気になる事件が起こった。それは
大阪府警少年課は、有料制会員サイトを立ち上げ、女児の裸の画像を公開する他のWebサイトのURLを掲載したとして、大阪市阿倍野区の自営業男性(46歳)と京都府久御山町の会社員男性(48歳)を児童ポルノ公然陳列罪で逮捕・送検した。大阪府警少年課が8日に発表した。 (中略)
大阪府警では、児童ポルノ画像が掲載されたWebサイトのURLを紹介しただけで逮捕されたケースは全国で初めてとしている。
何が問題になるか。それは、ホームページにポルノ写真を並べたわけではない。ただ、リンク先が載っていただけだからだ。同じ事件を扱うExiteニュース「ポルノ画像リンクで「逮捕」 検索エンジンも危ない!」では紀藤正樹弁護士のこんなコメントを載せていた。
「リンクを張ることで逮捕されるのは96年9月の広島県警のときにもあったが、結局、不起訴とされた。単なるリンクである場合だと処罰されるのは難しい。というのも、リンクというのは『参照』でしかないというのが国の見解で、これが動くとは考えにくいからだ」と答える。
紀藤弁護士は今回の逮捕・起訴については「単なるリンクじゃなくて、画像リンクではないか」と首をかしげる。しかし、「単なるリンク」で起訴された場合、ネット世界には大きな衝撃を与えそうだ。
「リンクで『ほう助』に問われるとなると、児童ポルノだけでなく、名誉毀損についても影響を与えることになる。例えば、首相の悪口を書いたサイトへのリンクを張っているだけでも名誉毀損を問われるわけで、書いた人が有罪になるだけでなく、(リンクを張って)まとめた人も有罪になる可能性がある。こうなると範囲が広がりすぎる」
そういえば、最近こんなニュースがあった。
「精子」で検索は高校生に危険 アダルトサイトが出るからだって
「『精子』や『卵子』でインターネット検索すると青少年に有害では」。2007年3月末に公表された文部科学省の教科書検定で、「倫理」の教科書を巡りこんな疑問が示された。当初、米国の生殖産業について企業のホームページにアクセスするなどして、この問題を考えさせる課題が出ていたが、同省が懸念を示す意見をつけた。アダルトサイトへの接続の危険性などに配慮したもので、「アクセスしたりして」の部分は削除になった。(ライブドアニュース4/5)
あまりにも深謀遠慮過ぎて笑いの対象になってしまうのだが、もし、警察がこれを問題視すれば、教科書すら対象になってしまう。
また、中国の『百度』(日本語版)という検索サイトはフィルタリングがないので中国国内から日本に検索する人が激増しているというニュース。
「百度」は2007年3月22日までに日本語版サービスを開始した。しかし、07年4月中旬までに中国から「百度」日本語版へのアクセスが遮断された模様だ。中国メディアはその理由について「ポルノ画像の取締り」を挙げており、日本語版サービスで「わいせつ画像」の検索が中国国内で話題になり、これを問題視した中国政府が中国国内からの「百度」日本語版へのアクセスを遮断したようだ。(J-CASTニュース5/1)
リンク先はクリックしなければどんなサイトかはわからない。これは大変怖いことだ。もし、連れて行かれたサイトが違法であれば、十分危険性がある。中国の対応を決して笑っていられない。いつかは自分たちに降りかかってくるかはわからないのである。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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過大解釈してしまうと、勝手にエロサイトのスパムトラックバック貼られて、それに気付かなくてもタイホなんてことになったりしたら、ヤフーニュースですら危ないんですかね。