最終更新時刻:2009年11月7日(土) 10時00分
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ソニーの次の手「Sony TV」

公開日時:
2007/03/08 23:42
著者:
mugendai

 PS3の「Home、なるほど2年半前から作り上げていたこともあって品がある。Second Lifeの雑然とした雰囲気と違い、スマートだ。しかし、Second Lifeが話題になっている現在、このような発表をしたメリットがあるのだろうか。


 しかも、Second Lifeがほとんど制限がないのに対して、PS3の「Home」はユーザーの作ったコンテンツに対して審査をするというのだ。ちょっとこのスタンスに対して、疑問を投げかける向きもある。ソニーにとっては、きっと勝手にいじられては困るという思いがあるのだろう。


 僕は、ここで大胆な予測をする。ソニーはいわゆる家電メーカーとはまったく違ったメーカーだ。ナショナルのように洗濯機や冷蔵庫などのいわゆる白物家電にはまったく見向きもしなかった。ひたすらA(オーディオ)V(ヴィジュアル)に関してのみであり、しかもテレビの業務用としては第一位のメーカーである。AVを扱っているうちに、コンテンツの重要性に目覚め、最初はアメリカのCBSから音楽部門を買収し、ソニーミュージックを作り、さらにはコロンビア、トライスター、MGMを買収していった。また、CS放送ではスカパーの主要な株主である。新しく会長になったストリンガーもアメリカソニーで映画会社の買収に尽力を尽くした。


 日本では、テレビと映画はつながっていないが、アメリカでは映画会社の子会社がテレビドラマを作っていたり、ケーブルテレビのチャンネルを持っていたりしている。つまり、ソニーはテレビ局を持ちたくて仕方がないのだ。テレビ局で育てた歌手や俳優をソニーピクチャーで世界に羽ばたくスターにする。ハードでは、ソニーは垂直統合型企業である。VAIOなどは、ソニー独自の規格が多く、かえって面倒になったりする。このシステムをコンテンツにも応用しようというのである。


 「あるある」問題で、現在テレビ局の不信は高まっている。ネットでテレビを始めるチャンスなのだ。そのためソニーは映画や音楽で豊富なコンテンツを持っている。PS3の「Home」とはソニーが思い描いていたテレビ局のテレビを作る現場であり、「Sony TV」を見るためのチャンネルである。Second Lifeがまったく違った人生を生きるためにあるとすれば、「Home」はその名のとおり、テレビのある家族や友達のための茶の間である。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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