能。また、登録アドレスに対して下記のメールツールでメール発信が可能

  • メールツール機能(同報メール、ステップメール)

    会員向けに同報メール、メルマガを送信したり、登録日から何日かを設定して決められたメールを発信するステップメールの配信機能

  • LPOツール

    アクセスキーワードにより表示コンテンツを変えて、キーワード広告からのアクセスをより長くサイトに滞在してもらうためのツール

  • 効果検証用アクセス解析

    広告の効果測定やサイトの中での各ページの役割を把握するための効果検証用アクセス解析

開発中の機能

  • キーワード管理ツール

    検索エンジンでの表示順位履歴やキーワードの需要、広告出稿メッセージなどを管理するためのツール。効果検証アクセス解析と連携し、より実践的なキーワードマーケティングが可能

  • ナビゲーション管理機能

    訪問者の閲覧ページ履歴を把握し、それに合わせたナビゲーションを表示するツール特定キーワードでアクセスした人にはこのページを見てもらいたいとあらかじめ決めて、ページの特定の場所にナビゲーションを表示する

  • クリック解析機能

    ページ間移動をしてもらうためのナビゲーションのクリック解析。スプリットラン機能をつけて、より効果的なナビゲーションを模索できる。

通常CMSをいうと「サイトを構築する」「特定のパターンのページを追加する」という用途に使われることが多いのですが、Webマーケティングという視点で考えると集客、フォロー(再訪問)、サイト内誘導を管理・検証するための仕組みも必要になってきます。
つまりサイト運用機能です。

ただし、実際に上記ツールをエンドユーザー(CMS利用者)が利用できるかというと、Webマーケティングの考え方やメールマーケティングの効率的なやり方などの知識が伴わないため、使いこなすレベルには至りません。

CMSの機能をWebマーケティングに特化すればするほど、Webマーケティングできるサイト運営者が必要とされる感じがします。この役割をこなすのはWeb制作会社なのでしょうか?それとも社内で営業職の様にこなされる時代がくるのでしょうか?

今年1年は様々なパターンのサイトでテストができたのですが、運用者も自社という状態で、手離れした状態で使ってもらっているパターンがありませんでした。
次の1年間は運営教育を含めてCMSとマーケティングツールの導入を実践し、エンドユーザー(または制作会社)における『CMSの利用とWebマーケティング』の行方を追っていきたいと思います。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

このエントリーへのコメント

1

CMS比較.comのリンクからお伺いしました。
頭の中でもやもやしていたことをズバッと解説していただいたようで、すごくすっきりとした気分になりました。
>CMSの機能をWebマーケティングに特化すればするほど、Webマーケティングできるサイト運営者が必要とされる感じがします。
おっしゃるとおりだと思います。

  fukio@funkybass.info on 2007/04/04

ブログにコメントするにはCNET_IDにログインしてください。

CNET_ID

メンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。