最終更新時刻:2009年11月12日(木) 15時04分
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オンリーワンの時代

公開日時:
2007/02/27 21:33
著者:
mugendai

 企業はなぜ、合併したり買収したりして巨大になろうとするのか。それは、トップになるほど、金が集まるシステムになっているのではないだろうか。当然、その金を求めて下請けが集まる。テレビの構造を通して、僕は日本の企業全体がそうなっているような気がしてきた。一握りのトップだけが儲かり、その下請けは過労死直前まで働き続け、そのほかには仕事が回ってこない。

 2年前、SMAPの「世界に一つだけの花」(作詞・槇原敬之)が紅白歌合戦で歌われた。僕は、「ナンバーワンよりオンリーワンというタイトルで、「ナンバーワン」世代と「オンリーワン」世代を論じたことがある。

人はなぜ、トップ(ナンバーワン)を目指すのか。そこにトップしか儲からない構造があったからなのだ。

 そのような構造は、停滞し、必ず腐敗を招く。トップには権力と金が集中するからだ。政治はもちろん、テレビ局、不祥事が続発する企業。ありとあらゆる業界がきしみ始め、腐敗臭が漂っている。第2の波から第3の波への改革の今、この「トップしか儲からない構造」を変革していかなければ、日本の未来は想像できない。

 そのような不安の中で「世界に一つだけの花」が好まれた。第2の波では「ナンバーワン」世代が羽振りを利かせた。しかし、それではトップ以下の企業はあまり儲からない。過労で体を壊すよりも、ほどほどの労働でほどほどの収入を得る「オンリーワン」世代に変えてもらいたいという気持ちがそこにある。

 インターネットで現在、伸びているのはアマゾンとグーグル。両社の共通はロングテール部分に注目している点だ。普通の商店では、スペースの関係で、トップの企業の売れる商品しか置けない。売れなかったロングテール部分を切り捨ててきた。このロングテールにお宝が含まれていることに気がついたのである。

 第3の波の時代は、「オンリーワン」世代が伸びていくチャンスがある。インターネットでブログであらゆる人が意見を言い始めた。その中でランキングが高いものは、グーグルに選ばれる。なぜなら、ブロガーたちは、生産消費者だからだ。ブロガーたちは、さまざまなブログから知識を消費し、知識を生産する。このことは「2の波では組織、第3の波では個人が主体にで書いたとおりである。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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このエントリーへのコメント

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CNET Japanのブロガー佐々木俊尚氏の著書「Google 既存のビジネスを破壊する」(文春新書)を読んでみると、最終的にGoogleは神になるという言葉に集約されます。ユビキタスとは「いつでも、どこでも、だれでも」使える技術ということですが、別名「神の遍在」と言われます。つまり、本当に手の届くところに欲しいものが存在するためには、その人が何を欲しがっているかを知らなければなりません。それぞれの個人情報を集めれば、究極の監視システムになります。そしてそれは神のみが許された行為なのです。したがって、人々が何を欲しがっているかを知っている神の存在を目指しているということになります。
でも、そこまで許してしまえば、人間は退化するだけですが。

  mugendai on 2007/03/01

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このFlashはフィクションかもしれません。
でも、たとえば以下のようなニュースが日本語でも掲載されているのに、まったく話題にならないんですよね。これは本当の真実ですのに。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200702231527

  いしだ on 2007/03/01

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いしださん、「googlezon」というはflashをご存知でしょうか。http://probe.jp/EPIC2014/ここでは、googleとamazonが合併して世界を支配し、人々の趣味に合わせた報道をなされ、真実を報道するものがなくなるというものです。個人情報を支配したものが世界を支配できる。とは、まさにマトリックス社会。作られたのは2005年だそうです。

  mugendai on 2007/03/01

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mugendaiさん、GoogleとAmazonはまったく異質な存在と私はとらえています。
Amazonは怖くないですが、Googleは危険です。
Googleの動きは日本目線をいったん消して、世界規模の目線で見られるとわかりやすいです。

  いしだ on 2007/03/01

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いしださん、コメントありがとうございます。
もちろん、グーグルやアマゾンは、「ナンバーワン」になるために「オンリーワン」を活用したに過ぎません。ロングテール部分を活用できるのは、消費スタイルがかつてのダイエーやユニクロのような大量生産大量消費の時代のような巨大スーパーよりも、多品種少量生産の専門店スタイルに移行していることが、インターネットビジネスにマッチしていることです。もっとも、「オンリーワン」世代が、自らの「オンリーワン」ぶりを主張できず、他人の真似でごまかしていますが。

  mugendai on 2007/02/28

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「その中でランキングが高いものは、グーグルに選ばれる。」

お気づきですか?
今、世界は「ナンバーワン」のGoogleが支配する方向に走っていること。そしてGoogleがより多方面の市場独占に走っていること、中国政府の政治の道具として一役買っていること。

日本の多くは「オンリーワン」ではなくて、「ナンバーワン」の奴隷たちですよ。Goole様に選んでいただくために、日夜阿呆な努力を続けている。

欧州などはGoogle様に選ばれることなんて気にしていない、独自色のサイトを作っているんですけれどね。

  いしだ on 2007/02/28

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