最終更新時刻:2009年11月7日(土) 10時00分
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wikimania 2007報告

公開日時:
2007/08/09 19:43
著者:
ゆきち99

昨日まで、台湾にいました。Wikimania 2007への出席のためです。

Wikimaniaは、Wikimedia財団の主催するWikipediaを始めとする各種プロジェクトの各セッションがまとめて行われる、いわばお祭りのような企画で、今回は、世界中から、予約だけで1000人の方が集まったそうです。

Hi390099僕は企画の関係上、二日前に台湾入りして、Wikiaの方々やユーザーさんなどと挨拶、その後、いっしょに来ていた日本人の人らと夜市に行ってきました。また、会場内にOLPCの本物が置いてあったので、それに触れる機会もありました。OLPCは御存じの通り途上国向けの教育用マシンなのですが、コンパクトな箱体にカメラやマイク、良く練られたUIなど、教育目的でなくても欲しいくらいです。こんな贅沢な逸品が今後世界中に出回るかと思うと、それだけで興奮すらします。画像は会場で見掛けたOLPCです。

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そして、8/3。初日は、Wikimedia財団理事長Florence Nibart-Devouardによるセッションで幕を開けました。ここでは、今のWikipediaを始めとするWikimedia財団のプロジェクト関係の報告、及び展望が語られました。細かいことは省略しますが、Florenceに資料を公開してもらうよう頼んだので、それを見れば大体の概要が掴めるはずです。その後は、各種セッションが会場内のいたるところで開催されました。僕は最初にSemantic Mediawikiの開発のセッションを観に行きました。左は、講演中のFlorenceです。

Hi390117二日目。この日は、一日ぶらぶらしていろいろ見て回りましたが、圧巻だったのが、セッション後のWikimaniaパーティーです。会場から少しはなれたところにある、旧来映画館だったところを借りて、大がかりなパーティーが行われました。それも、いきなりDJプレイから。日本だと、クラブカルチャーとウェブカルチャーが結び付くというのは考えにくかったのですが(はてなやmixiがクラブイベントを主催することを僕は想像できません)、クリエイティブ・コモンズのような、クリエイティビティと結び付くような運動なら、クラブカルチャーとの接触も納得でした。画像は、プレイ中のDJふたりです。

Hi390134そして三日目。この日は、伊藤穣一さんの講演、Wikimedia財団理事によるディスカッション、そしてJimmy Walesによるフィナーレと、三日目を飾るのに相応しい内容でした。特にJimmyのフィナーレは、ずっと拍手が鳴りっぱなし。本当のスタンディングオベーションというものを見せてもらいました。まさにJimmyはヒーローでした。

その後、Wikiaスタッフでの観光や、ミーティングなどを済ませて、昨日帰国しました。

非常に楽しかったWikimaniaですが、惜しむらくは、自分の英語力のなさでしょうか。会場にいる台湾人スタッフは、大抵が英語が話せるのに、自分一人だけ全然弱くて、かなり泣きそうでした。それだけは後悔しきりです。

Wikimania 2008への準備は既に始まっているようで、場所の検討なども行われていますが、日本では、いつ行われ得るでしょうか。会場での台湾人スタッフの非常に素晴らしい働きを考えると、中々実現が難しいかもしれません。強力なコミュニティと多くの助力が必要で、かつ会場もホテルを含めて用意しなければなりません。簡単には出来ることではありません。そうした能力がないことを悔やむ一方、スタッフには本当に頭が下がりました。今は彼らへの感謝と尊敬の気持ちで一杯です。

また来年、どこで行われようとも、絶対に行くつもりです。

ちなみに、毎年スカラーシップというのが行われていて、参加者に対して補助が出ることもあります。お金が無いとお悩みの方は、一度検討してみてください。ただ、基本的には経済的に貧しい国のためのものなので、普通に仕事をしている方がもらえるとは思いにくいのですが。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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