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2007/09/20 06:54
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プロフィール

宮田拓弥

携帯電話向けアプリケーションの業界で、常に新しい製品・サービスを模索・開発してきた宮田拓弥氏(ジェイマジック株式会社代表取締役社長)が「ケータイ用アプリの未来」について考えていきます。
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今回からは、タイトルが「東西ケータイ見聞録」となりました。

テーマもガラッと変えて、アジア諸国や欧米など最近私が実際に行くことの多い海外のケータイ市場について、端末やサービスのトレンド、利用の状況などについて書いて行きたいと思っています。また、秋から冬にかけては、CTIA Wireless IT & Entertainment ( San Francisco )GSM Asia ( Macau )などの海外のケータイ関連イベントにも多数参加しますので、そうしたイベントに関してのレポートなども書きたいと思います。

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いうまでもないことですが、日本のケータイ市場はユニークです。

これだけ高機能な端末がたくさんのメーカーから発売されていることも、その端末が結構安く買えることも、ほとんどのケータイにICカードがついていることも。

また我々のようなサービス事業者からすると、何より大きいのは「言語」と「サイト仕様」です。

我々が日本向けにケータイサービスを作る場合、当然言語は全て日本語になります。いきなりグローバルサービスを意識して英語で作っても、日本人は誰も見向きしないでしょう。この日本語が、海外からの参入障壁になっているというのも一面ではあるのですが、サイトをいつも日本語で作っている我々としては、ある日海外でも同様のサービスを作ろうとすると一筋縄ではいきません。

もう一つがサイトの仕様です。ご存知の通り、我々が日本でケータイサービスを提供する場合、いわゆる「3キャリア対応」、つまりドコモ、au、ソフトバンクの主要機種でちゃんと動作するために、様々な対応やテストをする必要があります。この点も業界が立ち上がって数年がたったということで、そうしたテスト業者や様々なバックアップ体制が整ってきました。ただ、それを海外にもって行こうとするとまた一つハードルがあります。つまり、日本のケータイサイトの仕様は海外一般の仕様とは異なるのです。それも、非常にシンプルにいうと「日本だけ」が世界とは異なる仕様であり、その他の国ではほぼWAPという標準規格で統一されているのです。最近、米国でも新しいモバイルサービス花盛りといった様相を呈していますが、開発に携わっているのはそれまで普通にPCのブラウザベースのアプリケーションを開発していた人間たちです。彼らからすると、当然画面の小ささやその他インターフェース的な違いはあるものの、「モバイルだから」ということで特段特殊な技術者を集めるという発想ではなく取り組んでいます。

いざ海外でビジネスを始めようとしてみると、これまで日本の特異性、日本市場への参入障壁と考えていたものが、今度が逆にある意味での足かせになっていることに気づかされます。

まだ我々の海外への取り組み自体が端緒にたったというところではありますが、そこで体験した難しさや発見などもいろいろとご紹介できればと思います。

来週は台湾に行きますので、またそのレポートをしたいと思います。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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