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クラウドファンディングで3000万円集めた本気のラジオ「Hint」でどう遊ぶか?:第47回トンコネ・ジャム

2016/10/30 16:00
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プロフィール

土屋夏彦

radikoが有料で全国が聴けるようになり、いよいよ聴き逃しサービス「タイムフリー」も始まるかと思いきや、2016年になってしまいましたが、AMが在京3局も含め順次ワイドFM化を始め、TOKYOFMグループのi-dioもいよいよこの3月から始まるようで、今年の地殻変動はかなり大きいかも!
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改めて、ニッポン放送がクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で支援者を募集していた画期的なラジオ「Hint(ヒント)」は、9月21日を以って資金総額30,455,500円に達し、「CAMPFIRE」での歴代1位の収集金額にもなるほどのフィーバーぶりとなりました。

https://camp-fire.jp/projects/view/8696

テレビやyoutubeなどの動画メディアが主流のいま、こうした音声メディアのガジェットでも、アイデアさえあれば、まだまだ興味を持ってくれる人がたくさんいることの証明にもなったといえます。

ということで、今回は来るべき来春に華々しく世の中にお目見えする最新型ラジオ「hint」の使いみちをいつものメンバーで座談会しています。

メンバーはいつものとおり、ラジオアナウンサーでIT使いのスペシャリストの吉田尚記さん、「吉田ルーム」の大番頭さん・益子和隆さん、吉田さんも共同参画する株式会社トーンコネクト社長CEOの加畑健志さん、さらにスーパー大学生の矢倉大夢さんでお送りします。(Tehuさんは復学したためお忙しくて欠席笑)

■ナイター中継をHintでさらにショウアップ!!

>まずは「Hint」の、ほかのラジオにはないBLE(ブルートゥースによる通信)機能のしくみについて解説していただけますか?

吉田:まず放送局(ないしはFM波の送信元)からHintに向けてピッポッパ音(DTMF信号)を送ります。これをHint内部で信号解析します。そしてHintから、それに対応したBLEビーコン信号が発信されます(周囲数十メートル範囲に)。そのBLE信号を手元のスマートフォンなどが自動受信して、送られてきたURLなどをブラウザで表示するというしくみです。

>ということは、BLEビーコンはブルートゥース信号が届く範囲でスマホなどで受信することになりますね。

吉田:Hint1つに対してはそういうことになりますね。

>ということは、Hintをお店などに設置して、ピッポッパ音を乗せたitunesなどの音楽をFM電波でとばしてあげれば、付近に通りかかったお客さんのスマホに「これから1杯どうですか?」みたいな広告を送ることができるということなんですよね?

吉田:ビーコンを使うときに、ピッポッパ音以外のビーコンの書き換えはできないため、ピッポッパ音とURLを結びつけるためには、(ピッポッパ音をビーコンに変換するための)ウェブサービスに登録しておく必要が出てくるわけです。

>それさえすれば、音声波で書き換えられるBLEビーコンが誰でも使えるようになるというわけですね。

加畑:itunesで店内BGMを流しているお店などの使いみちで思ったのは、音楽共有プレーヤーアプリを作ってみるのが良いと思いました。つまり、このプレーヤーで店内BGMのプレイリストを再生するだけで、それぞれの曲に対応する情報や曲のダウンロードURLが自動でスマホに飛んでいくんです。これは便利じゃないですか?

ちなみに現在は、店内BGMで気に入った曲がかかったとき「Shazam」というアプリで聞き取ると、その曲が何かを調べてくれて、その曲の情報やダウンロードURLがわかりますが、先程のアイデアなら聞き取らせる時間も必要なくなります。さらには、その音楽情報に合わせてお店の情報も表示すれば広告効果も抜群。


左から矢倉さん、吉田さん、加畑さん、益子さん

>できますね!!

加畑:ただそれだけだったら、やりようによっては、スマホとアプリだけでも実現できてしまうです笑

益子:ビーコンって便利なはずなのに、僕も含めて、よくわかってない・・・だからこそ、ビーコンですよとは言わずに、こんなことができますよと言ったほうが、ビーコン普及の近道になるかもしれませんね。

吉田:お店などでの活用ではなくて、ラジオの番組での活用アイデアを考えてみたいと思うんですが・・・。放送で流すと一番ありそうなのは、CMで流れた音声情報のフォローでホームページに誘導するというようなことだとかなんですが・・・。

音声CMで「続きはウェブで・・・」となって自動でスマホにウェブが飛んでくるとか・・・。曲名とかも余裕でできるし、(Hintに付属している)LEDの光の色を楽曲ジャンルによって変えるとかにも使えます。

益子:ラジオで一番パイ(聴取者)がでかいのが野球じゃないですか。野球中継で、ホームラン打ったら赤くLEDが光るとか、スマホに得点するたびに情報が飛んでくるのもできますよね。

>ニッポン放送はショウアップナイターなので笑、「Hint」でさらに野球中継をショウアップできますね。

加畑:ナイター中継でやってるホームランクイズなんかも連動したらどうかな・・・。

矢倉:あと普通にニコ生のアンケート的なものも比較的やりやすいのでは? メール書いてもらうよりハードルが低くなります。

■ラジオをよく聞いているとお米が送られてくる!?・・・

吉田:生放送中に聞いている人全員を、あるサイトにピンポイントで誘導できるとなったら、どんなことができるのかを考えてみたいんですが・・・。

加畑:技術的に可能かどうかはわかりませんが、URLになった時点で、ツイッターなりニコ生なりで転送可能になってしまうので、そこの抑止ができれば、Hintを持っている人だけになにかを送ることが出来ると思いました。例えば30秒しか受け付けないみたいなこと・・・。

吉田:生放送で聞いている5分限定で見られるページとかを送るとかですね・・・。

加畑:30秒限定とかであれば、リツイートしてる間に見られなくなる・・・。

吉田:URLの転送を防ぐことはできないですから、そうやるしかない・・・。

加畑:転送されても価値が下がらないようにすることができればいいんですけどね・・・もしくはいっぱい拡散したほうが価値が上がるようなものとか・・・。

>たとえば、売り出し中のツインテールアイドル女子2人組・生ハムと焼きうどんの東さんの恥ずかしい写真がいまから5分だけ見れるとか・・・。

吉田:でも写真だと落としてしまってローカルに保存されちゃうと、いくらでも拡散されてしまいますね・・・。保存できないようにすればいいですけど・・・。

加畑:逆に、次の画像が行くまでは、前の画像がビーコンに残っているような状態もできるので、生放送を聞いていない人でも、その画像を見て放送に誘導することという考えもありますが・・・。

吉田:履歴を過去に辿れるようにするのはいいかも。例えばラジオCMが連続しているとき、いま送られてきている情報を見て、前の情報を見たくなるとき辿ることが出来るとか・・・。

加畑:それは受け側のウエブの作りでどうにでもなると思います。飛んでいくページに過去の履歴が時系列で残るように(Blogのように)すればいいだけです。

吉田:ただ、例えばあるAという清酒メーカーが情報を発信して、そのあとにBというお酒メーカーが情報発信した場合、その両方の情報を順番に見られるページは、ニッポン放送では作れないかもしれませんね。あとから出した情報がつねに有利になるような気がしたんです。

>たとえば、30秒毎にスタジオの定点画像を発信していったら何かおもしろいことできませんかね?

加畑:いろいろ考えられるんですが、まずHintが同時に2個以上のURLを送信できるかというと、何の問題もないんです。ただ、時間差をつけるほうが難しいんです。なので、普通のブラウザで見ると直近の情報しか見られないけど、特別なアプリを用意して、それなら履歴も見れるようにすることならできます。

吉田:そんなアプリってまだないんですか? 街なかを歩いてきたとき、受信したビーコン情報をあとでじっくり見るとかのニーズってありそうですけどね・・・。

加畑:ビーコン集めアプリってことですね!!

>とすれば、連続で画像を送信して、その中に1枚だけ仲間はずれな写真があります、それはどれでしょう? なんていうクイズはどうでしょう?

吉田:それはできますね・・・。

益子:それを応用すれば、ビンゴとかできますね。何番とか言わないで、どんどん数字が送られる・・・。それって、問題を言わないクイズ番組みたいなこと・・・。例えば、アイドルの秘密を言う番組。このアイドルの秘密を送ります。でも受信できる人にしかわかりません。

吉田:それでHintが欲しくなるという流れはあるんですが、番組としては成り立たないかもしれない笑・・・。

加畑:Hintを持っている人の間だけで、聞いているかどうかを調査するのはどうか・・・。

吉田:それなら、聞いている人が聞いている証拠を残せることができるんですよ。それをもう一つひねって考えると、一日の中で一番ニッポン放送を聞いている人が決められるんです。

益子:毎日ニッポン放送王になると、お米がもらえるとか笑・・・。これならラジオの本放送に関係なくプレゼント企画を実施できますね。持っている人だけが得するのは重要かもしれませんね。

矢倉:一番のアクセスの人だけプレゼントあげますということを、放送では言わずに、ウェブでこそっとやることで、価値が高まるかもしれません。

■聞けば聞くほど育つ「らじおっち」・・・

>毎回、時報のたびにピッポッパが流れて、そのたびに何かに参加するウエブサイトに誘導して、それを24回全部やった人に何かあげるとか、毎日のアクセス順位が表示されるとか、そんなこともできますね。

加畑:毎時間ごとでなくても、ニッポン放送のピッポッパを受信すると何かがもらえるとか応募できるとかを普及させるのもいいですね。

益子:人気が出てきたら、いつ流れるかわからないように不親切に流すのもいい・・・。

加畑:ピッポッパを受信さえすればポイントがたまっていくのもいいです。ニッポン放送のリスナー感謝のポイント!!

益子:これを貯めれば、いろいろなグッズがもらる、当たる・・・。

>僕はニッポン放送開局30周年のときに記念ラジオを作ったんですが、そのときに一番作りたかったのは、聞けば聞くほど育つ(大きくなる)成長するラジオだったんです。毎月それを持ち寄って、誰のが一番大きいかを競う!! こんなことが、Hintだったらできるってことですよね。

加畑:ピッポッパを受信して餌をもらって、スマホの中のペットを育てるなんていうのもできる・・・。

益子:たまごっちですね。

加畑:ペットの育ち具合をみながら、もうちょっと聞いていようとかなりますね笑・・・ずっと聞いていなくてもHintはオンにしておくというようになりますね・・・。

益子:「らじおっち」ですね!!

>それはぜひやってほしいです。ということでアイデアはまだまだ続きますが、今回はここまで。メンバーの皆さん、今回もお疲れ様でした。


(参考リンク)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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