最終更新時刻:2009年11月7日(土) 10時00分
12

Super 3G ×行動支援 : 2010年の日本の携帯を考えてみる

公開日時:
2008/07/31 09:40
著者:
宮田拓弥

先週は、iPhoneの喧騒の収まらぬ中、iPhone不在の携帯見本市「ワイヤレスジャパン」に参加をしてきました。
#J-Phone、ボーダフォン時代はでっかいブース出してたんですけどね。。

展示全般としては、結構記事にもなっていましたが、iPhoneライクなタッチパネル端末OMINIAが来年日本にも登場するらしいSAMSUNGが結構存在感があったくらいあで、いつものことですがサービス系はあんまりパッとしない感じのイベントでした。

そんな中個人的に注目したのは、ドコモ。

Super 3Gはスゴかった。

研究所系の展示は毎年かなり面白いのですが、今年の目玉は何と言っても「Super 3G」のデモ。

4Gへのつなぎとして来年にもテストを終了して、2010年にはサービス開始!?と言われる高速ネットワークですが、これを体験することができました。改めてすごい!

ハイビジョンの画像のストリーミング三つと3D CGのオンラインゲームを同時につないでも全く問題のない50Mbps!のデモはインパクト大でした。今のHSDPAが確か下り3.6Mbpsとか7.2Mbpsだから、その10倍くらいって感じですね。HSDPA端末が普及して、動画系のサービスとかが結構広がりつつあるイメージですけど、ハイビジョン映像がストリーミングで問題なく流せるとすると、実現できるサービスは全然違うものになりそうです。


「生活支援」→「行動支援」

もうひとつ、サービス面として注目なのが山田社長のプレゼンで紹介された「行動支援」というコンセプト。おさいふケータイなどの「生活支援」から一歩進んだコンセプトということで

  • 個々のお客様にカスタマイズし行動支援の役割を果たすケータイの新しい段階。
  • 多機能ツールとしての「できるケータイ」からやさしくアシスタント「してくれるケータイ」へ変化し、ケータイとお客様の関係性も人とモノ以上のものに進化。(ドコモ プレゼンより)

とのこと。
別途リリースに出てたイメージはこんな感じ。

青山でお酒飲んでて「神宮球場で空席あり。今からなら1000円ぽっきり生ビールつき!」とか言われた言っちゃうかもですよね。

「事前に興味のあることをプリセットする必要があるが、GPSと個人認証を組み合わせることで、その人に合った情報を携帯電話が探し、適切なタイミングと方法で通知するようになる」ともおっしゃってました。

 ネットで「行動ターゲティング広告」がおおはやりだが、リアルな行動とリンクしたこの仕組みはさらにパワフル。

Super 3G ×「行動支援」でどんなサービスが実現されるのか?

 

さて、この「行動支援」というコンセプト、今のネットワークでも十分魅力的なサービスになりそうですが、2010年以降Super 3Gとミックスされたらどんなことできるんだろう?と勝手に想像力が激しく刺激されました。

すごくシンプルに考えると、Super3Gの魅力は広帯域だから流れるコンテンツとして動画が一番分かりやすいですよね。

それもせっかくGPSに連動して配信するんだから「ライブストリーミング」。

今FOMAでやってるような「家のペットの様子が動画見れる」というようなパーソナルな利用だけじゃなくて、事前に自分の興味を登録したり、アドレス帳のコミュニケーションの頻度などから、3っつくらいのライブストリーミングのサムネイルが待ち受けに表示されちゃうような感じでしょうか。

たとえば、「今いる場所の近所のいつもいくスポーツバーの様子」とかがストリーミング見れちゃったりとか、「いつも混んでるたいやき屋の混み具合」が見れちゃったりとかして、もう近未来ですね。。

それ以外に何があるしょう?当然動画だけではないはず。

「Super 3G×行動支援」結構広がりのあるテーマのような気がしますね。。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

このエントリーへのコメント

4

ルート134さん、コメントありがとうございます。
確かに、本当に2010年にサービスレベルを確保してサービスローンチできるかは見ものですよね。ただ、仮に本当に50Mbpsでるとしたら新しいことたくさんできそうですよね。

  宮田拓弥 on 2008/08/01

3

korlyさん、コメントありがとうございます。
私の説明不足でしたが、このビデオに映っていないところで説明員の方が実際にプレイされたモーションがちゃんとこちらの画面でも見れるようになってました。

  宮田拓弥 on 2008/08/01

2

デモ映像を見させていただきました。
オンラインゲームについては、元々基本的なデータがPC本体内にあり、相手の操作入力がほぼリアルタイムで反映されるという所が重要だと思うのですが、デモ映像だとキャラクターが全く動いていませんね。
これでは相手からの情報は全く入っていないわけですから、通信速度のデモにならないと思うのですが・・・
これをやるなら、既存のMMORPGに繋いで多数のプレイヤーが動かすキャラたちがスムーズに動いている(=サーバからの情報取得がほぼリアルタイムで行えている)様子を流すべきだったと思いますね。
見た目が綺麗なぶん、ゲームをあまりご存知無い方にはインパクトは強いのでしょうけど・・・ちょっと酷いデモですね。

  korly on 2008/07/31

1

>全く問題のない50Mbps!のデモ
デモでやって見せても、パケット定額ユーザーがやると、帯域制限だの切断だのされちゃうんですよ。リアルな利用者が現れると。
TEPCOも100M使い放題ってTVCMで言わなくなったでしょ。


>「行動支援」
あなたのお金を使うようにコーチングしてさしあげます。
//

  ルート134 on 2008/07/31

ブログにコメントするにはCNET_IDにログインしてください。

この記事に対するTrackBackのURL: 

CNET_ID

メンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。