最終更新時刻:2009年11月27日(金) 12時27分
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Livedoor Readerは世界に進出できるか

公開日時:
2007/04/03 05:08
著者:
ゆきち99

昨日、株式会社ライブドアの大幅な組織変更と同時に、Livedoor Readerの英語版の展開も発表されました。これを売っていくことで世界進出を計る模様です。

ただ、僕としては、もし、この計画が単にLivedoor Readerの英語化といくばくかのアレンジに留まるなら、この計画は失敗に終わるだろうと思います。なぜなら、既にフィードを取り巻く環境は変化しているからです。それというのも、前にも話した通り、海外では新しいホームページが展開されているからです。この新しいホームページは、既存のRSSを一覧する形を取り、その上、検索エンジンやカレンダーなどの様々なツールを提供しています。それぞれが小さな単位でモジュール化されており、複数を並行に使っても問題ないのも特徴でしょう。ところが、今のLivedoor Readerは、旧来のフィードリーダーの延長でしかありません。こうした世界ではトップの人気を誇るNetvibesは既にユーザー数が500万を越えており(これでも、去年の後半の数字です)、これに追い付くには、技術的にも人気的にも相当至難であると思われます。Netvibesは、現在エコシステムと呼ばれるサードパーティー製ウィジェットの取り込みも成功しており、しばらくしたら、そのウィジェットが様々なプラットフォームで動作することも発表されていて、これまた一段壁が高くなっています。これに勝つには、単に模倣するだけでなく、例えばフィードの無いデータも無理矢理フィードっぽく読み取るような仕組を付けるとか、デスクトップクライアントとの連携ツールを用意するとか、キーワードを介して半自動で特定のニュースを引っ張ってくるなどのかなりの工夫が必要であると思われます(既にライブドア内の技術なら、個々の件については達成可能だとは思いますが)。

Livedoor Readerの開発者であるmalaさんのようなアンテナの高い人がこの手の潮流を知らないとは思えないですが、ただ、ライブドアの戦略の中にどれだけの工夫が見られるかは、少し冷静に見ないといけないかもしてません。malaさんには、大いに期待する人間ですが、今回の発表には、やや懐疑的でもあります。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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