ここのところ、「無断リンク禁止は悪なのか?」、「野村総研がリンクする際には文書で申し出よというので文書で申し出た」などの時代遅れの「サイト利用規約」に関する話題で盛り上がっている。
「前例にならって無難な道を選ぶ」サイト運営者が多い結果だとは思うが、彼らをいくら非難したところで、「悪例(=ウェブの黎明期に作られてそのまま継承されている利用規約)」がこれだけ氾濫している段階では、すぐには解決しないような気がする。
そこで、参考にしていただければと、私なりに「今の時代にマッチした『サイト利用契約』」の雛形を作ってみた(ちなみに、「いっそのことクリエイティブ・コモンズにのっとった規約を」、という意見もあるとは思うが、まずは無難に現状の著作権法にのっとって書いてみた)。
1.当ウェブサイトに記載されている内容(コンテンツ)の著作権は、特に明示していない限り○○○に帰属します。著作権法で定められた「私的使用のための複製」および「引用」以外の目的で、複製・転記などをする場合には○○○の使用許諾が必要です。
2.当ウェブサイトコンテンツの複製・転記は、著作権法上の「私的使用のための複製」および「引用」と認められる範囲にとどまる限り、商用・非商用を問わず無許可で行うことが可能です。ただし、当ウェブサイトコンテンツの引用を含んだ二次著作物を一般に公開する場合は、引用した文章等が引用であることを明示した上で(blockquoteタグ推奨)、複製したコンテンツを含むページへの直リンクで引用元を明示することをお願いします。
3.当ウェブサイトコンテンツを引用目的で複製・転記する際には、原則として改編・修正・追加をせずに原文(もしくは原図)のまま引用していただきます。文章の一部だけを抜き出して引用する、引用者の注意書きを文章中に挿入する、という形での修正・追加は可能ですが、その場合には変更した箇所を(中略)(引用者注)などの形で明記するようお願いします。
4.当ウェブサイトへのリンクは、ホームページへのリンク、および個別のページへの直リンクともに目的を問わず許可なく張ることが可能です。"Fragment identifier" でページ内の特定の部分(アンカー)にリンクを張ることも可能ですが、ページの内容や構成の変更に伴い、指定したアンカーが移動したり消滅したりすることがありますのでご了承ください。
5.当ウェブサイトの個別ページのURLは、ページを公開し続ける限り変更しないのが当ウェブサイトの運営方針です。ただし、まれにですがやむをえない事情により、理由の説明・事前の警告なしにURLの変更もしくは公開の中止を行う場合がありますのでご了承ください。
ちなみに、この「サイト利用規約」そのものは、クリエイティブ・コモンズのコンセプトを日本で普及させる意味も含めて、クリエイティブ・コモンズの「アトリビューションーシェアアライク 2.1」の条件で提供する。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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