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はじめまして

2006/12/08 11:28
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プロフィール

宮田拓弥

携帯電話向けアプリケーションの業界で、常に新しい製品・サービスを模索・開発してきた宮田拓弥氏(ジェイマジック株式会社代表取締役社長)が「ケータイ用アプリの未来」について考えていきます。
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 国内では普及率が85パーセントを超え、ここ数年市場自体が飽和し今後の成長がないかのように言われたこともある携帯電話市場。

 しかしこれはあくまで端末市場の話であって、ネット端末としての携帯電話の市場は、これまで以上に急速な成長を遂げつつあり、かつその形を大きく変える変革期の只中にあります。これまで様々な制約から携帯でのサービスを提供することに二の足を踏んでいた様々な業態の会社もここ1-2年の間にいっせいに携帯インターネットの世界に新たに参入しはじめており、携帯電話を入り口としたインターネットサービス・アプリケーションの世界も新たなフェーズに入りつつあると言えます。

 1999年のi-モードを皮切りにスタートした携帯インターネットのサービスは、着メロ、ゲームという独自のヒットサービスに支えられ、いまや3150億市場にまで成長しています。またここ数年はコマース、広告といった新たな市場も急速に成長をはじめてきました。更に、帯域の高速化、パケット代定額制、フルブラウザの出現などにより、ネットサービスのインフラとしてのベースがようやくPCと同等レベルになり、今後ネットサービスの広がり、成長が大いに期待できる状況になっています。

 こうしたインフラの整備に伴う携帯インターネット上のアプリケーション・サービスは、PCインターネットのトレンドをある程度取り込みながら、携帯電話というデバイスとしての特性を反映し独自の特徴を持って成長をしていくことが予想されます。

「つねにユーザが持ち歩く」

 当たり間のことですが、携帯電話の最大の特徴はその携帯性です。家にいるときも通勤中も週末でかける時も、そして海外にいるときでさえも、ユーザと一緒にあります。当然アプリケーションを利用するシーンも非常に多岐にわたり、それゆえ様々な可能性が考えられます。

「様々なセンサーがついている」

 携帯電話には実に多くのセンサーがついており、それがネットワークとつながっています。位置情報を教えてくれるGPS、画像を撮影できるカメラ、端末の動きが分かる加速度センサー、地磁気、指紋、とPCにはない様々なセンサーがついているのも大きな特徴です。そしてそれらが全てネットワークとつながっていること、つまりサービス提供者は「ユーザの状況」をリアルタイムで知った上でサービスの内容に反映させることができるのです。

「一人一台、個人認証がしやすい」

 ウェブアプリケーションを考える際にいつも問題になるのが、個人の認証の問題です。ネットオークションやコマースなどにおいて様々な対策がとられているもののまだまだ問題が起きているのが現状です。携帯では購入時の認証プロセスにおいて基本的にユーザが特定されているためユーザが認証しやすいという大きな特徴があります。今後、モバイルインターネットのオープン化がより進行してくると、この特徴を生かした種々の新サービスが生み出されることが期待されます。

 そのほかにも、小型である、他の機器との連携がしやすい、ハード自体のデザインを多様化しやすい、など新たなアプリケーションを考える上で非常に魅力的な特徴を沢山備えています。

 私自身、携帯電話のアプリケーション業界に長く身を置き、常に新しいアプリケーションを模索し、開発してきました。現在も、昨年創業したジェイマジック株式会社において「画像」「CGM」「ネットワーク」をキーワードにした次世代モバイルアプリケーションの開発を行っています。 

 このブログでは、基本的に「対談」という形式をとろうと思っています。 
 「今後5年間で携帯電話のネットサービス・アプリケーションはどうなるのか?」というテーマで各分野の方々と対談をしていきたいと思います。「検索」「広告」「位置情報」「リアル連動」「M2M連動」など現在すでにホットになりつつあるテーマから、まだあまり語られていない未来のテーマまで、技術的な視点、ビジネス的な視点、様々な視点から、一線で活躍される方々のお話を通して、携帯電話のアプリケーションの未来を考えていけいければと思っています。現時点で、考えている対談のテーマは、

a) 5年後の携帯電話のキラーアプリ
b) 携帯電話の広告
c) 画像の持つ可能性:画像+ネットワーク
d) SNSはケータイでどうなる?
e) 人の目になる携帯電話
f) ケータイ検索の現状と今後
g) 携帯電話における究極の検索とは?そこまでのロードマップ
h) 携帯電話:M2M論考
i) センサーとしての携帯電話
j) 2010年の携帯電話

という感じです。
 早速ですが、最初の二回は、携帯電話のネットサービスに「現状起こりつつある変化」を理解するという意味で、オープン化によりビジネス規模が急速に拡大している「広告」市場と、auによるGoogleの採用などで注目を集めている「検索」に関して取り上げます。

 「広告」に関しては、元サイバーエージェントCOOで携帯専業のインターネット広告会社インタースパイアの社長をされている早川社長、「検索」に関してはSEM大手のアイレップの紺野専務との対談で話を始めようと思っております。今後は、日本国内の携帯業界の識者の方々を中心として、最近モバイルアプリケーションベンチャーがどんどん生まれている米国などの海外の識者とも対談をして行くことを予定しています。また、こういった方と対談をしてほしい、こういったテーマで対談して欲しい、というような推薦、自薦なども受け付けておりますので、こちらもよろしくお願いします。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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