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20台のiPhoneを前に - iPhone Party(1)

2007/07/23 23:11
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松村太郎

携帯電話の機能進化が進む中、アーリーアダプター層がどのように携帯電話を使いこなし、生活がどう変わっていっているのかについて、携帯電話と社会のあり方について研究するSFC研究所の松村太郎さんが紹介します。
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iPhone Party 2007.07.19 at Iwamotocho #10

 先週の木曜日、とても面白い、というか奇妙な集まりにお誘いを受けた。その集まりに来る人はみなiPhoneを持っている人!残念ながら僕は持っていないので、自慢される立場だったのだが、それでも目の前に20台のiPhoneが並んだ様を見ると、さすがに圧巻であった。もちろん僕も触れると言うよりはしっかり握って色々試すことが出来た。日本ではiPhoneをケータイとして使うことが出来ないことはご存じの通りだが、iPhoneホルダーの方々が見るケータイの未来とはどのようなモノなのだろう。

 外村さんのお声かけで1両日の間に企画されたiPhone Party。本名は「iPhone千手観音の儀」である。これだけの短い間に25人ほどの人が集まったのもすごかったが、そこに20台のiPhoneまでもが集まるのもびっくりした。集まった方々は、メディアの方、ライターの方、コンサルタント、電機メーカーの方、電子書籍や音声メディアのビジネスに関わっている方、モバイルのサービス提供者など。必ずしもガジェット好きの集いというわけではない。

「iPhone集合写真」で見かけた「ケータイ」との違い

 とりあえず「日本で1カ所に、これだけのiPhoneが集まることはないだろう」ということで、テーブルの上に20台のiPhoneを並べて写真を撮ることにした。ここで日本のケータイにはない、iPhoneならではの問題が。iPhoneのデザイン性が優れていることは誰もが認めるところとなったが、同じモノが20台集まると、どれが自分のiPhoneだかすぐに分からなくなるのだ。それだけ皆さんキレイに使われている、ということでもある。

 日本のケータイの場合、5キャリアごとにそれぞれ専用のモデルが用意され、3キャリアについては半年ですぐにモデルチェンジを迎える。同じ機種の中でも色違いが3色前後は用意され、機能やデザインと色を選ぶことが出来る。そのためなかなか同じ色の同じ端末を持ち合わせるということは少ない。同じ色の同じ端末を持っている人と出会ったときは、それだけで話が盛り上がった経験がある。しかし同じ色の同じ端末を持っていたとしても、ストラップまでは同じことはない。

 つまり日本のケータイを机の上に20台並べたとしても、画面表示や着信音などを見聞きすることなく、自分のケータイをすぐに見つけ出すことが出来る。

 一方目の前にある20台のiPhoneは現在1モデルで、PCのように背面にステッカーを貼っている人が1人いたけれど、前面はほぼ全てがディスプレイ。これを表にして並べたら誰のiPhoneだかすぐに分からなくなる。今後iPodのように黒と白の2色だったり、iPod nanoのように5色展開をしてくれることを期待したい、と思わされた瞬間だった。ひとまずこの場では、自分の顔を自分のiPhoneのカメラで撮影し、それを表示させることで、自分のiPhoneのIDとすることにした。

 日本のケータイのようにインカメラが用意されることもなければ、アウトカメラの脇に鏡があるわけでもない。自分撮りを自分で行うことは難しいため、お互いに写真を撮り合い、机に並べる。この光景も微笑ましい。並べたはいいが、時々画面を触ってあげないとバックライトがフェイド・アウトしてしまう(もちろん点灯時間は変更できます)。こうしてできあがった写真がこちら。

iPhone Party 2007.07.19 at Iwamotocho #36

 ちなみに後で述べるとおり、日本でもWi−Fi環境下ではYouTubeを閲覧することもできる。各自が思い思いの映像を表示させて同じ事をしたら、どうなるだろう。残念ながらiPhoneでムービーを録画することが出来ないが、もし動画撮影の機能があれば写真ではなく、机に置かれたiPhoneから一斉に自分の自己紹介ビデオが流れていたらと考えると、ついにやにやとする場面があった。

Safariがネットに常につながっている安心感

 さて記念撮影が終わってからiPhoneをつまみに話が始まった。まず多くの人が、しかも口を揃えて語ったのは、Safariに対する信頼感である。Wi-Fiの感度や公衆無線LANサービスに載りにくいという話もあったが、オフィス、自宅、その他のホットスポットに入ると日本でも、きちんとiPhoneはオンラインになる。そこでiPhoneの大きめな画面の中で、Safariがネイティブに動くのだ。

 そして「Safariのナビゲーションが素晴らしい」というご意見もうかがうことが出来た。

 これまでのケータイのフルブラウザやスマートフォンで搭載されているブラウザでは、ページが開けても、快適にページの中を移動したり、記事を読んだりすることがかなわなかった。全体を表示させると文字がつぶれて読みにくい。文字を拡大すると今度は全体が分からない。拡大・縮小が難しいから起きていた問題だ。Safariではタップやつまむといった動作を使うことで思い通りの表示に合わせることが出来る。ケータイとフルブラウザにまつわる問題を完全に解決していると言える。

 僕はiPhoneの魅力の1つに「Web 2.0をまとったケータイである」という話を書いた。しかしiPhone Partyで実際に生活の中でiPhoneを使っている方々に話を伺うと、Web 2.0をまとう以前の問題として「常にSafariがネットにつながっている事への安心感がある」ということだった。今まで非常手段的だったモバイルのウェブブラウザが、実用域に達したと言っても過言ではない。ネットが空気や水のようなモノであるとすれば、それを受け取るコップみたいな存在がiPhoneなのだ。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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