ハンドボールの予選やり直しなどが連日報道されている北京オリンピックですが、あと200日くらいでいよいよ開催です。東京にいるとそれほど臨場感は感じられませんが、北京市内は最後の建設ラッシュや様々な準備でさらに活気づいてるんでしょうね。
来月北京と上海に久々に行くということで、「最近の中国の携帯インターネット市場はどう?」といろんな知人に話を聞いてみたところ、やはり一番多かったのは「『例の規制』の影響があってまだ厳しいよ」という意見でした。
『例の規制』というのは、2005年くらいから顕在化したSP(サービスプロバイダ)による詐欺同然の悪質な課金(使ってもいないコンテンツ料金が引き落とされるなど)などのトラブルに対応するため中国政府がとった規制のことで、SP免許の取得が大幅に制限(一定以上の資本金や複数のエリアでのサービス提供などが条件に)されたことや、キャリアが新たに用意したプラットフォームに対応する必要が出るなど優良なSPであっても事業展開が難しくなるという状況がありました。事実、中国展開で先行していたインデックスなども、2006年には中国市場で特損を出しています。
とはいえ、いまや5億人!を超える加入者数を抱える中国市場の魅力は大きいですし、2010年の上海万博ならぶ一大イベント、北京オリンピックを控え、そのままの状態が続いているとも思えません。
ギリギリのタイミングではありますが、現地の状況をいろいろと見聞きしてこようと思います。
#今の中国モバイルインターネット事情についてお詳しい方がいらっしゃれば教えてください!
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
shaowei on 2008/09/02
中国・台湾・香港・シンガポールで細々と携帯コンテンツを手掛けておりますが、こと中国は本当に困難な市場です。
先進国の一般的な常識は忘れ、いかにローカルのやり方に同化もしくは妥協出来るがポイントだと思います。
ドッグイヤーは通常の4倍の早さと言われますが、中国イヤーは通常の4倍の遅さという位に考えた方がいいかもしれません。
masaki on 2008/01/31
nari-tamuraさん、コメントありがとうございました。
行政に振り回されるという意味では、フィルタリング問題が起きている日本も同じようなものなのですが、中国ではさらに顕著みたいですね。来月上海行きますので、またいろいろと教えてください!
宮田拓弥 on 2008/01/28
上海に駐在して、モバイル回りを手がけてますが、いやぁ〜おっしゃる通り大変ですね。
最近は、認可の下り方も地方行政によって様々ですし。
昨日の「いい」は、今日の「だめ」みたいなところもありますからね・・笑。
しかし、潜在的魅力を持ってる事も確かなので、粘って、どーやってそこを掘り起こすか。。。日々、試行錯誤です。
ちなみに上海は、ネットワークが大分安定してきてるのでWAPサイトの利用も結構あるみたいです。ただ、パケット通信代がまだまだ庶民価格じゃないですね。来年の3Gでどれだけ新しい施策をキャリアが出せるか、、、、一つ鍵でしょうか。。
nari-tamura on 2008/01/28
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こんばんは。在日の中国人です。
中国国内の友人と携帯ビジネスを開始しているところです。
偶然にこのブログを発見して、興味津々で文章を読みました。
まず「規制」のことですが、3Gの導入を機としたコンテンツ事業は巨大な潜在的利益を持っているので、チャイナモバイルや他のキャリアはやはりそれに狙って自分に有利な政策やいわゆる「規制」を作っていると思います。一方、おっしゃる通り、2005年くらいから顕在化したSP(サービスプロバイダ)による詐欺同然の悪質な課金などのトラブルがあって、ユーザの不信を買いました。そのため、多くのユーザは携帯サイトなどのサービスを抵抗してきました。なので、長期効果の面を見るとやはりSPに対する規制が必要だと思いますよね。
次は市場の展望ですが、2,3年前から携帯事業が大きく成長するとの報告はいっぱいがありました。ついにその光を見えてきたのは去年の半ばくらいですね、各キャリアは相次ぎGSM(第二代移動体通信)をベースとしたGPRSのパケット通信代は大幅に減らすことをしました。そして、二次元コードのキャンペーンもありました。現在、月に20元(約300円)でも80Mのデータ量が使えるようになっています。一般ユーザにはかなり魅力ですね。自分の調査によると、大都市(例えば北京、上海や南の広州とその周りの地域)は携帯サイトの発展を大きく期待しているようです。ですが、3Gはまだまだ道が長く、そのパケット通信代はやはりまだ高価なものだと思います。
中国の通信キャリアは日本のように積極的に携帯のインターネットサービスをアピールしていないですね。国内ある大手ポータルサイトの経営者は、「中国国内の携帯ビジネスは今まさに90年代のインターネットの混戦状態だ。携帯ビジネス事業では必ず英雄が出てくる」と語りました。